Centro Cultural César Brañas その2 | 秀のブログ

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今出来ること
今でしか出来ないことが
未来につながりますように。
「Tres Esperanzas」


その1の続きです。



画家の山田大乘さんによる

文化センター内の壁画

2つ目の作品です。



右下に、サインがあります。



作品タイトルは 「再生」



左下には

少しわかりにくいかもですが

コロナウィルスが描かれています。



そこに向かって

眩いばかりの光が放出されています。



光の中からは

グアテマラの象徴である鳥

「ケツァル」と

日本のキジ、

不死鳥である鳳凰が

自由へと向かってて羽ばたく姿として

描かれています。



山田さんは過去に

日本の着物の染色をされていたそうで

桜の花びらなど

とても細かなものを

作画に取り入れておられます。




この壁画の横幅は4mほどあります。

仕上げるのに

いったい何ヶ月かかるんだろう?



と思って訊いてみると

「18日です。」と山田さん。


えーーー

意外と早いんですね。

と驚いてしまいました。



速乾性の水性塗料を使われているので

あまりゆっくり描くことができないそうです。


それにしてもこの大きさを

3週間足らずで描かれたとは。


階段の上に位置していまして、

横の扉と比較すると

大きさがわかるかな?

と思います。




そしてそして、

今現在、製作中の作品があります。





森の中にある、一本の大きな樹。

とても暖かそうなエネルギーに満ちていて

天から強力な光がさしています。



映画の「アバター」に出てくる

全知全能の樹があるんですけど、

その樹をイメージされたそうです。



まだまだ収まらないコロナ禍。

しかしきっと明るい未来がある。

そんな感じを受けます。



このかたが山田大乘さん。

中南米で広くご活躍されています。

先月はメキシコで仕事をされ、

今はグアテマラに滞在されていますが

完成後はまた

メキシコから声がかかっているとか。



作品の制作途中におじゃましたので

アトリエぽい現場ですよね。



ここからは得意の細かい花を

描かれていくんだそうです。



やっぱり日本人として

日本の花である「桜」を入れたい。

そうおっしゃってました。



完成がとても楽しみです。



この作品が完成したら

またアップさせていただきますね。