1日は長かったけれど振り返るには早かった。



携われたのには感謝したけど実感は湧かなかった。



楽しい一面と苦しい時期。



交互に巡り巡って毎日を過ごしてきた。



いつまでも楽しく過ごせるわけではなかったし、



いつまでも苦しく味わい続けたわけでもなかった。



気持ちが深化し進化し続けていたから、



積み重なって出来た僕がここにいる。



2年前の僕よりも理解は出来たはず。



3年半前の僕よりも違う景色を見てきたはず。



6年前よりも周りは凄く変わってしまった。



8年前よりも責任は大きく多く持ち始めている。



けれど10年前に考えていた気持ちを忘れていない。



今思えば素直過ぎたのかもしれない。



他人には認められたように上手く使われているのかもしれない。



簡単に捨てられる存在の1人でもある。



覚えているのは僕1人だけ。



10年前の今日、今何してただろう。



印象的なその時を僕は覚えている。







言葉を並べて納得してはまた並べる。



納得したはずなのにと思いながらも納得してはいなくて、



自分の中で考えを受け入れようとまた繰り返す。



誰かの言葉を参考にしたい気持ちと、



自分の考えをまとめたい気持ちを融合させたいけれど、



結局は誰かの意見に流されて決断している自分に気付く。



僕には自分というものがなかったんだ。



ただ受け入れるだけの身体。



だけど受け入れるのにも時間がかかるというのは、



どこかで僕が存在している証拠なのかもしれないと、



少し前向きに考えていることにも気付けたんだ。







好きとか嫌いとかじゃなくて、



もはや手遅れだったようにも思える。



目の前のことに精一杯打ち込むことが、



それが今のやるべきことなのではなくて、



それしか今打ち込めるものがなかった。



失えば作業をしなくて済むけれど、



毎日に時間が作り過ぎて余ってしまう。



こんな葛藤を抱えている人はどんなにいるだろうか。



あと一歩という勇気に繋げられない。