前回はオランダに移民した元ムスリムのソマリア人の発言を紹介しました。
今回はスウェーデンに移民した元ムスリムのソマリア人の発言を紹介します。
スウェーデン人は
50年でスウェーデンを失うでしょう
Mona Walter(モナ・ウォルター)氏
Mona Walter(モナ・ウォルター)氏は1990年代にスウェーデンにやって来たソマリア人です。
ソマリアで彼女は宗教に熱心ではありませんでした。しかし、スウェーデンに来るとモスクに行きヒジャブを被ることを強いられました。
数年反抗したのちイスラムを離れ、無神論者になりました。
その後結局イエスを信じるようになりクリスチャンになりました。
何年もの間、私はスウェーデン人に対して、ムスリムの目標はあなた方の国を奪うことだということを理解させようと努力してきました。
彼らが最初にすることは、英国同様、イスラム法廷(シャリア裁判所)の要求です。
しかし、メインストリームメディアは彼女の話を聞きたくありません。
メディアは彼女が物議を醸すと言い、ほとんどのスウェーデン人は彼女の呼びかけに目を背けます。ニュースブログIngrid and Mariaによれば、あまりにも怖すぎて。
スウェーデン人は、これからも常にスウェーデンの法律が国内で適用されると固く信じています。ならば、イギリス人に尋ねてみてください。2019年に英国がシャリア法廷を持つことを30年前に信じたかどうか。誰もが不可能だと思っていました。
もしスウェーデンがシャリア法廷を許可すれば、ムスリムはスウェーデン社会から干渉されない自分達の集団が住む飛び領(居留地)を支配する許可を新たに要求します。
最終目標はスウェーデン全土をシャリアで統治することです。
偶然にもそこにブロンドで青い目のスウェーデン人が取り残されるかもしれませんが、問題ありません。その頃までにはみんなニカブやブルカを被っています。
ムスリム政治家が求めているのは、スウェーデンに住むムスリムがシャリアに従って暮らす許可を得るようにできる法の改正です。
彼らはスウェーデンの世俗の法の影響を受けないで自分たちの地域を統治することを欲しています。
それは長期目標ですが彼らは辛抱強いのです。彼らはこう言います。
「あなた方は時計を持っているが、私たちは時間を持っている。」
昨年9月9日の選挙の前には、スウェーデンの記者たちはNordic Resistance Movementというナチス党のことに過剰反応していました。彼らは2106票で、スウェーデン人が国家社会主義に興味がないことがはっきりしました。
しかし、スウェーデンにムスリムが100万人いて、彼らの中から多くの人たちが政党に潜入しムスリムのための利益を増大させようとしている事実には、誰も恐怖を感じていないようです。
ベルギーではここ数年でイスラム政党が成功を収めています。彼らの目標はベルギー全土をシャリアのもとに置くことです。彼らは12年もすれば、ベルギーでムスリムが多数派になると言っています。
スウェーデンのための唯一の解決策は、スウェーデンのすべてをハラム(イスラムの禁止事項)と考え、スウェーデン社会の一部となることを望まず、スウェーデン社会への同化を拒む集団の本国送還を始めることです。
私達がそれ(彼らの本国送還)をしないなら、50年後にはムスリムがスウェーデンを占領するでしょう。
人口統計はとても明確です。100年経てばゲームオーバーです。
Ex-Muslim: “Swedes will lose Sweden in 50 years” By EMMA R. 11 April 2019
上記の記事内で英国のシャリア法廷というのが出てきますので、補足します。
EUでシャリア法廷を持っているのは歴史的な背景もあるギリシャです。しかし、昨年ムスリムに認めていたシャリア優先を変更し、ギリシャの国内法が優先する法律が可決されました。
英国でのシャリア(イスラム法)は家族法、財政、事業の手引きとして使われています。
シャリアを扱う評議会や法廷がありますが、英国内では実際の法廷ではありません。
ここでは習慣、家族の伝統、商売上の紛争を承認し、刑罰はありません。
シャリア評議会は法的拘束力のある協議会を開くことが出来ますが、英国法を無効にしたり、英国法に反する判決を出したりすることは出来ません。
2016年5月にイングランドとウェールズでシャリアの実態調査が行われました。
2018年2月に英国政府に提出された報告書には、シャリア評議会は30~85ヶ所と見られ正確な数はわからなかったようです。
「シャリア評議会は法的な地位は無く、英国の法律下にある役所の監督もありません。
シャリアは多くのムスリムの手引きの元となっていますが、シャリア評議会はイングランドとウェールズの司法権は持っていません。
シャリア評議会は彼らを国内法から除外しようとすると、違法な動きをするでしょう。
シャリアはイスラムの離婚を扱う時には法的な決定として適用されています。」
内務省の広報官は、シャリアを規制するようにという調査チームの提案を退けました。
「シャリアの法は英国内で司法権を持っていません。シャリア評議会を英国法との二者択一にする可能性のあるシャリアの促進や規制をするつもりはありません。」
結婚のとき、イスラムの結婚だけでなく英国法に従って婚姻届けを出すカップルはいます。
しかし、イスラムの結婚だけで充分だという人もいます。
2018年8月高等裁判所は、イスラムの結婚をした夫婦でも離婚するときには、妻が夫から扶養(費用)を勝ち取ることが出来ると判断しました。
夫の側は英国法ではなくイスラムの結婚しかしていないと主張していました。
https://www.thesun.co.uk/news/3001087/sharia-law-uk-muslims-islamic-legal-system/
※イスラムでは“ triple talaq(タラーク)”という男性側からの即時離婚が認められています。
アラビア語で離婚を意味するタラークを3回唱えるだけでいいのです。
インドの最高裁は即時離婚を2017年8月に違憲判決、政府も2018年9月にはイスラム教徒の男性による「即時離婚宣告」を撲滅するため、こうした行為に対する逮捕および禁錮刑の懲罰規定を設定する勅令を閣議決定しました。
インドはイスラム教徒が人口の14%強でムスリム人口世界第3位ですが、2050年には世界第1位になると予想されています。
チュニジア、エジプト、パキスタン、バングラデシュ、インドネシアなども即時離婚を禁止しています。
スウェーデンで行われた先の総選挙ではソマリア人女性Leila Ali Elmi氏(写真下)がグリーン党(緑の党)から出て当選しています。
Leila Ali Elmi(レイラ・アリ・エルミ)は2歳の時にソマリアから難民としてスウェーデンに来ました。28年後の30歳で国会議員に当選です。
選挙期間中スウェーデン語を話さなかったそうですが、ソマリア語がわかる有権者だけの票で十分だと思ったのでしょう。移民だらけのイェーテボリから選出です。
関連記事:スウェーデン生活+その後さま/「北欧ゴリ押し」ウォッチさま
その国に馴染まない移民が帰化して参政権を得るとどうなるかがよくわかる現象ですね。
日本語で選挙演説しない、日本人にはわからないことを訴えながら当選するって不気味過ぎです。
他にもアラビア語やペルシャ語、ソマリア語など外国語の選挙パンフレットが溢れ、トルコでも二重国籍者がスウェーデンの総選挙に投票し、新モスクの建設許可をくれるなら3千票約束するというムスリム党員の出現など、まあ滅茶苦茶という感じです。
それでも反移民の政党が勝ちましたから、のんびり屋のスウェーデン人も自分たちのカオス状態に驚愕しているのかもしれません。でも手遅れです。
しかし、スウェーデン人が母国を失うのに50年もかかりますか?もっと早そうですね。
壊れるときというのは、あっという間なのです。
日本も「郷に入っては郷に従え」を移民に求めないと、欧州の二の舞です。
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