688.UNTITLED人の服装、人の言動、人の性格。少し離れた所から見て笑って茶化した。そんな自分を棚に上げ褒めて悪くないと、甘やかすことに少しも疑いはなかった。自分も誰かからそう思われてる。実感がないうちは何だって強く攻めてた。気持ちが弱くなった途端味方もいなくなる。そんな世界で生きてたんだ。離れる勇気は持ってもいいけど、旅の支度はしてはいけないなんて矛盾。今の僕には理由がわからない。嘘の中に真実を紛らわすより、真実の中に嘘を紛らわすことの方が信じてもらえるように。
687.DEEP DEEP後ろめたい気持ちはない。だけど前向きな言葉もない。ただここが居心地いいと思わない。何もない自分が嫌になる。願うのは現実味のない妄想の世界。全てが都合良くいけばいいと、楽な方ばかりを夢見てる。努力は惜しむほどしていない。全ては当たり前にやってるだけ。理想が高いとか低いとかの問題じゃない。満足がいくかいかないかの話。こんな僕の今の気持ち次第では、きっと時間の無駄使いをしてるんだろう。どこが正解なのかわからないけれど、昔よりも更に迷い込んだという感覚はある。足元を照らす光はない。誰も案内なんてしない。本当は誰かに聞きたいのかもしれない。夢って本当に叶うのかって。甘えた言葉ばかり並べてしまうよ。
686.UNDER THE SKY空を見上げた。冬の空を見上げた。星は輝いて見えた。それでも僕は寒さをしのいで見つめた。もう吸い込まれたかもしれない。もう後には戻れないのかもしれない。僕は僕を失いかけていた。もう少し夢を見ていた気がしたのに。