まずはチーバくんの左手先っちょ、勝浦で1番出っ張ってるところに行ってみることに
八幡岬公園となっていて(八幡岬なんだと思う)、公園としてちょっとしたアスレチック遊具があるほか、遊歩道も整備
岬に向かって歩いて行くと、「お万の方」の像がどーん!
えっとえっと…広瀬アリスちゃんはお愛の方で…松井玲奈ちゃんか!なるほどなるほど…と思いきや、たくさんいた側室の中にいたもう1人のお万の方らしい…
普段、家で「まんちゃん」と呼ばれることのある私としては、勝手に親近感
岬からは太平洋が一望でき、気持ちいぃー
続いて、もう少し南へ
「日本の渚百選」に選ばれたという鵜原海岸
夏の期間は混雑するため車の乗り入れが制限されるほっそい道を通って
海岸の町らしくにゃんこがいたり…
…で、シンボルの白い鳥居
まだ足元が濡れていたし、潮が満ちていると海に浮かぶみたい
海の水もキレイ
遠浅で透明度が高いっていうのに納得
そして勝浦といえば勝浦海中公園 海中展望塔へ
千葉県人である私はもちろん長らく知っていたけど、訪れるチャンスがなかったスポット
海に向かって橋(?)が続いていて、展望塔があるのです
「塔」は登るのではなく、下るの…「ここから海中」とかいう表示がある階段を推進8mまで下っていきます
リアルに「タートルトーク」の世界…
私は海には詳しくないので、ダイバーのパートナーに聞くと「伊豆で潜るとこんな感じ」とのこと…なるほど
この施設は海の透明度によって入場料が違っていて、0mだと160円、1mだと330円…最高は4m以上で980円。この日の透明度は約5mということで満額だったのだけど、まあ見えた方がいいよね
鵜原海岸が遠浅の海水浴場になってるのに対し、この辺りはリアス海岸
展望塔に向かう橋(?)からはリアス海岸を間近に見ることができ、私はこちらに興味津々
地層!って感じも面白いし、これを大海原が削って今に至るんだな~っていうのが興味深い
四角く穴が開いているのは人工だよね?…そうでした
地層が水平なので掘りやすく、リアス海岸に集まりやすいイワシの群れを追い込んで獲り、マグロ漁のエサにしていたんですと。今はマグロが獲れないからこのイワシ漁もしないらしい
自然の地層と人口の生け簀がダイナミックで、面白かった~
この施設の向かいには千葉県立中央博物館の分館・海の博物館があり、観光客にはスルーされている風だったけど、海に興味があるパートナーの希望で寄ってみました
ここ勝浦と、少し南の鴨川ではまったく海の様相が違い、獲れる魚も全然違うとか、なかなか面白い展示でした
さあここから少しだけ移動して
この日のメインイベント・鵜原理想郷へ
千葉県人の私もこれは知らなくて、ネーミングにもびっくりだったのだけど、海の景色を楽しむならここ!とのこと
車を停めて歩いて向かうとまず、トンネル…
ナイトモードでこれ…スマホの懐中電灯なしだとちょっと怖いくらいのトンネルを抜け…
またしてもにゃんこ、こんにちは
展望塔の辺りで見た、ゴツゴツしたリアス海岸とはまた違う地層らしく、自然に削られた岩がヌルンとして雰囲気…
整備されてはいるけど、ちょっとしたハイキング気分で面白かった~
「手弱女平」や「黄昏の丘」というところから海を眺めたり
潮風に浸食されたという複雑な地層の自然の造形も初めて見るものでした
下りて行ったら、草むらでカサカサ…
キョンがいた
2匹のキョンがキュルキュルって鳴いていて、かわいかった~
海に山に、海岸に地層に…珍しい、美しい景色を勝浦で満喫しました