しろへびとの出会いを境に私の身に起こったことがあります
私がちょうど10歳(1958年)の時に、父に連れられ
志度へ出かけたときでした
父を待つ間に志度寺の裏門で
白い着物を着て長いひげをたくわえ、
そして手には大きな杖を持ったおじいさん
が、手招きをして私を呼ぶのです。
視てやるから来なさい❣
私は、お金ないし、いいです‼
手を出しなさい‼
顔をよく見せなさい‼
人相と手相を見てくれた時に
おじいさんは、こういったのです。
芸能界なら美空ひばりのようになる‼
美容なら日本一になる、どちらがいいか?
私は収入が安定する美容の仕事がしたい‼
それを目標に東京の赤坂や新宿で水商売入り
猛烈に仕事をしました。
が娘たちの成長につれ田舎へ帰ろうと決めて高松で自宅を購入し
喫茶店を経営することになりました。
しろへびが出て間もなく、経験なしでもエステサロンが持てる
という情報が舞い降りてきたのです。
そして、その翌日、東京からエステサロン経営について
説明をする担当が来られました。
営業部長だったその人は、驚いたことを言うのです。
あなたは、このエステ業界で日本一になります。
10歳の時におじいさんに言われたことが昨日のことのように
よみがえってきました
私は、素直に
”日本一になるんだ”
が当たり前のように
思えました。
まるで仕組まれたようにと言いますか、
お膳立てされたように
やりたいように会社が後押しをしてくださり
あっという間に四国総販売会社代理店
という資格をいただくことができました。
西日本中心ですが127か所のエステの代理店を
誕生させることができました。
そして想像を超えた高収入を得ることができたのです。
が、その後頼りにしていた本社が薬事法で検挙され
倒産に追い込まれてしまいました。
その後は、私も努力してもうまくいかず、
もがけばもがくほど悪い状況になっていきました。
焦りもあるし、うまい話に乗せられ、しかも信じていた人達に
裏切られ、当時のお金で1億2千万円もの
お金を失ってしまいました。
次に続く