自分のために許す | 折れない心をつくるシンプルな方法

折れない心をつくるシンプルな方法

潜在意識を意識化し、本来の自分に気づいたとき、頑張らなくても心から望む人生を自ら創造的に生きることができます!
今日より明日、あなたの毎日がきらきらと輝きますように!
            心理セラピスト/メンタルコーチ 渡邉 千恵

人を呪わば穴二つという
ことわざがあります。

これは人に害を与えれば
自分も同じように害を受けるものだ
という意味のことわざです。

たくさんの方とお話をしていて
人に憎しみや怒りなどの
攻撃的な感情を持ったとき
それはそのまま自分に
返ってくる。

そしてほとんどが
相手に対してではなくて
自分に対しての
自分の根幹に関わるメッセージである
ように思います。

「あの人だけは許せない」という感情を
誰かに対して持ち続けているとき
その感情は相手から跳ね返ってきて
それを持ち続けている自分に対しての
自己嫌悪や、自己攻撃や
対人関係がうまく結べない
などの問題になって返ってきているのです。

つまりその誰かを許すこと
その感情を手放すことは
許す誰かの為ではなく
自分がより楽になれたり
自分をより好きになる為だったり
自分が今の課題を越え
より創造的な歩みを進める為に
必要なステップなんですね。


誰かに激しい怒りをもつとき
わだかまりを持つとき
攻撃的な気持ちが
どうしようもなく湧いてくるとき

その人の為ではなく
自分の為にその気持ちを手放す。

そのときに大事なことは
先ずその感情を
しっかり味わうことです。

誰かを憎んだり恨んだり
あるいは許せないと思うことが
人として悪いこと
いけないことだから許すというのは
絶対に無理なんです。

なぜならば
そうやって理論的に
考えて許せることなら
最初からそんなに深い
怒りや憎しみや恨みにはならないから。

だからとにかく
まず味わう。
素直に自分の中に
涌き上がってきた感情を味わう。

いきなり許すということではなく
先ずはその気持ちの奥に秘められた
本当の感情と
正面から向き合うことを
してみてはどうかと思います。

きちんと向き合うには
恐ろしく勇気がいりますが
そこを避ければ避けるほど

またその感情を見せつけるような
出来事や人がやってくる。

これが不思議と繰り返されるんですね。

だったらどこかで
腹を決めて向き合うことをした方が
自分自身の大切な人生を
より価値的に生きられるのではないかと
思うのです。

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善人たちも、また善人と見える人も、実は私と同じように悪の衝動を持っているのだと考えた。そういう弱いものとして、他人を許し、また自分を許し、悪をできるだけ抑制し、弱い人間同士で、なるべく傷つけ合わぬようにくらさなければならない。(伊藤整)

許しは、恨みや嫌悪に縛られた心を解き放つための鍵だ。苦痛の鎖や利己心の足かせを壊す力だ。(ウィリアム・アーサー・ウォード) 

人は不条理で自己中心的なものです。構わず、彼らを許しなさい。(マザー・テレサ) 

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今日は父の命日です。

8年前のこの頃も
今日と同じように
桜がほころんでいたはずなのに
父が亡くなった後の記憶には
まるで色がついていなかったりします。

2歳で別れて以来
生前はほとんど
一緒にいられなかった父ですが
不思議なことに
今はいつも身近に感じています。

両親がいて
生かされていることに
改めて感謝を込めて。

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ほんの少しのことを
知っているだけで
心がぐんと軽くなることがあります。

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