デイリースポーツ 11月12日(土)9時11分配信
今季国内FA権を取得した広島の栗原健太内野手(29)が11日、広島市内の球団事務所でシーズン終了後2度目の交渉を行った。「誠意」を決断ポイントに挙げ、「前回まではまったく感じなかった」と球団に訴えた。権利行使については「五分五分」とし、結論は先送りにした。
広島残留か、FA権を行使しての移籍か。約2時間半にも及んだ今回の交渉は、栗原にとって大きな分岐点となりそうだ。
まず、これまで悩み続けてきた決断のポイントに「誠意」を挙げた。しかし、シーズン中から何度も話をしてきた球団からは、是が非でも残留して欲しいという強い意志が伝わってこなかったという。必要とされているのか‐。自問自答を繰り返してきた主砲は、率直な思いを球団にぶつけた。
「前回まではまったく(誠意が)感じられなかった。選手は自分が必要とされているかということが大切だと思う。『言われなくても分かるだろう』というのではなく、言葉で何度でも伝えて欲しいと言った」
何度も言葉に詰まり、寂しそうな表情を見せた主砲。さらに複雑な胸の内をさらけ出した。「よそから話があったとしたら『必要だ』とか『ぜひ欲しい』と言われたらうれしいし、評価をしてもらっているんだと思うでしょう。ただ『残って欲しい』と言うのとは温度差がある」。
一方で、カープで優勝したい思いに変わりはない。日大山形を卒業後、12年間を過ごした広島は今や“第2の故郷”となっている。
「一番はカープで優勝したい。もっとチームが強くなるために僕が考えていることも伝えた」。この日の熱い言葉は愛着の裏返しでもある。「気持ちは五分五分。球団がどう感じて、対応をしてくれるのかという期待はある」と話しており、権利行使へ一気に気持ちが傾いたわけでもない。
ただ、今後の球団の対応次第ではFA権を行使する可能性は十分にあり、巨人や楽天などがその時に向けた調査に乗り出していると見られる。
次回の交渉は週明けに行われる予定だ。「後は待つだけ。(球団が)しっかり考えてくれたらうれしい」。栗原が決断を下す時はもう目前まで迫っている。
FA宣言しての残留は基本的に認めてこなかったカープ。今までもみすみす生え抜きの主力選手を他球団に流出してしまってきたわけですが、カープの下交渉っていうのは毎度「残って欲しいけど、FAしたいのであればどうぞ」的な感じなのでしょうか?まだ若く年俸もそれほど高くない栗原がFAすれば、獲得に動く球団は確実にあるでしょう。新井退団後、ようやく育った若き4番をこのまま放出してしまって良いものなのでしょうか? 来週にも再度交渉するみたいですが、是非ともここはカープの「誠意」(金額面を含めて)を示して、離れかけている栗原の気持ちを手繰り寄せてもらいたいものです。
ミコライオ投手を獲得=プロ野球・広島
時事通信 11月12日(土)15時16分配信
今季まで在籍のジオ、シュルツの両投手とは契約を更新しない方針。(金額は推定)。