心理セラピストの渡邉千恵です。
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「自分らしさ」の勘違い!?
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今日は
あなたが思っている
“自分らしさ”は
もしかしたら
“あなたらしさ”ではないかもしれない
ということについて
書きますね。
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先日お会いした4歳の男の子がいるママから
面白い話を聴きました。
預けている区立の保育園の玄関に大きく
【自己肯定感をあげよう!】
ってたれ幕がかかげてあるそうです。
すごいですよね?
この年頃の子供に意味は分からないので
親御さんと先生方に向けた言葉なのだと思います。
子育てにおいて
自己肯定感を高めてあげることが
どれほど影響を及ぼすか?が
一般常識として浸透してきたのでは
喜ばしいことなのでしょうけど
最近はセルフイメージや
自己肯定感という言葉が
流行のCMみたいに連呼されて
改めて声高らかに叫ぶのも
なんだか違うように感じています。
もちろん“自分らしさ”や
“自分らしく生きる”
ということは大切なのですが
自分が
“これが自分らしい”と感じる基準
“自分が自分のことを
どういう人間だと思っているのか?”
という信念そのものが
本当は自分が感じたものではなく
親や育った環境の中で
体験的に埋め込まれたことや
常識として信じ込んでしまったこと
だったりする場合が多いので
“自分らしく”生きようと
頑張れば頑張るほど
本来の自分らしさからは
かけ離れていくような気もします。
だって本来の自分で
自然体でいるときに
何かを頑張る必要などないですから(汗;;
例えば小さい頃
いつも怒られてばかりいた人は
その体験から
いつの間にか
自分が自分を
「自分はだめな人」
「価値がない人」などと信じ込んでしまって
変わりたい、と思いながらも
その前提ではすでに
知らないうちに
潜在意識で
“だめな自分”が
“自分らしい”と
決めてしまっている
っていうことが起こったりします。
そして
人間の脳はすごい能力をもっていて
自分が強く意識した
(信じた)ことに向かって
全力でその情報を集める
(現実化する)特性があるので
自分が心の底で
だめな自分を“自分らしい”と
信じている限り
それを証明することに
頑張ってしまうことになるわけです。
自分がいつも
一番大事なところで失敗してしまう、とか
大事な人に誤解されてしまう、とか
モノゴトがいつも
望まない方向にいってしまう…
などということが繰り返されるとしたら
もしかしたら
私は私のことを
ひどく蔑(さげす)んで
ひどく軽く扱っているかもしれない。
とんでもない勘違いを
握りしめているかもしれない。
ってことを考えてみてほしいんです。
本当の“自分らしさ”は
無理矢理ポジティブな自分に
変わることでも
暗闇をなかったことにして
輝かしいことばかりに注目することでもなく
まずは自分の信念(=パターン)に
『気づいて』
良いでも悪いでもなく
『まんま受け入れる』ことから始まります。
なぜなら、
今まで自分が握りしめて来た
習慣的な無意識のパターンに気づいてこそ
新しい選択肢と自由を手に入れることが
できるからです。
今日も読んでくださったあなたへ
心からの感謝を込めて。