焦眉ー警視庁強行犯係・樋口顕 | 読書雑記

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☆☆☆★★


警視庁捜査一課の係長である主人公の樋口顕は、組織の中で衝突を避け、言いたいことも言えず、常に一歩引いた姿勢を保っている。そうした性格や行動が、警察内では、慎み深く、思慮深いと評価されているのだが、自身はそうした評価を過大評価だと困惑してもいる。

しかし、樋口は、「警察官が守るのは法律でなく、正義だ」という強い信念に基づき、行動している。単に、トラブルを避け、安全な道を行く、事勿れ主義ではないのだ。