三男が「勉強したくないから中学受験しない」と言い出してから
次男の時のことを振り返って、いろいろ考えてみた。
なぜ、次男は中学受験しようと思ったのだろう?
なぜ、私は次男に中学受験させようとしたのだろう?
発端は、さらに前の長男の受験に始まるように思う。
小6の9月に突如決めた中学受験。長男は、
仲の良い小学校の友達と別れなくちゃ行けないのに。
通学には時間がかかるから早起きしなきゃいけないのに。
(ちなみに地元の公立中は目の前にあり、5分で行けます)
つらい受験勉強をしつづけなきゃいけないのに。
ライバルと比べて遙かに出遅れているから、受からないかも知れないのに。
スタート時期が遅すぎたため、塾には行かずに私が自宅で勉強を教えた。
いわゆる『パパ塾』である。
勉強しながら何度も、「もうやめろ!」「イヤだ!諦めない!」を繰り返し、
最終的には、何とか一つだけ勝ち取った合格。
夜遅くまで私に叱られながらも、短期間で合格した長男を見てきて、
結果として合格したことと、親子の深いふれあい(勉強)の様子が、
次男的には、かっこよく、また羨ましかったんじゃないかと思う。
(本人に直接聞いたわけではありません)
逆に、私はなぜ次男を中学受験に導こうと思ったのか?
長男は、何事にも努力家で集中力もある。外からも「やる気」が見える。
だが積極性は低く、率先して委員長やリーダーを買って出るようなことはない。
どちらかというと、人付き合いが下手で引っ込み思案なタイプ。
授業中でも手を挙げることは、ほとんどない。
だが、勉強はできるほうで、学校のテストはほとんど満点。
対して次男は、要領が良く、なんでもサラッと(=テキトーに)やろうとする。
そのせいか、いつもだらだらして「やる気あんのか!!」とすら思える。
積極的で何にでも口を挟み、コミュニケーションは上手い。
また、とにかくやりたがり・目立ちたがり。
でも執着心が薄いのか、やっぱり仕上がりがテキトー。
性格的・性質的には、こんな違いがあり、よくある長男次男のキャラっぽいと思う。
これらのキャラからしても、どちらかと言えば長男の方が受験向きだろう。
実際、受験した理由を聞くと、「自分の力を試してみたかった」からだ、と。
問題は、このあとなのだが、実は長男は将来の夢を持っている。
実現は難しいかもしれないが、夢があるなら学歴はそう問題ではない。
なりたい自分が明確になっているというのは、強いものだ。
次男はというと、将来なりたい職業がコロコロ変わる。
子供なのだからそれは仕方がないのかも知れないが、
少なくとも「なりたい自分」ははっきりしていない。
となると、やはり学歴は無いよりあった方が良いと思ってしまうのである。
この先、まだ将来のなりたい職業が変わるかもしれない中で、
一定以上の成績があれば、その選択肢が増えるだろうと考えるのだ。
普段から強く意識したことはないが、
これがたぶん、私が次男を受験させた理由なのだと思う。
終わってみると、次男は、だらだらしているように見えるも、
実に良く勉強していたということは分かったし、
やりたがり・口出ししたがりでも、コミュニケーションの上手さから
会話によって得た知識なども多く役に立っていた。
どうやら、要領が良いというよりむしろ、悪いのかもしれないと思った。
これら二人のアニキを見て、三男はどう感じているのだろうか?
過去の二人の勉強の様子から、受験をするかしないか、決めかねているのかもしれない。
学力はありそうだが、精神的には幼い三男。
三男は、将来「なりたい自分」がまだ決まっていないようなので、
それなら、なおさら受験して中高一貫校を選んだほうが良いと思ってしまう。
本人が自ら『その気』になってくれるのが一番だが、
親としては、どう仕向けたらいいか?どのくらい干渉するべきかが悩みどころである。
あくまでも、最終目標は子供たち自身が、「なりたい自分」を見つけてくれること。
そのために、ちょっとだけレールを敷いてやるのを手伝うだけだということを、
忘れないようにしたい。