「強い円」はどこへ行ったのか☆☆☆☆★為替相場の様々な変動要因のうち、本書では、①成長率、②金利、③需給、特に、③の需給環境の変化を重要な論点として、現在の円安を中長期的な視点から読み解く。円安がコロナ禍やウクライナ戦争等による一過性のものではなく、この10年間における「円(ひいては日本経済)の構造変化」、具体的には経常収支の悪化によるものであり、「かつての円高は戻らないかもしれない」というリスクを認識した方が良いようである。