自分を大事にするとは? | 折れない心をつくるシンプルな方法

折れない心をつくるシンプルな方法

潜在意識を意識化し、本来の自分に気づいたとき、頑張らなくても心から望む人生を自ら創造的に生きることができます!
今日より明日、あなたの毎日がきらきらと輝きますように!
            心理セラピスト/メンタルコーチ 渡邉 千恵

ある人のメルマガを読んで
めちゃめちゃ引っかかった。

その人のカウンセリングを受けて
自分が自分を大切に扱うようになると
身の回りのモノが気になってくる、という。

はき古し よれよれの下着
古いままのカーテン…

今までは当たり前のように
身の回りに置かれていたものが
自分には相応しくないと気がつく、
のだと言う。

それはセルフイメージが変わった証拠で
自分にふさわしくない職場
自分にふさわしくない彼氏
自分にふさわしくない友人
自分にふさわしくない環境

セルフイメージが変わると
今の自分に相応しいものと
相応しくないものが
入れ替わってくる、というのだ。

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何がこうも引っかかったのか?
“ 相応しくない ” という表現だと気がついた。

ふさわしい、ふさわしくないというのは
ある一定の基準値があって
それを満たしているかどうかの評価
ジャッジをしているからなのだ。

つまり、あの人は自分にふさわしくない
というとき、自分はその人よりも優れている
あるいは上の立場にいるという
明らかなジャッジ(評価・判断)が入っている。

これはあくまでもジャッジなわけだから
比較の上に成り立つのだ。

他者との比較での満足は
次の比較を生む。
上には上がいるからだ。

セルフイメージ、
つまり自分が自分のことをどう見ているか
が変わるとはどういうことか?

それは自分が好きなものや求めているものが
明確になることなんだと思う。

そしてそれでいい。
人と違ってもいい、と思えることだ。
つまりは人はみんな、それぞれが違っていて
それでいい、と認められること。

条件付きではない。

だから自分をほんとうに認めた人が
今いる人や仕事や環境を
自分にふさわしくない、などとは
決していわないと思うのだ。
つまり外からの条件を変えることでしか
自分を大切に思えないとしたら
それはほんとうに自分を大切に思っている
ということではないのではないかと思う。

誰もがその仕事を一生懸命やっている。
そして自分もその仕事で食べることが出来ている。
それがふさわしくないとはどれだけ傲慢なのだろう。

たしかに自分は素晴らしい。
というか人はそれぞれが素晴らしい。
それはなんの仕事をしていようと
関係ないし、
どんな服を着ていようが
何をしようがしまいが素晴らしいのであって
環境や仕事など関係ないのだ。

それを自分は素晴らしいのだから
この仕事はふさわしくないなどと
大いなる勘違いをして転職などしようものなら

その人はどこに行っても
永遠に自分にはふさわしくない環境と仕事と人を嘆き
それに満足出来ずに放浪をすることになる。

つまり現状に満足出来ず
感謝を持てない人は
どこに行っても同じなのである。

それを自分を大事にすることと勘違いをしてはいけない。

はき古した下着も
色あせたカーテンも
自分を守ってくれた愛すべき存在で
もしお役目が終わったとしても
それにありがとうなのだと思う。

例え自分の意にそぐわないことがあったとしても
ひとつも無駄はない。

自分の周りの人、出来事、環境に
心からの感謝が湧いたとき
ふさわしい、ふさわしくない、
などということではなく
新しいステップ、
自分らしい道というものは
自然に拓けてくるものだと思っている。

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更新74日目。
今日はちょっと重い話を書きました。

これは特定の人への批判ということではなく
人が陥りやすい勘違いだと
私が感じたから。

あくまで私の見方だから
それは違うでしょ?って思われる方は
スルーしてくださいね。

今日も読んでくださって感謝です。



thank you