私は、1976年当時28歳で人生が大きく変わる
出来事が起こりました。
そのころ高松商業高校の近くの2階で喫茶「ちづ」を
経営していました。
それまで子供たちを両親に預けて東京のクラブで
働いていましたが、
長女の小学入学を目前に東京から高松へ帰ってきました。
親子3人で住む家を探していた時、
友人が新築の家を購入する
手続きをしてくれました。
ついでに、好意に甘えて喫茶店を経営する
手助けまでしてもらえて毎日早朝から
地道に経営をしていました。
しかし、毎月の住宅ローンが7万6千円 喫茶の売り上げで
間に合わず、
”競売にかけられる”
”住宅ローンがもう払えない”
困り果てていました。
そんな時です、いつも通り朝5時に喫茶を開け、
おなじみさんのお客様が来られ
珈琲の準備をしようと喫茶の奥入ったときでした。
珈琲の焙煎器の横にしろへびが突然現れて、
赤い目をして赤い舌をぺろぺろしながら私を見つめるのです。
ちょっと蛇が苦手だったので、その場をすぐに離れました。
でも、気になるので恐るおそる覗いてみたら今度はしろへびは
リラックスして
炊飯器に巻き付いて寝ていました。
先ず父親に電話をしてきてもらうことにして、
待っているとスタッフさんも来てくれました。
おなじみさんは相変わらず
カウンターに座ってまるで体が固まり時間が
止まっていたように感じました
私は、ものすごく大きな声でしろへび
が出たと連呼してるのに、まるで聞こえていなかったように
一言も発しません
ただ新聞を開いたままでした
そのことを境に
お客様と私の人生が大きく激変したのです。
結果論ですが私は、10歳からあこがれていた仕事に
突然出会うことになりました。
おなじみさんは大きな会社経営されていたのでしたが
間もなく
当時のお金で27億円の負債で倒産してしまいました
私と、しろ蛇との出会い体験は誰の目にも見えず
私が瞬間、異次元にワープしていたことが
わかりました
次に続きます