初めての海外登山チャレンジ -キナバル山①- | Everyday, 前進!

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ARASHIANでなにふぁむのワーキングママ・Professorがつれづれなるままに…

キナバル山に登ってきました
 
キナバル山は、マレーシア、ボルネオ島の北部にあって、標高は4095m…マレーシア最高峰だけでなく、東南アジア最高峰の山です
 
世界でも有数の生物多様性に富んでいて、山頂には、花崗岩による独特の岩場が広がっているとのこと
 
熱帯雨林のジャングルから高山帯までの特異な動植物が数多く存在していて、山域は「キナバル自然公園」として、ユネスコの世界自然遺産とユネスコ世界ジオパークに登録されています
 
まずはキナバル自然公園へ
 
前日、観光している間は暑いくらいに晴れていたけど、午後には大雨も大雨で…スタートからレインウェアを着ることを覚悟していたのに対し、雨は止みました

 

雲がかかっているけど、キナバル山が見えました…遠いなぁ

 

登山する人は前日16時までに事務所で登録の上、当日ここでIDを受け取ります

スタート時刻はだいたい同じなので、にぎわっていました

 

 

事務所から登山口までは公園のバスで少し…2キロくらいかな?ありがたい

 

登山口にはチェックポイントがあって、持っているIDと事務所控えになっている「手書きの名簿」と照合

 

 

スタート!

 

 

いきなり下り…これ、最後に登り返すやつだね…

 


事前登録して、現地ガイドと一緒でないと入山できないルールとなっていて、私たちのグループにはジミーさんというガイドがつきました

 

スタートしてまもなくであった花…

 

 

ジミーさんが「キナバルバルサム」と教えてくれたのだけど、マレー訛りの英語と私の理解力の低さで「バルサン⁉」と…

 

登山道は基本的にとても整備されていて、結果、階段多め…

 

 

そしてありがたいのは東屋が多数あること

 

 

1キロないくらいの距離の間に東屋があり、ゴミ箱とトイレが設置されていました

トイレはペーパーは持参だけど、男女別の水洗

 

高山病予防のため、たくさん水分をとって、トイレにもこまめに行った方がいいんだよなというのを実現しやすい設定がありがたい

 

それからリスがたっくさん

 

 

しっぽがふさふさのリスではなく、地リスっていうのかな?

しっぽが短いリスが、東屋で休憩する人間の食べ物などを狙って多数出没

 

緯度が低いので森林限界が高く、ずっと樹林帯が中心だけど、ときどき開けたり…

 

 

このあたりではシャクナゲが咲いていました

 

確かにシャクナゲなんだけど、ちょっと色合いというかが南国風

 

この日は雨こそ降らなかったけど、ときどき霧がかかったりして、ジャングル感が高くなったり

 

 

そんな中ウツボカズラを発見!

 

 

もっと太くてずんぐりと赤いウツボカズラもあったりしました

自然のものだから若いものや壊れてしまったものなど…園芸店で見るのとは違うな

 

土の階段のところもあったり…

 

 

足場は石のところがあったり…

 

 

平地の距離ではたった6キロだけど、標高はスタート時点が1688m、宿泊するロッジは3300m程度と、1600mを上げていかないといけないので、結構な登り…

 

そんなこんなで見晴らしのいいパナラバンというところへ到着!

 

 

ここから各自のロッジへ…
 
私たちは翌日のアクティビティに参加するため、ペンダントハットというロッジに宿泊なのだけど、これが一番上なものだから「着いた~!」という安堵からの登り…地味にきつかった
 
もう標高は3300mと、日本ではかなり高山だけど、森林限界と低木といった感じ
空気は薄くなっているはずだけど、先週末乗鞍岳(3026m)に登ったばかりで、冬シーズン明けにしては高山に慣れていたので、不調もなし
 
…ということで、初日の登山を終えました
 
 

【山行の記録①】
・行動時間:休憩1時間12分を含んで5時間58分
・水平移動距離:6.0キロ
・標高差:登り1601m(累積ではなし)

 

水:600mlナルゲン、500mlペットボトル、1000mlプラティパス→1000ml消費

行動食:いただいたお弁当からチーズサンド2、小さめのリンゴ1

衣類:ミレーあみあみ、パタゴニアメリノウール半袖、モンベル薄手パンツ+アームカバー、キャップ、夏用グローブ

休憩中はパタゴニアフーディ

 

ゆっくりペースの人を途中まで待つ時間がかかったので、休憩時間長め

基本的に暑くて暑くて…の割には水は減らなかったかな?りんごで補給できたのもあるかな?