日本人にはまだ浸透していない(特に学生さんはしらない)けど、三人称単数の they はすでに市民権を得てる。

 

三人称単数のtheyとは、she or he ――つまり、性別不明なひとりのこと。日本人英語学習者のほとんどが馴染めずにいる印象。「they=彼ら」と刷り込まれちゃってるからね~汗

 

英語ネィテブの会話では、性別不明な人を指すときに they を使うのはもう普通になってる。っていうか、もう無意識に使ってるレベル。実は別に真新しい使い方じゃないんだよね。不特定のだれかひとりを指すときには、14世紀ころからすでにthey を使ってた。Someone left their umbrella「誰かが傘を忘れていった(傘は1本=忘れていった人間はひとり)ってかんじ。

 

ノンバイナリーの人たちが自己紹介とかによく使うようになったから、正式に辞書に載るようになり、一躍脚光を浴びたってかんじかな。

 

ただし、日本の英語教育ではまだ「they=彼ら」の理解が正解とされるんだと思う。英語圏でも、形式的な文書では he or she を推奨しているスタイルガイドがあるそうな。

 

ちなみに、動詞は三人称にはならない。They are でOK。日本の英語教育を受けた身としては、they is への違和感ハンパないので、助かっちゃうけど(笑)

 

 

なぜtheyを調べ始めたかと言うと、再帰代名詞はどうするんだろう? 単数形にするのかな~って思ったから。

 

そしたらね、ねじれ現象が起きていると判明。意味は単数なのに、再帰代名詞は複数形、themselves を使うのが普通なんだって。へぇ~って感じ。特に学術書や公式文書は themselves 一択なんだとか。主格と同じ扱いってことだね。

 

一方で、積極的にthemself を使う人もいる。ノンバイナリーの人たち。心情的に理解できる。あとは、意識的に『ひとり』を強調したいときに採用することがあるんだそうな。でも、定着しきってはいない。揺れている。過渡期なんだね。

 

近い将来、themself も普通に使われるようになるんだろうな~。言葉は生きているって、つくづく思うよね~照れ