![]() | 検事の死命 (角川文庫) 702円 Amazon |
☆☆☆☆★
「最後の証人」を読んでから、すっかり「佐方貞人」と柚月裕子のファンになってしまった。
本書には3つの短編・中編の小説が収録されており、主人公の検事である佐方の父親の秘密も明かされる。
佐方は、郵便物紛失や痴漢行為といった小さな事件(と言ったら怒られるかもしれないが)でも、「罪をまっとうに裁かせることが己の仕事」と言い、決して手を抜かない。
どんな事件にも、その背景には人の人生がかかっていたり、社会の悪が潜んでいたりして、そのあたりを作者は、おもしろく感動的に描く。
