というわけで。
昨日は私設リーグ“EVOリーグ”の第二節でした。
Aリーグの坂本大志Pを中心に、中村英樹P、三ヶ島幸助P、大森康弘P、高倉武士P、川上貴史P、関翔太郎P、沖ヒカルP、立花裕P、品川直P、浅井裕介Pが参加する最高位戦の有志によるリーグ戦です。
若手の注目度の高い選手が多いかなと思います。
……若手っていうほど若くないけど、僕もww
このリーグの特徴は、ひとつは点数計算。例えば子であれば、四翻8000、五翻10000、六翻12000、七翻14000……という具合に、満貫以上も一翻ずつで上がっていきます。
そしてもうひとつは、局が終わるごとに行われる撮影。
全ての局ごとに手牌を開いて河と共に記録して、半荘が終わるごとに四人で討論しながら検証します。
勉強会を兼ねたスタイルで場面によってはかなり細かくつっこめるので、いろんな人の思考を吸収できてかなり興味深いです。
おかげで四半荘で九時間とかになって、後半は体力的にもかなり過酷ですが。
そういえばかなり面白い局がありました。
親の自分、南家の坂本Pもテンパイ濃厚、北家の浅井Pからリーチがかかっている局。
最後の巡目、自分はもうツモ番はないがテンパイを維持できて、ハイテイはリーチ者の北家。
西家の中村Pが小考して、おもむろにチーをして北家のハイテイをずらし、親の自分にハイテイを回しました。
ノーテンからのハイテイずらしなんですが、自分もハイテイなら高め4000オール。嫌な予感がしながらもツモったハイテイは、体感40%ぐらい北家のリーチに当たりそうな危険牌!!
点棒状況的にもトップ目であまり無理することもない自分は、結局オリ。 結局その牌は通る牌だったんですが…
結果的には西家の中村Pが一人ノーテンで自分は1000点の収入になるはずが、1500点払ったあげくに親番を落とすことになるという、強烈なハイテイずらし!!
自分はこの局面でのハイテイずらしはちょっとやる発想がなかったのでかなり斬新でしたが、このままなにもしなければほぼ一人ノーテンという状況なら、それもアリかもな…と思いました。
これもみんなで討論したんですが、このケースの優劣はかなり判断が微妙で、なんとも言えないかな…と結論づけられましたが。鳴きのスペシャリストたる中村Pの個性を感じました。
昨日までの二節でのポイントはこうなりました。
1244でちょっと浮いたけど、逆に言えば素点のわりに着順取りが下手だったということですね。
結果的に中村Pのチーでおろされた半荘は坂本Pに捲られて二着だったので、かなり強烈なハイテイずらしでした。しびれるー( ;∀;)
また来月が楽しみです!!