レッドブル(Red Bull)って、ここでもよく見かけますがご存知ですか?
BBCニュースでこんな事件を見かけたので、このニュースの犯人の写真が
アジア人だったので、気になって調べて見たら、
日本ともちょっと関係があって勉強になったのでブログに書いて見ました。
タイ人や日本人が作って売っても売れないのに、オーストリア人が売ると売れるんだよねw 日本の物って素晴らしいのだけど、アメリカでもほとんど見かけないし
売れないのは本当に残念です。 かろうじて自動車とカメラは日本製が人気かな・・・ あとは漫画と和食や盆栽とか園芸関係かな・・・
レッドブル
ウイキペディアより抜粋
1978年に設立されたTCファーマシューティカル・インダストリーにより、「Krating Daeng (グラティン・デーン)」(タイ語で、「赤いガウル」という意味。ガウルはウシ亜科の動物。)の名前でタイで開発された。
その経営者であるChaleo Yoovidhya(チャリアオ・ユーウィッタヤー)は、
元々TCマイシンという会社を設立し、痛み止めの製造・販売を行なっていた。
当初、タイではOsotspaが代理で販売を行なっていた
リポビタンD(大正製薬)が、
ほぼタイでの市場を独占していた。
そこでTCファーマシューティカルはターゲットを低所得者層に絞り、
積極的な売り込みを行なった。
しかし、独自開発したM150やリポビタンDを擁するオソサッパー社を上回ることは出来ず、マーケットシェアは10%強に留まっている。
1984年にオーストリア人のディートリヒ・マテシッツが国際的な販売権を獲得。
独自の配合で数年をかけて改良をし、今までに無いエナジードリンクを開発、Red Bull「レッドブル」の名称で販売を始めた。
マテシッツは、ビジネスで日本に来た際に、日本を中心とするアジア諸国で栄養ドリンクが大きな市場を形成している事を知り、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考え、調査を進めている内にKrating Daeng(グラティン・デーン)に出会ったという。また、商品開発に当たっては、特に日本のリポビタンDから大きな影響を受けているとインタビューで語っており、その成分が参考にされた。
レッドブルエナジードリンクはヨーロッパ地域は元より、北アメリカ地域や、オセアニア、アフリカ、そして、アジアにも進出した。 アメリカ・イギリス、日本等では「レッドブル、翼を授ける。(Red Bull Gives You Wings)」のキャッチコピーが使われている。
日本では現地法人のレッドブル・ジャパン株式会社(東京都港区白金台に所在)が販売及び輸入を担当。2005年12月、初めてクラブやバーに登場し、その後の2006年4月より、関東・関西地区のセブン-イレブンでの販売を皮切りにファミリーマート(2006年6月~)や一部のエクソンモービルのガソリンスタンドでも販売されたほか、その後はコンビニなどでも販売する。
2013年5月からはキリンビバレッジ株式会社と販売ライセンスに関する契約を締結し、「レッドブル・エナジードリンク」と「レッドブル・シュガーフリー」の各185ml缶を同社が管轄する自動販売機で販売を開始した。
なお、日本で売られているレッドブルは各個原産国が異なっており、
オーストリアの他にスイスなどの原産国が見受けられる。
BBCのニュースはこれ
↓
Thai fugitive Red Bull heir Vorayuth 'in Singapore'
記事の内容をとても簡単に訳すとこんな感じと思います。
↓
申し立てによると、Vorayuthさん(レッドブルの相続人)は
2012年に車を運転中(スピード違反)に警察官をひき逃げしました。
お金持ちの彼はタイの当局からの特別な取り扱い を受けた。
当局は、彼の逮捕のために許可書が出る数日前に彼が去ったと言いました。
シンガポール空港当局は、Vorayuthさんの私的な飛行機が国にあると確認したそうです。
私的な飛行機を受け取るSeletar空港の担当者は、BBCに、それらが、「どのような情報でもリリースすることができない」し、その理由を与えることも辞退すると言いました。
シンガポールはタイと引き渡し協定を持っていないが、2つの国は、国境を越えるケースのために頻繁に協力します。
Vorayuthさんは、繰り返し、無謀運転のために事故の場面から逃げます。
いくつかのチャージが期限切れになりました。
彼の担当者は彼がビジネスのために不在であったか、または警察と会うその度に
病気だったと言います 。
現在、タイの調査者は、Vorayuthさんのパスポートをキャンセルすることに努めています。
先日逮捕した犯人がレッドブルの創始者の孫であることが判明しました
車にひき逃げされ死亡しました。
Glanprasertさんは車に撥ねられ、数十メートル引きずられた跡があったそうです。
その後、警察は車のオイル痕から追跡し、それが富裕層の住宅街まで痕跡が続いており、
その住宅街の一軒の家の玄関で痕跡が終わっていることに気づきました。
家の持ち主の名前はChaleo Yoovidhaya氏。
彼は世界でも有数の栄養ドリンク会社Red Bullの創始者でした。
自宅ガレージを捜索したところ、チャコールグレー色のフェラーリのフロント部分が
大きく破損していることがわかりました。あきらかに人を撥ねた跡だとわかります。
彼は今年3月に逝去したChaleo Yoovidhaya氏の資産50億ドルの
警察の見解によると、Vorayuthは車を運転していたことは認めたものの、
「警官が突然前に割り込んできたから」と証言しているそうです。
人轢いて、そのまま数十メートル引きずって、家に逃げ帰っておいて、
そんな言葉は通用しないことくらいわかっていただきたいものですね。
今回、耳目を集めたのは、犯人がバンコクでも5本の指に入る大金持ちというだけではありません。
当初、専従捜査をしていた警官は、犯人が名士の孫という理由で、
なんと、ひき逃げした犯人を隠匿、別の人間に罪を着せようと工作しようとしたからです。
これに対して、バンコク警察の最高責任者Comronwit Toopgrajank氏は
「隠匿に関わった警官には任せておけません。
「外部からどんな圧力がかかろうとも私は屈しません。
と、コメントしています。
世界の公共の汚職や腐敗を防止するNGO団体・トランスペアレンシー・インターナショナルが
発表している2011年度の世界汚職認識指数(CPI)は、満点で10、最低で0のスコアで採点し、
タイは3.4点。186の国や地域のランクでは80位という低いランクになっています。
2011年度版 世界汚職認識指数(CPI)
腐敗した警察組織の中でもComronwit Toopgrajank氏のような、
権力に屈せず、悪を訴追する、正義感溢れる人間がいることは一縷の望みだといえますね。