すごい実験-高校生にもわかる素粒子物理学の最前線 | 読書雑記

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すごい実験 ― 高校生にもわかる素粒子物理の最前線/イースト・プレス
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 ヒッグス粒子の発見が世間をにぎわせていたので、素粒子物理学について理解したいと思い、読んでみた。

 とはいうものの、本書にはヒッグス粒子については全く言及されていないが、サブタイトルのとおり素粒子物理学の最前線について、わかりやすく説明されている。

 ミクロの世界を解明するために、巨大な施設を作り莫大な経費をかけて実験を行うそのギャップが何とも印象的である。すぐに世の中に役立つとは言えない研究に多額の税金を費やすのはいかがなものかという意見もあろうが、人類の知的好奇心を止めることはできないし、そうした営みが人類の進化を支えてきたのだろうなと思う。

 多田将さんの風貌やユーモアあふれる解説もおもしろい。