レッドブルってご存知ですよね。今年で創業30周年を迎えます。
F1をはじめ多くのスポーツでもロゴを目にすることが多いと思います。
元々タイでチャリアオ・ユーウィッタヤー氏によって売られていた栄養ドリンクを、オーストリアのディートリヒ・マテシッツ氏が気に入って、共同でレッドブルを設立、その後ディートリヒ・マテシッツ氏が国際的な販売権を取得して世界中で事業を展開しています。
私実は、バンコクでレッドブルを何度か試したのですが、どうも口に合わず、日本で目にした時に、これ日本人飲むのかな?とずいぶん不思議に思っていましたが、どうやら別物ということがわかりました。
日本に来ているのはオーストリアに本社があるレッドブルの製品だということです。
タイの創業者の孫について、その痛い話はやんみさまが書かれています。
固定資産税もなく、導入が可決されているのですが遅れています。
というわけで、貧富の差は凄いものがあります。例えば、金持ちの若者が会社勤めで月10万円もらうとします。でも車は日本と同じような価格かそれ以上のものに乗っています。この意味するところは、給料をあてにせずに食べていける人が結構いるということです。給料で食べている人は苦しい生活をすることになるのです。(あっ、でもこれって、日本が目指す社会ですね)
話が横に逸れましたので戻します。
そのオーストリア人の創業者ディートリヒ・マテシッツ氏が、真っ当で普通のことをインタビューで話しています。
その内容についてアンケートまでありました。先に貼っておきます。88%が賛同しています。
(出典 Kleine Zeitung )
どういうことを言っていたのか簡単に紹介したいと思います。BREITBARTからです。
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Red Bull Boss Slams Mass Migration, Forced Multiculturalism in Europe
by VIRGINIA HALE10 Apr 2017
主要政治家が行った、ヨーロッパ移民危機を作り出した国境開放政策は「許しがたい」ものであり、もし会社で同じようなスケールでやれば破綻する。
“refugees welcome brigade(難民ようこそ隊)”は偽善行為。
‘refugees welcome(難民ようこそ)’とかメルケル首相の決まり文句 ‘we can do it(私たちは出来る)’ を叫ぶ人達は、誰も自宅で5~6人の難民を収容する準備すらしていなかった。
その時でさえ、ヨーロッパ大陸に到着するほとんどの人が、難民の定義に当てはまらないことは誰の目にも明らかだった。ジュネーブ条約にも当てはまらなかった。
マテシッツ氏は、それぞれの文化や言語で成り立つ欧州の多様性や個性という大陸の独自性を脅かすことは欧州の不安定化だと言い、これに反対する姿勢をインタビューで示しました。
EU高官の一人が言った「多文化でない国は地図上から消えるべきだ」という考えを危惧しているのは私一人ではないと願いたい。
2015年、欧州委員会副委員長のFrans Timmermans氏が「どんな社会も、世界中のどこでも、多様な社会になるだろう。それが未来の世界だ。」そう言って東欧や中欧諸国に対し、西欧のような人口構成になることを要求したことを暗に指していると思われます。
ポリティカル・コレクトネスについてはこう言っています。
例えみんなが何が真実か知っていても、思い切って真実を話さなくなるのではないか。
エリートは脅え、そして簡単に操れる市民を欲している。
多くの問題がEUを悩ましている。そのいわゆる知的エリートに属する政策立案者たちは、(欧州)大陸に何の貢献もしていない。
ポリティカル・コレクトネスにどっぷりつかった政策が、自称知的エリートの名で強いられる。
彼らが良かれと思ったとしても、彼らは私たちの国の経済にも文化にも何も貢献しない。
マテシッツ氏は、メディアと西側リベラルエスタブリッシュメントによって、いかにロシアが西洋の宿敵だとでっち上げられてきたかと嘲り、
私に、私の敵は誰かと教える人間は必要ない。と述べました。
かつてのソ連の強大な力を、経済制裁を通して破壊する企てを批判してFormula 1インベスターは、
結果として、ヨーロッパは何十億ユーロも失っている。と指摘しました。
マテシッツ氏はあまりにもエリートではないかというオーストリア紙の主張に対しては、自身のことを「人間(人道)主義者」しかし、「基本的にはあらゆる教義に反対する者」と反論しました。
現在オーストリアで話題のイスラムのベール禁止については、
私はこれをそれほど重要だとは思えない。はるかに差し迫った重要な問題がある時に、これを持ち出して政治問題化することは馬鹿げている。と言いました。
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最後のイスラムベールのところを私は日本の森友問題に照らして考えてみました。
ブルカ禁止というのはすでに欧州のあちらこちらで行っています。
ブルカ禁止にしても、マテシッツ氏が危惧する欧州、EU問題の解決は出来ません。
これに力を注いで政治問題化しても大きな流れを変えることは出来ません。
また、些末なブルカ禁止に拘ることは、ガス抜きにもなり、かえって“治療”を遅らせることになりかねません。
今欧州が崩れようかという時に、ブルカなんかに関わる時間が惜しいということです。
森友もそうです。
国家の私物化はいけないことですが、安倍首相が最もいけないのは、グローバル化路線です。
長い歴史のある日本をわずか数年で破壊し、「日本は日本人だけのものではない」という移民国家を作ろうとしていることです。日本人を世界中の企業の奴隷にしようとしていることです。
彼の政策こそが日本にとって最も危険だと日本人が理解しなければ流れは変わらず、ここで安倍首相を職権乱用で退陣に追い込んでも、第二、第三の安倍首相が出てくるだけなのです。
安倍首相は国民が気づく前にやってしまおうと急ピッチで物事を進めています。
日本人に広く安倍首相の政策の危険性を知らせることに最大の力を注ぐというのも正しい判断だと言えるのです。
しかし、野党はどうかというと、日本の場合、移民賛成で反日という安倍首相と相違点がありません。政策で自民党を追い込めないなら、せめて森友をやって安倍首相の売国政策を遅らせることは、これも必要なことだと思います。
森友で追い詰めること
自民党だけでなく野党までもが日本人を苦しめる政策を目指していることを知らせること
二つのことを同時に進めればいいのです。個人では好きな方を、そして名の知れた影響力のある方は日本の政治に蔓延する売国政策の危険性を国民に知らせることが求められるのではないかと思います。
「誰が」ではなくて、「政策が」間違いだということを、気づいた方は広めていくことが大事だと思います。
それにしても、レッドブルの会長はいいことを言ってくれていると思います。
スポーツイベントの大スポンサーで広告主でもあるレッドブルの会長を、まさかメディアが総攻撃、というのは出来ないんでしょう。
メインストリームメディアは完全無視みたいです。
見ざる聞かざる言わざる しー!