家康は瀬名(築山殿)の問いに答えます。
戦(いくさ)をするのは,貧しいから。そして,隣国から奪うため。
それに応えて瀬名は言います。
奪わずとも,もらえばよい。
飢えるときは与えてもらい,
持てるものでお返しする。
そして,この理念を徳川と武田,北条,上杉,伊達と共有して東国に一大経済圏を作る。
これをもって織田の勢力と均衡し平和を保つ。
相田みつをさんの詩にあります。
「うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる」
本日の『どうする家康』は、
その後、穴山信君(のぶただ)が武田氏から離反し(史実は別にしても),
江戸時代という260年を超える太平の世が実現し、
20世紀には統一通貨ユーロが誕生する伏線となっている!?
壮大なテーマがココにはある!
さすが大河ドラマ!