これまでも、問題作成の「裏ワザ」を書いてきましたが、
私が日頃重宝している別の技(?)もご紹介します。
それは、Microsoft Word の「ツール」にある「単語の登録」機能で、
問題の指示文をいろいろ登録しておくというものです。
たとえば、「( )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ一つずつ選び、記号で答えなさい。」などは、よく使う表現ですが、このフレーズを、その都度すべてタイピングするのではなく、
事前に、「ツール」→「単語の登録」で、次のように登録を済ませておきます。

単語(D): ( )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ一つずつ選び、記号で答えなさい。
よみ(R): かっこ
このようにすれば、問題文の最後に、「かっこ」と打ち込むだけで、「( )に入れるのに最も・・・」と出てきます。時間の短縮、そして、入力ミスを防ぎます!
他の例としては、
単語(D): それぞれ下の語句を並べかえて、最も適当な文を完成させよ。
よみ(R): ごじゅん
単語(D): 第一アクセントの位置がほかの三つと異なるものを、それぞれ一つずつ選べ。
よみ(R): あくせんと ※ カタカナが使用できないため、ひらがなで登録します。
などなど。
いろいろ「単語の登録」を済ませておけば、
問題作成の入力の労力が大いに軽減されるのではないでしょうか。
そして、この方法を通知表や指導要録のコメント入力応用すれば・・・、
単語(D): 明朗快活な性格で、クラスの雰囲気を明るくしている。
よみ(R): めいろう
単語(D): 常に周囲への気遣いを忘れず、クラスメートからの信望が厚い。
よみ(R): きづかい
これを、さらに発展させると、
仮にコメントが書きづらい生徒がいた場合にも、(「仮に・・・」というお話ですよ(笑))
単語(D): 自ら考え行動する力があり、常に自主性に富む。
よみ(R): わがまま (笑)
さらに、この技(?)を発展させると、
「よみ(R):」の入力を最小限にして、
「よみ(R):」 → 「単語(D):」
「め」 → 「明朗快活な性格で、クラスの雰囲気を明るくしている。」
「き」 → 「常に周囲への気遣いを忘れず、クラスメートからの信望が厚い。」
「ひ」 → 「日頃から学習や部活動に、自らを向上させるための努力を惜しまない。」
とすれば、
「めきひ」と入力するだけで、
「明朗快活な性格で、クラスの雰囲気を明るくしている。常に周囲への気遣いを忘れず、クラスメートからの信望が厚い。日頃から学習や部活動に、自らを向上させるため努力を惜しまない。」となります。
ひらがな数文字で、通知表や指導要録のコメントが完成!? (笑)
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以下に、これまで作成・記載しました問題作成の動画・エッセイを再掲しました。
ご覧いただければ幸いです。
裏ワザ!早ワザ!Wordで語順整序問題作成! 英語教師、ウォーカーと歩く!PC編 No 1
https://www.youtube.com/watch?v=BFqSubNuaf0
http://ameblo.jp/evening-walker/entry-12220168346.html
裏ワザ!早ワザ!Wordで【穴埋め問題】作成! 英語教師、ウォーカーと歩く!PC編 No 2
https://www.youtube.com/watch?v=SnIOvhRQssg
http://ameblo.jp/evening-walker/entry-12221170650.html
E11 「マッチング」による問題作成
~ 英文は食材、出題形式は調理法 ~
http://walkerosawa.wixsite.com/osawawalker/english-english-11-15
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問題作成のとき、ときどき試すのが次の方法です。
ここでも、料理の例えになりますが、
良い素材を、手早く、確かな調理法で料理することが大切です。
(これが、なかなか難しいことですが ・・・)
まず、日頃から、問題の指示文(過去に自分が作った問題文や、
センター試験をはじめ大学入試や予備校の模試にあった問題文など)を
テキストファイルでストック(保存)しておきます。
問題作成(調理)の要点は、
英文の内容(食材)を生かす出題形式(調理法)を考え、
問題の指示文集から最適なモノを選ぶことです。
例えば、論説文で、段落内部や段落どうしの論理展開を問いたくなるような英文ならば、
ストックしている次のような指示文を選びます。
例1)
段落<A><B><C>は順番を入れかえてある。正しい順番に並べたものを次から選びなさい。
Paragraph <A>, <B> and <C> are shown above in random order.
Choose the best order which makes the passage logical.
1. A-B-C 2. A-C-B 3. B-A-C 4. B-C-A 5. C-A-B 6. C-B-A
例2)
各英文を正しい順番に並べかえたとき、次の問いに答えなさい。
なお、後にくる英文がない(英文が最後になる)場合は [0] と答えなさい。
Arrange the following sentences in the appropriate order,
paying attention to the context and the key words.
note: When you can not find the number in the parenthesis, put a cross (0) in it.
Q1. 英文<1>の後にくる英文の<番号> ( ) comes after <1>.
Q2. 英文<2>の後にくる英文の<番号> ( ) comes after <2>.
Q3. 英文<3>の後にくる英文の<番号> ( ) comes after <3>.
Q4. 英文<4>の後にくる英文の<番号> ( ) comes after <4>.
ちなみに、問題の指示文集をテキストファイルで保存しているため、
コピー&ペーストで活用することで、
入力時間を省略し、入力ミスも未然に防ぐことができます。
また、英文を見て、なかなか問題が思いつかないとき、
英文と問題の指示文集とに、交互に眺めつづけていると、
出題形式が ヒラメ くことも多くあります。
この文章の最後も、料理の例えで恐縮ですが、
ショートカットキーを駆使した迅速な入力は、
さしづめ「包丁さばき」といったところでしょうか。