賃貸住宅の契約は
一年ごとの更新が一般的ですが、


いつ辞令がでるやもわからない日本人駐在員は、
契約期間途中の解約の特例を
絶対に契約書に盛り込んでおかないとダメです。


じゃないと、
残りの契約期間の家賃を全額払うことになっちゃいます。



ニュージャージーで日系の不動産仲介の仕事をしていた友人は、

日本人に貸したいっていう割には、
途中解約の特例を理解してくれない大家さんが多すぎて、
決まるものも決まらなくなるーえーんって

言ってたこともあったっけ。



日本人テナントは
家賃滞納もないし、土足じゃないし、キレイに使ってくれるから
と、
賃貸業を営む人には、結構人気があるそうです。




我が家の場合、
契約期間途中の解約特例は

退去の2ヶ月前noticeの、
1ヶ月分の家賃ペナルティでした。

つまり、退去の時に、来月分の家賃を払うことになります。



長くこのブログを読んで下さっている読者様はご存知の通り、
元・大家さんはドケチでありますので、

途中解約した場合、モメることも想定していましたが、


偶然にも、契約更新月が4月の、
3月退去だったので


大家さんの懐は全く痛むことなく



円満退去となりました。



退去時クリーニングのことでもちらっと書きましたが、

クリーニング&原状回復することで
契約時に払ったデポジット(敷金みたいなやつ)を
まるっと全額返して貰えるんですが

途中解約のペナルティで
家賃1ヶ月分を払わないといけないので、


差引したら、
バージニアの家の家賃1ヶ月分くらいしか
戻ってこなかったのでした真顔



私自身も、日本の持ち家を賃貸に出している大家さんではありますが、

つくづく、

アメリカの賃貸市場は、
売り手市場で、
大家という立場が守られているなぁと感じます。


日本の賃貸契約書に、
解約時のペナルティなんて
書いてなかったからね。。。えーん
書くこともしなかったけど。

自分、立場弱いっす。



余談ではありますが、

退去の2ヶ月前、大家さんに途中解約の旨の連絡をしましたが、

大家さんが、次の入居者募集をかけて、
私たちの入居中に、希望者がどんどん見に来るってことはありませんでした。


我が家の退去後、リノベーションして
さらなる高値で賃貸に出すことを計画していたからです。

もう、流石!としか言えない笑い泣き



もし、入居中に内覧希望者が来る場合は、
事前に、こちらの条件を言っておくことが大切です。


例えば、

子供がいるから、午後5時以降の内覧は不可、
少なくとも半日前には内覧スケジュールを連絡すること、
靴は必ず脱ぐか、シューズカバーをつけること、
自分が留守の時の内覧の可否、

とかね。


なるべく大家さんに協力してあげるのが円満退去の鍵だと思いますが、

テナントにもテナントの日々の生活や都合がありますので、

そこは遠慮しないで
主張しましょう〜ウインク


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