タイパ重視,授業動画作成のハウツー! (最近の私の流行り) | 英語教師(英検1級取得・全国通訳案内士)!ウォーカーと歩く!

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<似顔絵イラスト/英語教育・学習/ホームルーム話材> - WEBサイト(http://walkerosawa.wix.com/osawawalker)の続きを書(描)いています。

以下は,クオリティーを維持しながら,授業動画作成の時短を実現した方法だと思っています。(笑)

【1】 画像の作成

まず,授業動画で使用する画像(文字やイラスト入り)をPowerPointもしくはWordで作ります。

① Wordのファイルならば,授業で使用するWordのページの箇所をスクリーンショットして保存していきます。(画面の一部をスクリーンショットするならば,「Win」+「Shift」+「S」のショートカットキーで画像を保存します)。もしくは,WordファイルをPDFファイルにして保存すれば,WordではPCの画面に残る余計な枠や,文字カーソル(画面上で入力位置を示す点滅している縦線)等も表示されなくなります。

② PowerPointの各スライドをそれぞれPDFに変換するならば,[ファイル] > [エクスポート] >[PDF/XPS の作成] をクリックします。そして, [PDF または XPS 形式で発行] ダイアログ ボックスで、PDFファイルの保存場所を選びます。

※ スクリーンショットした画像は,[ピクチャ]>[スクリーンショット]のフォルダーに保存されています。

【2】 Wordのディクテーションで文字起こし

上記の画像を見ながら,Wordのディクテーション(文字起こし)機能を使って、声を出しながら原稿を作成していきます。もちろん,キーボードをタイピングして文字を入力しても構いませんが,ディクテーション(文字起こし)機能の方が楽(らく)です。この機能は,声を出しているときしか文字を起こしませんから,ポーズをとって,ゆっくり考えながらでも授業画面を説明するセリフを声に出して文字に起こしていきます。

※このとき、多少の間違えは気にしません。おおよその原稿ができれば,録音のとき,それを修正しながら読めば済むことですし,またそれで,原稿を単に読み上げているような感じがかえって薄れてライブ感が出ます。

【3】 音声の収録

上記の原稿を使って私は,実際に授業動画で使う音声を収録するためにAudacityとLameという無料アプリを使用しています。操作が簡単ですから,たとえばWordにおける削除,コピー,切り取り,貼り付けのように,アプリ上でさまざまな変更を行って,吹き込んだ音声の無駄をそぎ落としていきます(もちろん,音声の追加も,一通り録音した後で気軽にできます)。

<注意> 声の高さの調整

声をディクテーション(文字起こし)機能を使って録音するときの注意ですが,録音に臨むたびに,声の高さが一定になるように,私の場合,実際に発声して「ドレミ・・・・」の「ミ」の高さに合わせます。

※ 録音の最初と最後(たとえば収録して50分後)では,また,時間をおいて別の日に録音するとき,私には声が徐々に高くなる癖があります。上記は,これを避けるためにときどき行っている方法です。(アナウンサーの方はプロフェッショナルですね。ナレーションをしている番組の最初と最後でも声の高さが一定です!)

【4】 画像と音声の合成

画像(【1】)と音声(【3】)を,動画編集ソフト(私はVideoStudioを使用)で合わせます。まず,音声(【3】)を取り込んで,それに,それぞれの画像を該当する音声の長さに合わせて貼り付けていきます。このとき,たとえば音声録音で説明し忘れたことなどは,画面に文字で追加していきます。

 

<その他の方法>

短くライブ感の豊かな動画作成ならば,① iPadならば「画面録画」,② Widowsならば [Win]+[Alt]+[R] キーを押してから,GoodNotesやloilo(ロイロ)のアプリに直接書き込みをしながら動画を収録する方法もあります。(詳しくは,以前に投稿した下記ブログをご参照ください)。

 

 

以上が私の最近の流行りです。ここでふと思いましたが,この説明自体が上記の方法で動画で作成されるべきでした!(笑)