休みの日にイベントをやると、
預け先がないので
お子さんが一緒に来られることがあります。
先日もお母さんがイベントに参加している間
つまらなそうにしている
6歳と8歳の2人の女の子がいました。
トランプも本も
しばらくやったら飽きてしまうから
ばたばたばたばた、、、
とにかくややこしい(笑)
そこでちょっとした仕事を見つけて
彼女達にお願いすることにしました。
実は大人がやった方が早いし
説明する方が面倒なのだけれども(^-^;;
ちょっとね、難しいかなって思ったのですが
敢えてね。
そうしたら2人で話し合って
(2人は姉妹ではなく居合わせただけです)
年上の子が下の子のフォローをしながら
しっかりと仕事をやり遂げてくれました。
その間の静かなこと!!(笑)
そして全部終わったとき
「すごいね」とは言わずに
「ほんとうに助かったよ。ありがとう♬」
と彼女達に伝えました。
そのときの2人の誇らし気な顔!
ちょっとの間に少しおねいちゃんになったようでした。
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『すごいね』とほめることと
『ありがとう』と感謝すること。
この2つは似て非なるものです。
なぜなら、ほめるは上から目線。
それに対して感謝は
自己重要感を高め
共感を生むからです。
人は誰でも人の役に立ちたい。
その気持ちが満たされ
その上で人として対等な
信頼関係が生まれていく。
よく人を育てるにはほめること
と言いますが
実はこれには落とし穴があるんですね。
なぜなら、ほめられることで
上がるモチベーションは
ほめられ続けなければ
継続しないからです。
そしてどんどんほめられたい要求は
ハードルが上がってしまいます。
逆に感謝はする人もされる人も
自他ともにお互いを肯定し
愛を与え合っていくのです。
まずは自分の日々の人間関係の中で
素直な感謝を伝えることから始めてみませんか。