Cristo Negro (黒いキリスト) | 秀のブログ

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「Tres Esperanzas」



ホームステイをしている家族と一緒に


グアテマラの国内旅行中です。




アンティグア市から離れること263km


バスで移動して6時間のところにある


「エスキプラス」に来ています。





ここには大きなカトリックの教会があり、


「黒いキリスト像」があります。


なぜキリスト像の色が黒いのか?


に関しては諸説あるようで


肌の色の違いを指すとも言われていますが


正確な情報はよくわかりません。



これはお土産屋さんの写真です。


十字架にはりつけにされたイエス様は


血だらけになっているところが


生々しく描写されています。





ここグアテマラのイエス様は


「クリスト・ネグロ」(黒いキリスト)


と呼ばれています。



僕は仏教徒なので


教会に行くけど、一緒に行く?


と、一応聞いてくれました。




もちろん行きますとも。





教会で礼拝なんて初めてで


何をすれば良いのかわかりませんが




列の前の人にならって


見よう見まねでやってみることに。



イエス様の前で両膝をつき


クロスを切って




初めてのご挨拶と


ここに来れたことの喜びと


ご加護をお願いしました。




そして


膝をついた状態で


イエス様を下から見上げました。





ご対面してみて




うわ‥


なに、この感じ。


自然と涙出てきました。





とても大きな存在として


たくさんの人々のために


長い年月、ずっとそこに佇まわれていらっしゃるんですね。




黒いイエス様の下で感じたのは




慈しみの愛


与え続ける愛


無償の愛


ただ、愛する




そんな感覚なんですけど、




感じたものを言語化するのが


とても難しくて


それでも正しいかはわかりませんが



とにかく「大いなる愛」


を感じました。





讃美歌にあるように


とにかく慈しみが深くて


イエス様の愛というのは


こういう感覚なんだと


初めて触れることができた


そんな感じがしました。





日本のお寺にある


仏像の前で


何度か涙が出てきたことがあったりしますが






その厚い信仰心に支えられ


その人々を支えておられる


「神」という存在の前で





自分が生かされていることの


感謝を感じます。






神様や仏様の存在は


国や宗教が違っていても


この地球上には


無くてはならないもの


なんだと思います。





クリスチャンじゃなくても


その偉大さをとても感じました。





イエス様やっぱすげぇ。





明日の朝、ミサがあるということで


もう一度お会いしてきます。




追記


翌日の記事で黒いイエス様の写真をアップしております。