最初に、エバーがテレビ番組に登場するお知らせです!
BS11(日本BS放送)で放送の
「CC 〜Credence Clue〜」という5分間の番組に出ます!
放送予定は5月25日(木)21時54分~です。
BS11の視聴方法はこちらを参考にしてください。
PCでも見られるようです。
ぜひご覧くださいね!!
この番組はモデルの香里奈さんがナビゲーターで、
各業界のリーダーが行う成功のヒントについて書き留める番組だそうです。
エバーのオフィスでの様子はもちろん、外部研修講師とのやりとりや、
毎朝、僕が通勤途中にやっているゴミ拾いなど、
人柄をよくするためにやっている場面が撮影されました。
僕は常々「いい会社をつくりたい」と言っていますが、いい会社はいい人の集まりです。
いい人になるため、人が成長するために、外部講師を招いて研修を行っています。
先日、その研修で「相手の意をくむ」という言葉が話題になりました。
みなさんは「意をくむ」ってどういう意味だと思いますか?
その講師曰く「相手の言いなりになることではない」のです。
相手が思っていることをやってあげる、ということと、
相手の言いなりになる、ということは違うのだと講師は言いました。
相手の気持ちを察して相手が思っていることを行動に移す。
それは「言いなりになる」ことと何が違うんだろう?と僕は思いました。
例えば、相手がすごくイヤな上司だったとします。
その上司から「この仕事を明日までにやっておけ」と言われたとしましょう。
相手はイヤな上司ですから、きっとあなたは
「なんだよ、自分がやりたくないから私に仕事を振りやがって…」と思うでしょう。
でも、とにかくその仕事はやらなくてはなりません。
だから、たとえイヤな上司から振られた仕事だとしても
「ああ、きっと自分が成長するために仕事を任せてくれたんだな」と思う。
前者と後者では、どちらの方がコンディションよく仕事ができるでしょうか?
もちろん、後者ですよね。
つまり本当は相手が悪だったとしても、
自分が成長するため、自分がコンディションよく仕事をするためには、
相手を善だと信じ込むことが「相手の意をくむ」ということだとその講師は言うのです。
研修では、イヤな上司役とその部下役になってロープレをしました。
パターン1では、
イヤな上司がその部下にムリヤリ仕事を振り、
部下もイヤイヤながら引き受ける、という設定。
パターン2では、
イヤな上司がその部下にムリヤリ仕事を振るのですが、
部下は「はい、わかりました。私がやります」と言葉に出して快く引き受ける。
2つのパターンをやってみて、どういう気持ちになるのかを比較しました。
もちろん、パターン2の方が受ける側も気持ちがいいですし、
「やります」と言葉に出していったことで、スイッチが入ったそうです。
上司役は「イヤミで仕事を振ったのに申し訳ない気持ちになった」と言っていました。
つまり「意をくむ」というのは相手の言いなりになって動くのではなく、
自分のために言葉に出して、自分がいい状態で快く動くということなのです。
僕らはこの研修を受けて「なるほど~!」ととても腑に落ちました。
またひとつ、「渡邊組」のメンバーたちがランクアップしたと思います!