モロッコにあるスペイン領セウタとメリリャは以前から不法越境者たちがEUに行くための突破口として、当局と攻防を繰り広げてきたところです。

以前にこちらの記事で書いたことがありますが、いくら国境フェンスを頑丈にしても彼らは執念深く諦めません。

 

軍隊適齢期の男性ばかりで、“可哀想な難民”としてメディアは取り上げますが、全然可哀想ではありません。怖いだけです。ガクブル

 

2017年になったわずか数時間後(午前4時ごろ)に、セウタで1100人の不法者たちが、6mの有刺鉄線を越えようと集まりモロッコ、スペインの警官隊と衝突しました。

 

鉄の棒、ワイヤーカッター、岩などを使って越境を試みたアフリカ人たちは、しかし、病院に運ばれた2人しか入国できませんでした。

そしてスペイン当局に5名モロッコ当局に50名の負傷者がでて、うち一人は片目を失いました。

 

モロッコ当局は越境を試みた800人を逮捕したと発表しています。

モロッコの内務大臣は、「今後このような行為に対しては、モロッコ追放や重罪という判決も可能な裁判にかけます。」と述べています。

(追放されても喜びそうですが、越境者はサブサハラのアフリカ人ということなのでモロッコ人以外の人間も多いのかもしれませんrabbit*ハァ*

 

人権団体は、スペインが不法越境者たちを直ちにモロッコに返すことについて、難民申請の手続きを省略するものであると批判しています。

(いったんスペインに入れて、彼らの難民申請を受理して長期間の審査にかけろという要求です。その間別の国に行ったり、うろうろしたり、泥棒、レイプ、暴動、テロもできるからということでしょうか?はこ怒る

 

似たような事件は12月9日にもありその時は400人でした。

 

 

この事件の前12月30日には、セウタでモロッコ人の女が逮捕されましたが、その理由は密入国の手助けです。

ガボン人の男19歳が彼女のスーツケースに入ってスペイン領セウタに入ったことが見つかりました。

警察が写真を公表しました。

 

やじるし

Over 1000 African Migrants Attempt To Break Through Morocco-Spain Border Fence( January 1, 2017 パメラ・ゲラー)

Migrant makes desperate attempt to be smuggled into Spain by curling up inside suitcase(1 JAN 2017 Mirror)

SUITED AND BOOTED Migrant caught hiding in a suitcase to get into EU … (1st January 2017 The Sun)

 

 

イタリアではベルリンのクリスマスマーケットテロ犯人 Anis Amriをミラノで射殺したのち、警察トップが、不法滞在外国人の身元特定と早期強制送還に力を入れるように通達を出しました。

 

そして内務大臣が、強制送還前の不法滞在者たちを収容するセンターをいくつか新たに作ることを計画しているということが関係者の話でわかりました。

これはEUの他のメンバーからの度重なる要望に応えてというものです。

やじるし Italy plans to track down and deport migrants with no right to stay(01/01/2017 ZERO CENSORSHIP)

 

 

イタリアの、強制退去が決まった者たちを収容するセンターの増設ですが、日本で言えば、仮放免を無くしてみんな収容センターに拘束しておこうという発想になります。

 

犯罪者支援組織「仮放免の会」によると、「退去強制令書発付処分を受けたものの、送還にいたらず収容を解かれている仮放免者数は、2015年末の時点で3,606人、2009年7月段階での約1,250名から6年の間に、3倍近くも増えている」ということです。

 

またNHK報道によると、去年からことし8月までの間で、有罪判決を受けた者を含む108人「仮放免」となったあと逃亡し行方がわからなくなっているということです。

対象期間が短いですが、累積される全体ではもっといるのでしょう。

 

仮放免の会は「仮放免者に在留資格を認め、合法化していくということによってしか、問題の解決はない」と言っていますが、退去強制処分を受けた者がおとなしく日本を出国するという当たり前の解決を無視するというのはどうしたことでしょうか?

 

長期拘留が心身に悪影響を与えると言っていますが、日本から出るなら拘留はありません。

無理やり非合法に日本に居座ろうとするから拘束されるのであって、日本から出て母国に帰ればいいんです。

 

とにかく仮放免者が年々増えているというのは、不法者の内、特別に厚かましくて順法精神がない輩がこの制度を悪用して日本を闊歩しているということです。

仮放免という、不法者に変に期待を持たせ、また地域社会を不安に陥れる制度を止めることを提案したいです。

 

 

ところでアフリカのモザンビークが国際移住機構(IOM)と連携してエチオピア人の送還事業を始めました。

(Mozambique Deports Ethiopian Invaders DECEMBER 26, 2016 THE NEW OBSERVER

担当者が、アメリカが資金を拠出したIOMプログラムが無ければ、彼らは自発的また自尊心を持って帰国することは出来なかったというように、手当がもらえたりします。

勝手に国境を行き来して「自尊心」もないものだと思いますが・・・。

 

欧州やアメリカで難民申請しているエチオピア人なんて偽装難民だという根拠になります。

どこでもそうですが、勝手に押しかけてきた者に帰ってもらうには何らかの手当を渡すことが、今各国で行われています。

ヤクザじゃあるまいし、この仕組みは何なんでしょうね?はこ怒る

 

そういえば、私とは宇宙の果てほど考えの隔たりがある国際移住機構(IOM)は、やたらと移民が世界のGDPに貢献していると宣伝しています。確かメルケルもそう言っていました。

装甲車や防弾ベスト、警備費用の増大、唐辛子スプレーからセーフトラウザーズなどの防犯グッズ、先進国の貯蓄を使い果す外国人へのお恵み、 確かにGDPに貢献していそうです。

 

スウィング事務局長:

「移民に優しい政策の国は、より繁栄する傾向にあります。」 ぇ゛

 

IOM日本:

「人の移動(移住)は、より相互に関連しあう世界における、非常に大事な特徴です。」 ぇ゛

 

「移住(人の移動)は、移民と社会、国、すべてに利益をもたらします。移民は新しい技術と文化を、受け入れコミュニティにもたらします。」 ぇ゛

 

社会秩序の崩壊や治安の悪化を善とするなら上記のような考え方は正しいのでしょう。

なんだか悪魔崇拝の秘密結社みたいですね。ガクガク

 

こんなことも今進行中なのです。ショック!

 

TOGETHERキャンペーン

 

難民や移民に対する否定的な認識や態度を緩和し、受入国・コミュニティと難民、移民との社会契約を強めることを目指すグローバル・キャンペーンです。


2016年9月19日の「難民と移民に関する国連サミット」に参集した193の国連全加盟国は、全会一致でTOGETHERキャンペーンを歓迎し、その実施を約束しました。同キャンペーンは2018年まで実施され、加盟国はキャンペーンの終了時点で、難民と移民に関する2つの「グローバル・コンパクト」を採択することになっています。

 

国連の構成員のほとんどが第三世界、すなわち移民を送り出す側にいます。

このようなものは適当に無視してクソ真面目に取り組むことは止めましょう。とびだすうさぎ2