春は三寒四温といいますが、寒波が来たり、また温かくなったりで
段々と春めいてくるんでしょうね。
先回、ハードオフで格安で購入したオンキョーのサブウーハーの分解を
してみたのですが、その続きです。
こんな商品です。 オンキョー SWA-V20X
まず 電源の投入について考えます。
このままでは、電源が入りません。
このサブウーハーには、コントロール端子からの信号を受けて
電源を起動するようになっています。
この端子に何かしらの信号が加わることにより電源が入るようです。
下がこのアンプの基板全体ですが
電源トランスのケーブルが束ねて入っている部分
この近くに電源起動用のリレーが入っています。
その部分を拡大すると
左側の白いソケットが電源トランスの一次側コイルに入り
AC100Vは、この2.5Aヒューズを通って電源リレーのスイッチでトランスに
加わるようになっています。
この電源リレーの仕様は、DC9Vです。
また、このリレーコイルに加わる電圧が何処からくるかといえば
下の基板のパターンを追えば分かりますが
入力端子盤の部分の電源制御端子部から来て
電源リレーのコイル部分に加わるようになっています。
6個のRCA音声入力ジャックのある基板です。
これをソケットから外し確認すると
これは、サブウーハーコントロールのジャック部分になっています。
実際にこのコントロール端子に電圧9Vを掛けて試してみると
9.1Vで31mAの電流を消費してますが 動きました。
電源リレーを使わす、スイッチで短絡して動作するか?
では、この外部からの制御ではなく、リレーのスイッチ部に直接スイッチを
並列に入れることによって電源スイッチとして使えないでしょうか。
実際にやってみると
アンプの電源は入って
電源回路はすべて動作するのですが、肝心の音が出ません。
最終的にスピーカーに接続するリレーがあるのですが、
そのスピーカーリレーがONしません。
外部からサブウーハーコントロール端子から9Vを加えて動作させると
電源が入って2秒程度でスピーカーリレーが駆動します。
と言いうことは、単に
電源リレー端子にスイッチを接続して電源をON-OFFしてもアンプとして
働かせることが出来ないといことです。
結論
9Vを外部から入れずに電源スイッチで駆動させる場合
内部で9Vを作りスピーカーリレーを駆動させる必要がある
というこになります。
そこで、内部で9V電源を作る方法ですが、
内部の電圧を確認すると
次の様な電圧があります。
1)±35V サブウーハー用パワーIC LM3886T×1個
2)±22V フロント、リアーパワー用IC LM4766TF×2個
及びセンター用パワーIC LM2876TF×1個
3)+12V 制御回路用
があります。
この中から、+12V回路を使い9V電圧を作る回路を考えます。
+12V回路は 下のD902 で作られています。
このD902は、”S1NB60-45”というブリッジダイオードで平均順方向電流1A
となっています。
この+12V整流回路から9Vの電圧を作ります。
3端子レギュレータの78Mシリーズの9V用があれば簡単なんですが、
手持ちでは8V用しかないのでそれを使うことにしました。
8Vでも問題なく起動しました。
8Vでも流れる電流は30mでした。
ちなみに、12Vブリッジダイオードの許容電流が気になるところですが
ダイオードの順方向電流は最大1Aありますので
30mAの増加、しかも電源リレーを外すと10~15mA程度少なくなるので
実際は15mA程度増加すると思われます。
結果 問題ないと判断し
3端子レギュレーター(7M08)を使用することにしました。
(元から付いている電源リレーは取り外します。)
これで、電源スイッチを入れると2秒ほどでスピカーリレーが駆動し音が出る
様になります。
ちなみに、この改造する前に、このサブウーハーの商品としての動作確認を
してきちんと動作することを確かめてから実施しています。
作業机の上に、スピーカーと低域用の3Dデバイダーを使って各スピーカーが
しっかり音が出るかを確認しました。
今回は、電源起動をスイッチでやることを考えましたが
もし、このブログを参考にされて改造される方は
あくまで自己責任でお願いします。 (当方は、一切責任はとれませんので)
次回は、このこのサブウーハーに音量調整用のボリュームを取付けてみようと
おもいます。
今日も、ご覧頂きありがとうございました。
今回使用したスイッチと三端子レギュレーターをAmazonから紹介しておきます。
(秋月電子とかの通販でも購入可能です)


















