そのことは、ほーんとに多くの方から問い合わせがあるそうで、関係ないんです。本当にタイミングです。ということでした。
店舗ごとに入荷数も違えば、タイミングも違うし、内容も違う。
補充のタイミングも、スタッフさんが知らない「神のみぞ知る」という感じで、表の棚や、バッグヤードに補充されるのですと。
①はこちら。
最近、何店舗の何名の方に伺ったのですが、本当に「神のみぞ知る」「スタッフも知らない」「スタッフもお客さまと同じ状態」「見る間もなく売れていく」(で、分からない。あってびっくり)なんです、という表現をよく聞きます。
さらに、その方の言葉で、本当に分かりやすいなと思ったのは、
・いくら買ったから、バッグ、〇〇を買ったからバッグ。プレタを買ったからバッグが出てきた。と、SNSなどで書かれている人がいるけれど、本当か?というお問い合わせは多いです。
でも、それはないです。たまたま、そのタイミングに入荷があったのを「〇〇を買ったから」と書いている方がいらっしゃるのかと思います。
・〇〇を買ったから。いくら買ったから。と、バッグは、本当に関係がないのです。
・ですから、はじめて買い物に来た方が、ピコタンに出会って買えたり、何年も通われて、お買い物をされている方でも、たまたま、バッグに出会えないという方もいらっしゃいます。
これは、本当に、タイミングなのです。パリからも、抱き合わせというか、高額購入している顧客にしか販売してはいけないと言われていますし、日本の法律としても問題ですし、ジャポンとしても、厳しく、それはしてはいけないことと、しているのです。
たしかに、それも道理!そういうわけで、初めてでも、買えた!という方もいらっしゃいますものね。
かたや、私もこれまで、売られているピコタンは2回しか見たことないし、ピコタンロックPMも1回も見たことないけどそれは、それだけ人気が故、ちょっと入っても、即売れということなのかもしれませんね。。
そんなピコタンは、昨日、うちにありましたよ。
ガーデンパーティTPMも。棚に並べられたんです。
たまたまいらした方に、すぐに購入されました。
ええええええっ
昨日だったら出会っていたのですね。
ワタシは今日たまたま来て、ずっとここにいるけど、入荷はなく。本当に不思議です。
いつも行くお店は、1月から通いだし始めましたが、予約も連絡もできなくて、入荷がある時に、店内にいる方優先でしかないというルールです。
ですので、予約も取り置きもできず、担当さんに避けてもらうとかもできず、まめに通うしかありません。
※担当さんは、好みや購入履歴を把握する人という感じです。
これは、どこの店舗でも同じなのかな?って思いました。
加えて、店長さんからは、
・一昔前は、需要がここまで多くなくて、外商さんにバーキンをいくつも渡せたり、ご準備できたりもあった時代もありました。が、今は、本当に難しいのです。需要が高いけれど、素材や職人といった、クオリティを維持したまま、バッグの生産量を増やせないためです。
10月1日からの購入制限で、貴重なバーキンやケリーが少しでも多くの人にいきわたるようになると良いのですが。
ですので、実績のためのお買い物はせず、お買い物を楽しむことと、バッグとの出会いは、別と考えてください
もちろん、バッグがあるタイミングに、出会われた方の、その方のエルメス歴や購入履歴、実績なども全く見ていません。(メゾン4階が分かりやすいですね)
と。
そのように運営されている店舗がほとんどだろうなと、都内何店舗も巡って、フリーバッグにもいくつも出会った私は、その通りだなと思えました。
「担当さんに力がないからヨ」
「担当さんへのアピールが足りない」
「ピコタンが紹介されないのはおかしい」
「実績が足りている いや、足りていないのかも」
などなど、
そんな風に、心配してもらったりもして、でもなー、そうじゃない気もする。。(単純に超需給バランスが崩れてると思ふ)って、私も、お店の方と、お友達からの板挟みになっていました。
いろいろ聞いてみて、お店の方の多くは、エルメスが好き、と分かれば、それなりの対応をしてくださるし、バッグが出るかどうかは、あくまであるか、ないかでしかない!
と、思えました。
また、その方からは、
「ピコタンやガーデンパーティには出会えていないかもですが、新作にはすごい出会ているじゃないですか!!エールバッグも、カバセリエも、チャームも。(バンドリエールも、同じものを見たことがありません)それってすごいですよ。新作って、今後続くか分からない、貴重なものなので、定番品より、むしろチャンスが少ないかもしれません。出会えたら、ぜひ、前向きに検討してください!」
と、力強く言っていただきました。
ドキッ。私は保守的に、新作を前向きに検討せず、定番ばかり欲しがっていたかも…。それすら、定番品がベスト、欲しい、みたいな声の、ネットに踊らされていたかも?
ワタシは、かなり出会えていたんだ…
と、反省しました。
ならば、私の使命?は、正しく、なかなか希望通りのものには、出会えない、という情報を伝えることかと思います
とお話ししました。
その後、通っている店舗の方に、この日の気づきをお伝えし、その方々からも常々そう言っていただいていたのですが、
「本当にごめんなさいね。紹介してくださっていないわけではなく、本当に数が足りていなくて、たまたまホームでの出会いが少なめだっただけなのに」
「買付バランスで新作が多かったのかもなのに」
「メゾンや他店でも出会えていたから、そのとき、買えばよかったのかも」
って。
私は、みんなが欲しがるチャームには、めちゃめちゃ出会えていて、それはそれでとてもラッキーだったのに。
チャームが集まったからバッグも、と、ないものばかりねだっていて、ごめんなさいと。
かたや、バーキンはあるけれど、チャームが欲しくてたまらない、って方もいらっしゃるのにね、と。
ということで、①の、スタッフさんの、あるものや、これまでの出会いをとても認めてくださったこと。
②の、バッグは本当に神のみぞ知る入荷。誰にも忖度なく、お店は出すというルールを持っている。
ということを聞いたことで、かなりスカっとしました。
そして、どこのエルメスでも、気持ちのいい接客を受けて、納得したら、買い物をしてもいいし。どこでも、バッグに出会えるチャンスは同じくらいなんだな、って思えました。
だから、海外で、出会えたり、買えたりする人がいるわけですものね。(一部の抱き合わせ販売の国は除く)
ありがとうございます、ということで、今日の思い出にとエキップペンダントを購入しました
この日の出会いと気づきを胸に、翌日、アポに向かいました。(
そして、前日初めて見て、魅力に気づいた、カシシルと、ブーツを購入しました
これだって、形といい、サイズもいい、すごい出会いだよね
うれしい!と。
色々話した、お会計のあと、いつものスタッフさんから、
ほんとにバッグは、いまは入荷も少ないし、リクエストもお受けできないし、あるものをご紹介するしかできないから、色も種類も、何に出会えるかも分からないから。電話も今いっさい、できなくて、すみません
と、伝えてくれました。
いや、ほんと、良く分かりました。皆さん、言い方は変われど、同じことをおっしゃっていたなと…。そして、実際、この1年、そうだったなと。
バッグとの出会いは、いつどこでか分からないから、ともかく日々、お互い楽しくと。
エルメスのストーリーはそれぞれというし、どれくらいでバーキンが出てきた、とかも、ほんとみんな違うものね。私も、楽しみになりましたよ。
ひょこっとたまにしか行かないお店で出会うかもしれないし、隣りのお店かもしれないし、いつものお店にいるときかもしれないし、いないときかもしれない。オンラインかもしれないし、待ちきれず、二次流通で買ってしまうかもしれない。
でも、それはそれで、いいのだ。エルメスのバッグの出会いは、神のみぞ知るらしいから
なら、専門店で、ぜったいに今すぐ使える、ドンピシャスペックを買うもよし。他のブランドのバッグを買うもよしなんだな。って。
そして、お店では、店員さんとの会話や、エルメスの世界観や、商品を楽しむこと。そうしているうちにふと舞い降りるかもしれない。そんな感じなんだなって思いました。
そう思うと、自分の妊娠や、育児のことを思い出して。
妊娠しようって思って、すぐできたわけでもないし、思っていたような子が生まれたわけでもない。
子どもが、何人がいいって、強く思ったわけでもない。
ただ、欲しいと思って、授かれて。そこにいる。だから家族。だから一蓮托生。あるがままを認める。
妥協しようってことじゃないけど、「〇〇っていうバッグじゃなきゃヤなの」っていうスタンスでいると、意外な出会いを見落としてしまったりするので
(私でいう、ミニエブは、知っいるけれど、ヴィドポッシュは知らなかったから、すぐに決められず、とりあえず見送ってしまった。あとから、荷物を少なくしたら、ミニエブもいいなと思い、ヴィドポッシュは、ミニエブより、容量が入ると分かり、さらに便利だったかもと、後悔した)みたいな。
もっと、出会いを楽しむ気分で。出会えなくても、お店を、町を楽しむ気分で。
ゆるりと、エルメス巡りをしよう。
新しいものをよく知ろう。
と、スタッフさんとの出会いのおかげで、思えました!
いつ、どんな子に、出会えるかな。
エルメスの、実績って、出会いって、なんなの?って思っていらっしゃる方にも参考になりましたら幸いです。
(建前じゃない世界については、私は知る由もないので書きません…)
長くなりました。長文お読みいただきありがとうございました。
いろんな人の手を介し、偶然、私のもとにきてくれてありがとう
追記:
て、これを書いた翌日、メゾンで色違いのゴールドに出会い、この話を思い出しながら、購入しました
授かりもの。