かなり有名な本なので、ずっと読んでみたかったこちらの本をついに読みました!
先日本屋に行ったら、”世界累計1000万冊突破!”とか広告出てました。世界中で読まれているんですね。
哲学的な内容ですが、対話形式なのでとっつきやすくて非常に面白かったです。
特に本書から学んだのは、全ての悩みは対人関係によって生じる、という話。
いわゆる劣等感も、誰かと比べることによって感じられるわけで、対人関係の悩みから解放されたかったら、「勝ち負けの競争の場所から身を引く」ことの重要性は心に刺さりました。
仕事上で、例えば上司や同僚から理不尽な指示をされたときに、イライラして言い返しちゃいがちですが、その行為を本書では「いかなる挑発にも乗ってはいけない」と。その理由として、これは「権力争い」なので、勝っても相手は復讐してくるし、当事者同士の解決は不可能になる、と。イライラをどこに持っていけばいいのか?とも思ってしまいますが、対人関係の中で「私は正しいのだ」と確認した瞬間、権力争いに足を踏み入れている、らしいです。
なので、ここはこちらが一歩引いて、「誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、権力争いから降りること」が重要で、これは「負け」ではないと。ここの考え方を持っておくと、一つ人間関係がスムーズになるかもしれませんね。私はまだまだ未熟ですが、このような考え方をしていきたいと思いました。
あと、承認欲求を否定している点も新鮮でした。
誰かがその行為を褒めているから行うという、賞罰教育も否定されてて。(親が子ども教育するときに褒めて伸ばすという行為そのものがNGと)
他者から認めてくれるから、○○をやるという考えだと、他者の期待に添う人生を歩むことになるので、自分の人生を歩めなくなる。そこから、対人関係から自由になる、「自由とは、他者から嫌われることである」という考えに結び付くようです。
「他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払われないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない」と。なかなか難しい生き方ですけどw
そして、対人関係の最終的なゴールは、共同体感覚(共同体=社会とか学校とか)で、「具体的には、自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要になるのが、『自己受容』と『他者信頼』、そして『他者貢献』」。
要するに、自分を受け入れ、他者を信頼し、「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるもの。
最後に、アドラー心理学の掲げる目標をメモ書き。
【行動面の目標】
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
【この行動を支える心理面の目標】
①わたしには能力がある、という意思
②人々はわたしの仲間である、という意識
私はかなりじっくり一読しましたが、おそらくもう一度くらい読むとさらに理解が深まるかな、と思いながら、アドラーの言わんとしている、人生はシンプルだ、という意味がうすら分かったので、2度目は今すぐでなくてもいいかな、と。(10年後くらいで?ww)
20代のうちは結構力んで生きて目標目指して!という考え方でいたけど、30代になって(もう中盤( ´∀` ))もう高みを目指すとかもなく、自分の能力もこの程度だよね、ほどほどに生きよー、てなテンションになった今の方がアドラー心理学はかなりしっくりきますww
もう一つの「幸せになる勇気」もじきに読んでみようと思います。