悪かったと思うことがあっても、



決して自分から申し訳ないと思わなかった。



酷いことをしたと後々振り返っても、



その時は決して負けたくはなかった。



何に維持を張っていたんだろう。



何が正しいと思ってたんだろう。



ごめんと一言謝る言い草も、



何故か気持ちは込められなかった。



だけどこれだと思う原因は、



僕を理解してくれないことだということ。



それが最大で最小の理由だった。







懐かしい人を思い出した。



昔近所に住んでいたおばあさん。



昔仕事先で働いた年下の女の子。



昔街ですれ違ったあの人。



僕が出会ったこれまでの全ての人は、



数え切れない程多くの人で、



それぞれに作り上げた人生があり、



それぞれに出会った意味があるとしたら、



僕は関わる全ての人の心に何かしらの、



印象を残していたのなら嬉しい。



もしもそれが運命なら尚更。







このままじゃいけないと、



もう1人の僕が呟く。



このままでいいのかと、



もう1人の僕が囁く。



いいわけないじゃないか。



この僕がそうもう1人の僕に話せば、



では何故何もしないかと、



常に言われてる気がしたんだ。