前回のブログでは、エバーベトナムのキックオフについてお伝えしました。
ベトナムでは「日本」というブランドがとても信頼されています。特に医療分野では
「日本でやっていることなら、安心安全」というブランドが定着しているので、
ベトナムでは日本の医療技術はとてもリスペクトされています。
だから僕らエバーの発表会も、ビジネスとしてだけではなく、
現地の有名人やマスコミからも注目されました。
僕が現地で感じた「エバーがベトナムで注目される理由」は、
エバーが日本の会社だからというだけではありません。
ベトナムの方々は老若男女問わず、健康に対する意識がとても高いのです。
これは1960年代~70年代にかけて起きたベトナム戦争で枯葉剤などの化学兵器が使われ、
戦後も人々の健康に大きな被害を及ぼしたことも影響していると思います。
ベトナムは食生活も健康志向で、日本でよく知られている
フォーや生春巻きなども野菜がたくさん使われていますよね。
ベトナム式のサンドイッチやハンバーガーのようなファストフード店があるのですが、
そこの料理にも野菜がたくさん使われていて、びっくりしました。
(本文の最後に僕が現地の方々と食事をしている写真があります。ぜひ見てください!)
それがベトナムの人には当たり前になっているせいか、
アメリカや日本の大手ファストフード店が進出しても、
肉や炭水化物だけのハンバーガーは若者にすら人気がなく、
撤退せざるを得なくなるらしいです。ベトナム人の野菜好き、徹底してますね。
僕がエバーを立ち上げてから20年近くが経ちますが、
日本で「金の糸美容術」や「幹細胞治療」に興味を持ってくれるのは
圧倒的に中高年以上の年齢層の方が多いです。
でも、ベトナムでは若い人たちも金の糸や幹細胞に対する関心が高く、
長年にわたって美容医療に携わっている僕でも「すごいな!」と思うほどです。
そもそもベトナムの人口の平均年齢が30代と若いこともありますが、
エバーベトナムのパーティーに来てくれた方々も若い人が多かったです。
美容医療に対して興味津々という感じでした。
それからベトナムでは「医療」という枠組みの中でも、
特に「未病や予防」ということに関心が高いのではないかと思います。
日本では医療というと「治療」という認識が強いですよね。
病気になってからお医者さんに行く、というイメージがあります。
でもベトナムでは「病気にならないためにはどうするか?」
ということをみんなが意識しているのです。
もしかすると、日本よりも医療技術が発達していないから
「病気になったら助からない。だから病気にならないのが一番」
と思っているのかもしれません。
こうした健康や医療に対する意識の違いがあるので、
日本とは違う年齢層の方々にも「金の糸美容術」や「幹細胞治療」が受け入れられています。
エバーのグループのクリニックにはベトナムの方々からの予約が殺到している状態で、
人数制限を設けているほどです。
日本ではようやくコロナの影響による行動制限がなくなったので、
これから海外との行き来も通常に戻っていくでしょう。
僕らはベトナムをはじめ海外から日本に来て、
金の糸や幹細胞の施術を受けてくれる方々のための準備を着々と進めています。
ベトナムで現地の方々と一緒に食事をする僕たち ↓↓↓