明日から(3/15-6/9)、神奈川・横浜美術館ほかで、
「第8回横浜トリエンナーレ
『野草:いま、ここで⽣きてる』」
意義深く開催です。
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横浜トリエンナーレ、第8回展のテーマは、「野草:いま、ここで生きてる」です。
北京を拠点に活躍するアーティスティック・ディレクター、リウ・ディンとキャロル・インホワ・ルーの二人は「野草」の言葉を、日本にゆかりの深い中国の小説家、魯迅の詩集『野草』(1927年刊行)からとりました。
約100年前、時代の波に翻弄された魯迅は、絶望の中に小さな希望を見出す自らの生き方を、もろくて無防備で、しかし同時にたくましく生き延びる力を持つ野の草にたとえました。
コロナ禍や戦争、環境破壊や経済格差、そしてインターネット上にあふれるフェイクニュースや自己責任論――わたしたちの日々の暮らしもまた、数々のむずかしさを抱えています。
展覧会は、魯迅の時代を出発点に、東西冷戦の終結など、今日の息苦しさを生む原因となったいくつかの歴史的なできごとをたどり、今ここにあるわたしたちの生き方をふり返り、その先にきっとある希望をみなさんとともに見出したいと考えます。
●会期:2024年3⽉15⽇(⾦)-6⽉9⽇(⽇)
[休場⽇:毎週⽊曜⽇(4⽉4⽇、5⽉2⽇、6⽉6⽇を除く)開場⽇数:78⽇間]
●時間:10:00-18:00(入場は閉場の30分前まで)
6月6日(木)-9日(日)は20:00まで開場
●会場:横浜美術館、旧第⼀銀⾏横浜⽀店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
●出展作家・作品、チケットなどは↓
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久々に横浜にアートイベントが帰ってきます。
私がアメブロを始めた2008年頃から、横浜で開催されるアートイベントにはよく足を運んでいました。
春先の港町歩きは楽しかったですね。
今回のテーマは「野草」という意味深なもの・・・じっくりと味わいたいものです。
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岡星竜美:著 1,500円(+税) 河出書房新社