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貯玉

最近は貯玉システムが入っているお店も多いですし、会員になられている方も多いのではないでしょうか。

この貯玉システムの本質が何かというのは、ホール関係の方ならよくご存知でしょう。
でも、一般にお客が抱いているイメージはとても雑多だと思います。

換金差を節約できておトク
まず、一番最初に浮かぶのが、「換金しないで次に持ち越せるからおトク」というイメージ。
このシステムを初めて見聞きした人の大半がこう思うことでしょう。
パチンコでいえば、例えば、3円交換のホールでは、換金すると33玉=100円相当なのが、貯玉なら次回も等価で使えるから、25玉=100円になります。
2000玉あったとして、換金すると、2000÷33×100=6000円。それに端玉の20玉のお菓子。
貯玉だと、2000玉÷25×100=8000円。
次回打つ資金が、1玉につき1円増えるのと同じです。

会員としての囲い込み
貯玉には、会員登録が要求されます。
貯玉は一般に他店では使えません。
パチンコを打つのに現金で打つ他店に行くか、貯玉のある登録店に行くか。
お客の囲い込み効果が高いのは明らかですね。
これは、お店にとっては釘調整や新台導入の影響でお客が増減するリスクを減少させます。

金融的効果
お店にとっては、さらに、金利を得るに等しい効果も期待できます。
本来は現金に換えて放出するところを(3店方式ですから、厳密には違うのでしょうが)、放出せずに留めておける。それだけ、当面使えるお金が手元に残るわけです。

直接に起こることは、こんなところでしょう。
お互いに儲かってめでたしめでたし。
貯玉バンザイ!



いえいえ。
そんな簡単にはいきませんね。
お店は現金収入を必要としますし、お客も現金がほしいものですから。
お店にとっては、貯玉システムの導入にかかる費用だって負担しなくてはならない。
じゃあ、そのお金はどこから出てくるのか。
当たり前ですが、現金の出所といえば、現金で打つお客からです。

換金差の放棄
お店の中には、現金投資で打つお客と、貯玉で打つお客が混在します。
先の例でいえば、かたや1個4円。かたや1個3円相当。
貯玉組はいつでも25%オフです。

賢いお客がみんな貯玉で打つことにしたら、このお店は実質3円等価交換店となりますね。
でも、そうなるとお店が営業しても玉が店内で巡るだけになりますから利益が出ません。
必然的に、貯玉システムがあるお店では、等価交換で利益が出るような営業形態になります。
そうでないと干上がってしまいます。
25%オフセールを毎日開催していけるほどパチンコ店は儲かってないでしょう。
また、それでも利益が出るようなお店は、ある意味ヤバイですw
33玉100円でなくて、もっと等価に近い換金率のお店であっても、本質的には同じことです。

ゆえに、貯玉システムを導入したお店は、釘が悪くなります。
理屈から言って、これは避けられません。

現金投資のお客
貯玉システムを導入したお店で打つ現金投資のお客は、非常に不利になります。
貯玉で打つお客の分まで利益を提供しなくてはならないのですから、きついと感じる可能性大です。
そこで、そのお客が貯玉会員になろうというのならば、3円等価交換店に1歩近づきます。
そのお客が負けるばかりでもう来なくなったとしたら、お店はお客を失います。

等価交換化
かくして、貯玉システム導入によって、お店はお客の選別を行うことになり、数ヶ月もするとその影響が顕著に表れきます。
あまりお店に来なくていいきついタイプのお客が常連と化し、保留4でも打ちっぱなしで隣の台を見ているような上客が離れていく。多かれ少なかれそういうパターンがあるはずです。
そして、ホール内の台は、等価交換のような釘調整だらけ。
一見のお客は、割高な貸し玉料金を払わないと打てないという、3円等価店のできあがりです。
もう、まともなお客は減る一方です。

バランス
多分、こういう事態に陥る前に、貯玉総数と稼動とにらめっこしてマメにバランスを取る必要があるのでしょう。
つまり、単純に言えば、貯玉が増えすぎたら釘を締めて回収し、貯玉が減りすぎたら釘を開けて現金投資を募る。
このとき、釘の開け閉めだけではわかりにくいので、それとイベント等をからめてうまく営業すると。

このバランスを取り損なうと、最悪の場合には稼動の大幅低下をもたらしただけで、貯玉システムの廃止とか、換金率の変更といった大鉈をふるう必要が生じます。
貯玉システムの廃止は、貯玉をもっているお客に対してダメージを与えます。
ボロボロになったお店でも通ってくれる常連(ただし上客ではない)人たちの信頼低下は避けられないでしょう。

換金率の変更は、換金率を上げても下げてもなかなか大変です。
例えば3円交換を単純に2.5円交換にしたとしたら、貯玉の価値を大幅に下げることになるので信頼は崩壊します。
以前の貯玉を3円、今後の貯玉を2.5円という具合にすることはできないでしょう。
また、貯玉システムを残していくとしたら、換金差をさらに大きくするのは自殺行為です。
従って、必然的に換金率は上げざるを得ません。

3円交換から4円等価交換にすれば、実質的には3円等価から4円等価への変更となります。
貯玉会員は、得をしたというので不満が噴出することはないでしょう。
この場合、貯玉システムはほぼ無効化されます。
お客にとって端玉の処理以外のメリットがありませんから、どんどん換金されるでしょう。
お店にしてみれば、金融的効果はほぼ無くなります。
個人情報を得られるという効果はありますが、それを有効活用できるものかどうか。
システムの維持費を考えると、もう意味ないかもしれませんね。

いずれにしても、バランスを取り損なったお店は、荒廃だけが残るということになるでしょう。
恐るべし貯玉システム。

お店にとっての理想は、ちょっとだけ貯玉を使って、入れたり出したりしながら、ほどよく現金投資を重ねてくれるお客なのでしょうが、そういうお客をつけるのは本当に難しいだろうなと思われます。



さて、ちょっと目線を変えて、お客にとっての貯玉システムについて少し考えてみます。

貯玉の不安
お客にとっては、貯玉会員になることのリスクがいくつか考えられます。
まず、風俗営業店で個人情報を残すことの不安。
余暇にギャンブルをしているというのは、一般にマイナスイメージですし、他人には知られたくない人も多いでしょう。
それが、会員になったばかりにお店からダイレクトメールが来たり、よくわからない金融業者のチラシがポストに入ったりするんじゃないかと思うと、なかなか会員登録はできません。
マジメな堅いお客ほど登録してくれず、ヤクザなお客ばかりが集まるのだろうなと想像がつきます。

次に、貯玉を保障してもらえるかどうかという不安もあります。
第一には、お店が換金率を変えたりしたらどうなるかとか、最悪、お店が閉店したらどうなるかという不安があります。現金投資無しで常時打てるくらいに貯めようとしたら、2~3万個は必要でしょう。
先の例の店でいえば、3万個以上も貯玉していたら10万円相当になります。
近所で頻繁に通えるのでないと、心理的な抵抗が大きいでしょう。

こうした不安を自己解決できる人や、不安をそもそも抱かないような人でないと、会員にはなれないのです。
そもそも、そのお店を気に入っていなければいけませんねw


まとめ
こうしてみると、貯玉システムというのは、とても稼動のよい大型店が、チョロっと使うのに適したものであり、貯玉の増減で一喜一憂するようなお店には使いこなせないように思われます。

お客としても、お店の側にそういう事情があると知った上で、登録の是非以前にまず、そのお店で打つか否かの参考にすべきものなんじゃないでしょうか。
どちらかというと、貯玉システム導入店は、打つにはリスキーだと考えるべきかと。



余談
こんなことを書く気になったのも、私のお気に入りだったお店の惨状がきっかけでした。
今では前を通っても入らないことがほとんどです。
そのお店の会員カードは、店の中で2つに折りました。
もうずっと前のことですが。

会員登録した当時と比べて、あまりにもかけ離れた状態で、もう堪えられませんでした。
釘調整に関しては、お客が不快になることをどれだけでもやるようになってしまいました。
本当は店長の目の前で折りたいくらいだったけれど、そんな嫌がらせをする権利はありません。
店の中でこっそりと折らせてもらいました。
折ったカードは机の引き出しにしまってあります。



追記:
貯玉引き出しの手数料について言及すべきというコメントを頂いたので、少し追記しておきます。
手数料を取る場合は、大抵は、現金投資より若干安い程度になるよう設定されていますね。
例えば、3円交換の店を例にとれば、1個0.5円相当の手数料を取るというような具合で。
この場合、現金投資との差額は1円ではなく0.5円になります。
また、3円等価ではなく3.5円等価ということになります。

もちろん、手数料で利益を得るという狙いもあるでしょうけれど、どちらかというと換金差を小さくして貯玉のメリットが大きくなり過ぎないように調整するものであると思われます。

1日に使用可能な玉数を制限するのも同様です。
これは、例えば、1日に2000個の引き出しを上限とするといった形態のシステムです。
貯玉で甘い台を狙い打たれてはたまらないので、貯玉のメリットを削るわけです。
3円の玉を2000個、4円の玉を4000個打てば、
(3×2000+4×4000)÷(2000+4000)=3.67円/個となります。
2000個でやめて帰るので無い限り、手数料と同じ効果が得られます。

さらに、持ち球共有で打たれる場合の対策でもあるでしょう。
共有無制限の店で、出球手数料無料かつ貯玉利用無制限とすると、プロっぽい人が徒党を組んでやってきて、釘の甘い設定の台を打ちまくって根こそぎにしていく恐れもありますし、うかうかと釘を開けられなくなってしまいます。

さらに、貯め過ぎを防ぐ効果もあります。
貯めまくっても引き出せないなら、誰も無駄に貯めません。
その結果、お客のレベルを問わず、ほどほどの現金投資を引き出せるわけです。


※上記すべて、一介のお客である素人の私が考えたことなので、実際にはさらに深い理由があるかもしれません。中の人にしかわからないこともあるでしょう。そういう限界はあります。

基本の基本

ホールコンピュータを攻略すれば勝てるそうですね。
まさに基本の基本w

そんな根幹にかかわる部分を、1000円足らずの費用で破ることができるなんておいしいですね。



私は寝言が嫌いなので、そんなお金は払いませんがw

京楽の目指すもの

今日は仮面ライダーMAXと、1パチの天国の階段を打ってみました。
どちらも当らず。
小当たりどまり。

打っていて、冬ソナ劣化とか、潜確詐欺とか、そういう言葉が頭に浮かんでくるわけです。
しかし、どこかで経験したような感じでもあります。

なんだろう?
何に似ているのか・・・?



ひらめきました。

「高尾」です。
京楽は、高尾になりたがっているんですよ。
そう気づいてからは、モヤモヤがすっと晴れて、高尾モードに入ることができました。
謎が解けたので、多分もう打たないと思いますw

また、これは、裏を返すと、高尾は京楽の枠に入るセルを作ればいいのかもしれませんよw
他の問題がありそうですがw


しかし、有力メーカーがアビリットや高尾もどきのことをする状況って、どうなんでしょうね?