先日読んだ、『嫌われる勇気』の続編、『幸せになる勇気』をついに読了しました。

 

 

 

 

今回も、結構丁寧に読みました。

 

『嫌われる勇気』では、「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払われないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない」という内容がメインテーマでしたが、そこだけ切り取ってしまうと、自分善がりで自分勝手で他者を顧みない生き方になってしまう。そして、それは結果としてとても幸せな生き方にたどり着けない。

 

そこで、『幸せになる勇気』では、「共同体感覚」について掘り下げています。

 

共同体感覚とは、社会を形成する際に対等な関係で「他者」に関心をよせることで、

それを成し遂げるには、唯一無二の存在である他者を”ありのままのその人”として尊敬する能力が必要。

 

特に興味深かったのは、人間は心が先に成長し、身体の成長が遅い、という話。

子どものときに「やりたいこと」と肉体的に「できること」のギャップに苦しむことになり、自らの不完全さから劣等感を抱き、それゆえに努力と成長の促進剤となった。

人間が様々なモノを発明できたのも人間が弱かったから。

さらに、人間は弱さゆえに共同体をつくり、協力関係のなかで生きている。

全ての人間には「共同体感覚」が内在しているので、身につけるというより「掘り起こす」必要があると。

 

幸せになりたければ、自ら交友関係を通じて掘り起こしていく。

人は一人では生きていけず、他者とつながるためには、他者を信じなければならない。

 

人の全ての悩みは人間関係にある、しかし、人の幸せもまた人間関係のなかにある。

 

ストレスを一切取り除こうと、人間関係を遮断して孤独になれば全て幸せか、と言えばそうではない。

幸せになりたければ、人間関係を構築していくしかない。

何とも人生とは難しいと思いつつ、核心をついているな、と思わされます。

 

 

最後の方は、婚活している人が読んだ方が良い内容な気がしました。

「運命の人」なんていない。

「運命だと信じること」を決意しただだけ。

「運命とは自らの手で作り上げるモノ」

「この人を愛したならば、自分はもっと幸せになれる」と決意すること、その決意こそが「幸せになる勇気」ということみたいです。

 

結婚は相手を選ぶことができるから、迷ってしまうけど、生まれてきた子は迷っている暇なく無条件で愛を注がねばならない。

その意味で、子を持つことで、愛すべき対象ができるので、幸せになれるということなのかな、と思いました。

 

どうしたら幸せになれるのか?と人生に迷っている方には、解決の一助になりそうです!