不毛かも知れない領域

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書評ブログをメインに記事を書いています。世界中で読み継がれている本・あまり知られていない本、数ある中から出会った素敵な本たちから大事なことを教わっています。

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1985年生まれである古市さんの「絶望の国の幸福な若者たち」
の次に出版された新書

だから日本はズレている (新潮新書 566)/新潮社

この本の主なTG層はおじさんであるとおもうが、
(本屋の新書のある棚は基本おじさんばかりなのはさておき)

僕らの世代の事を的確に捉え分かりやすく言語化していて面白い。
考え方も世代が近いからなのか共感できる部分も多いし、
取り上げるキーワードが「ソーシャル「学歴」「テクノロジー」等
どれも興味深いものばかり。

「確かなものがない流動的な社会で、人はもっともポピュラーな学歴や社歴で判断する」
←たしかにそうだよね。マッキンゼーとかグーグルで働いている人の言葉は信用しやすい。事実、本の裏の経歴とかそれのオンパレードじゃん。実力で戦っている人ほど結局武器として持ってるし。TVに出てる俳優とかって学問とか関係なくて且つ華やかな世界だから、なんか共感しやすいけど全員そうなれないし・・・
なんだかんだで、勉強すれば約束された未来がある訳じゃないけど
効率のいい人生であることは確かだよね。

みたいな事がかかれていて面白い。

家電の所(迷走する家電メーカー)なんてふつーに笑える。
斜めドラム式洗濯機(笑)みたいな。ものすごく共感できる。

選挙の例からネットじゃ今の日本を変えるには限界があるって所に触れてるところも
興味深いです。

若者を理解してもらう(今を知る)のに一役買う本に違いない。

あいにく社会的に忙しく活躍されているおじさんの中でこのような本を
手に取る大人はある種理解のある人なので尊敬できるおじさんに該当すると思われる。
(少なくとも僕はそう思う。)

普段うるさい頭の固いおじさんに読んでもらうと
若者はもっとおじさんの役に立つ事が出来るようになるかもしれない。
趣味がある=充実している

そんなわけない

ようは心の持ちようだ

たくさん趣味あったところでつまんない人は、何したってつまんないものだ。

何かを探求したいとか、これをやっていると感激する、幸せだとか
そういう事でしょ!?

「アニメを観る」でも単にみておしまいだけだと娯楽かもしれないが
それについて語れたらもうかっこいい趣味だよ

何をするにも面白がる事が大事でしょ

MINIのすべて―個性溢れる7モデルそれぞれの魅力を完全比較 (モーターファン別冊 ニューモデ.../三栄書房

最近、車を買った。
単なる移動手段ではなくなった.
あれだ、コペルニクス的転回だ。

運転が面白い

運転する事を面白いと感じる自分に驚く。
いわゆる大企業に運良く就職した僕は社会人になった。
あれから2年半が経つ。早いものだ。

就職してからブログを書かなくなった。
書かなくなったというより書けなくなった。

忙しい仕事に就き、朝から晩まで働く中で心の余裕がなくなったんだと思う。
それなりに充実して楽しかったが、自分に合わなかったので転職をする事に決めた。
僕の居た会社はいわゆるモチベーション2.0を象徴するような会社だ。
給料は良いのだがどうやら僕には合わなかった。

転職を機に一度仕事について考え直してみたいと思いこの本を手に取った。

本書にもあったが、
働く事で僕らは社会との
繋がりができ、自分の存在意義を確認できる。
これは仕事をしてみなければ分からない事のように思う。
肌で感じる事でしか得られない言葉だ。
少なくとも学生の僕は理解していなかった。

そういった意味で働く動機は単なる生きていく為のものではないと言い切れる。
内なる動機の中でも僕自身の事を言えば
上昇志向の動機よりもむしろ対人関係での動機が大きい事も分かった。

働き始めて「欲」が小さい事も認識した。
環境や世代的な事もあるがどうやらそうみたいだ。
(それでも車を買ったりはしているが・・)
生まれたときからある程度満たされていた。
欠如があるから欲望が生まれるという事を思えば
欲が小さいことは至極当然なのかも知れないが。
だからこそ自分の目標を自分で考えなくてはならないのだ。
それを楽しめる事は恵まれているし環境に感謝したい。
前進あるのみ。

何かをするという事は、必ず何かを目指すという事だ。

ここでは書かないが
自分にしかできない事や娯楽と趣味の違いなんかはなるほどなと思った。

本を読み、自分と向き合う余裕は大事にしたい。

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。/ディスカヴァー・トゥエンティワン

過去の記事で内容に触れず紹介だけした、なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか 藤巻健史 15が古い記事にも関わらず検索に毎日のように引っかかってるなーと思って見てみたら、弱小ブログであるのにも関わらずGoogleでかなり上位にあったため不毛かも知れない領域で番外編をお届けしますニコニコ
過去記事は下のリンクから
なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか 藤巻健史 15

なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか/藤巻 健史


これだけ検索されるという事は皆さんかなり日本破綻っていうキーワードを気にしているのかもしれませんね。僕自身前回記事でも書きましたが今のところ守る資産なんて微塵もありません。ただ、学生生活も終わりますし、これから先は暢気な事ばかりではいられません。
水を飲むように、ファイナンシャルリテラシーも身につけなければいけない。
そんな現状に立っていると若輩者ではありますが思う次第であります。
今回は僕と同じように「面倒だけど、しゃーない、やるか」って人のために少し紹介していきます

英語を勉強する理由
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今米国で働くと、5万ドルの年収が得られるとします。1ドル80円の時代には、日本円に換算すると400万円でしかありません。しかし、1ドル300円になれば、年収は1500万円です。3年間アメリカで節約生活を送って帰国すれば、日本で家が建ちます。この生活プランを実行するためには、英語を勉強しておかなければなりません。
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英語を身につけるという事の大事さがふつふつと湧いてきます。
今すぐにこうなるかは別として日本で暮らす外国人労働者の方みたいに僕ら日本人の大半も出稼ぎに外国に行く時代がくる可能性はありますよね。僕は嫌なのでそうならないために今は別の道を走っていますが。
にしても英語は最低限読めるぐらいしないといかんですね。新世代のリーダー岩瀬大輔さんもそう言っとりますし。まだまだですが自分のペースでやっていきます

ドルが暴落しない理由
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「双子の赤字があるからドルはだめ」という意見があるが
双子の赤字とは財政と経常収支。日本とアメリカは借金額がほぼ同じですが、GDPはアメリカが日本の約3倍。体力が3倍違う。
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ここでは体力という理由に加えて、世界の基軸通貨であるという理由が書いてありましたがそれはご自身で確認して下さい。
基本的にサルでもわかるように書いてあるので分かりやすく経済が学べます。
そんなもんより今やるべき事が知りたいんだーって人は
まずはネット証券なんかで口座をつくるところから始めましょう!

面倒でそれすらおっくうになりますが拝んでても資産は守れませんからねあせる
いくら稼いでる人でも日本円の価値が薄れればトホホですし。

僕の中では投資信託、金、プラチナ、株、債券とかいった類いは資産を増やすためというより守るためうまく使うという印象が強いのですが、皆さんどうなんでしょうかね。人それぞれだと思いますが一緒に勉強していきましょう。


今日も不毛かも知れない領域に来て頂きありがとうございます。22になりました。「やっと」と思う反面、「もう」とも思いますが無事に年を重ねられた事に感謝したいと思います。

それではまたチョキ

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タイトルに惹かれて手に取った本ニコニコ

何を基準に言ってるかはそれぞれですが、世界NO.1という言葉には弱いです笑

今回の本はコレだービックリマーク


私が世界No.1セールスマンになるためにやった50のこと/甲斐 輝彦


目新しい事は特にありませんでしたが気になるところはいくつかあったのでご紹介!!

やっぱり口コミは最強のマーケティング
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人は感動したとき7人の相手に伝達すると言われている。
そして、その7人がそれぞれ5人に伝達し、その5人は3人に伝達する。
つまり、1人を感動させることは、7×5×3=105で、105人の人を感動させることになる。
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飲食店の口コミサイトが問題になった今日この頃ではありますが、やっぱり口コミの威力はすごい。
どこの会社もいかに口コミを起こすかに躍起になる理由はこの破壊力を知っているからだ。
そしてこれは個人にも言えること。
人を1人感動させることができればその喜びはどんどん伝播していく事になる。
目の前の人に全力で喜んでもらう事は100人の人を感動させるのと同義だと思う。

サイクルを理解する
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うまくいかない→自信がなくなる(勇気がなくなる)→行動ができなくなる→状況が悪化する→さらに自信がなくなる
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もうこれは間違いない。
このサイクルは必ずくる。
だから知っておくんだ。
その時冷静になって自分を見つめてみる
あれっ!?
今この思考サイクルのど真ん中じゃね!?
あーいかんいかん。明日は明日の風が吹くってね
そう思う事が大事、うん。


本当にしたいことがあるのなら手段を選んでいる場合ではない。あらゆる道を探るべき。


この本に出てくる例はかなり分かりやすかったwネタバレ自重ってやつで(面倒なだけ笑)


今日も不毛かも知れない領域に来て頂きありがとうございます。
去年花粉症になってしまいましたが、今年は花粉対策ばっちりです。
僕は5月の1週間が戦いなのでできうる事はやっておこうと思います。

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社会心理学の知見をベースにビジネス分野への応用をされている内藤さんの本。
これもだいぶ昔の本ですが・・まあ多少古くても問題ない分野ですからいいでしょう
パワーセルフ!最強の自分になる心理学/内藤 誼人


ちなみにいまでは有名であられる内藤さんですが昔の本は
「心理戦」で絶対に負けない本―敵を見抜く・引き込む・操るテクニック/伊東 明

こんな感じで表紙が地味だったりします。今では目を引く言葉やおしゃれな表紙なだけに歴史を感じますね。
にしても心理学というのは色々なところに応用されています。
ちなみに初めてビジネスに応用されたのは、軍需目的で戦争をする兵士達に人を殺めさせるために応用された技術(洗脳)とニューエイジ研究(自己啓発)が民間転移されてサラリーマンに自己啓発をさせて・・・という流れらしいです。(本の内容には含まれていないのです)
ほかにも昔の記事でも書きましたが、新人研修なんかでも応用されていると思う。(実感として)なぜ多くの会社がプロのコンサルタントなんかを使って研修をさせるかと言えば、やる気を引き出すという事がそれほど難しいということの裏返しでもあるということ。各々が自発的にやる気を持って仕事するなんてありえないのだ。きっと。
だからこそ手っ取り早くマインドをコントロールする研修が重宝されるわけだ。
ここで大事なのはやる気を引き出す事自体は良いのだけれど・・・みたいな。難しいね。

本題へ

フルーツを食べるだけで、自信と満足感は11%も高まる
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1997年アメリカの健康行動雑誌に発表された論文のデータ、
脳みそを活性化させるのはグルコース。果物の中にはグルコースへ変換する物質が大量に含まれている。
マサチューセッツ大学のウィリアム・カスティロー博士のデータには
フルーツを食べる人は、バイオフラビノイドの働きで心臓病になりにくいとある。
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この著者のいいところはデータの出典が数多く記されているところだ。
これだけでもかなり付加価値の高いと言えるね。
僕はもともと朝ご飯は食べる派だけど、これからの生活(社会人生活)を考えると加えてフルーツを食べる事にしようと思っている。自信が高まるならフルーツに縋って生きるのも悪くない。

対人関係スキルを磨くほうが、8割5分という高確率で成功者になれる。

データでも実証されているようです。


ストレスを感じたときにするといいこと
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イメージで癒す
自分が有名人になって、みんなにちやほやされているところをイメージ
自分の身体が「波」になったつもりで、グニャグニャしている場面をイメージ
大好きな人に抱きしめられているところをイメージ
行動で癒す
窓から外を眺める
大好きな曲をハミング
つま先立つで一分間我慢
身近なものを写生する
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これらの事はよく心理療法とかでも使われるそうです。
ちなにみに僕は

自分が大きな木になって、暖かい太陽の光を浴びながら、大地からぐんぐん栄養を吸収して成長していくイメージをする

というのに近い事をよくやっていたのでこれが一番しっくりきます。
イラっときたり、ダルくなったら一度試してみて下さい。
スピリチュアルな感じで気持ち悪い、オカルトっぽくて嫌だって人も
いるかも知れませんが僕はこういう思想は好きです。


それでは。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の.../ミヒャエル・エンデ


ブログ更新が滞っておりましたが今日は久しぶりに書こうと思います。
現時点でこのブログの固定読者の方は限りなく0だとは思いますがもしいましたら申し訳ありません。
そして、お待たせしました!!
今回は1973年に初めて発行されたミュヒャエル・エンデ作「モモ」を紹介します!

あらすじはamazonから拝借しました

あらすじ

 円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。

本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)


大切なことを教えてくれる

訳者あとがきから
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人々は「よい暮らし」のためと信じて必死に時間を倹約し、追い立てられるようにせかせかと生きています。子供達まで遊びを奪われ、「将来のためになる」勉強を強制されます。この病気の原因に気づいて警告しようとする人は、ベッポのように狂人として精神病院に隔離されるでしょう。〈中略〉人々は時間を奪われることによって、本当の意味での「生きること」を奪われ、心の中は貧しくなり、荒廃してゆきます。
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この本の素晴らしさは童話という幻想的な世界の中に、現代社会の問題を埋め込むこんでいるところだ。
そうすることで年齢を問わず誰しもに伝わるように仕上がっている。
「時間」という高尚な文脈を難解な言葉を使わず表現しているところを見れば
世界各国で知られた作家というのも頷ける。
より幸せになるために「効率よく、無駄なく」過ごそうとした結果、いつのまにか追い求めていたものとは裏腹に毎日をせかせかと生きることになる。そんな当たり前のことに気がついても「もう戻れないんだ・・」とこの本に登場する大人は言うし、amazonのレビューにもあきらめにもにた言葉があった。「この本を読んでも次の日には会社に行ってまた自分で自分の時間を泥棒するんだ・・」
作者が何十年前、現代社会の問題を本を通じて批判しても
それを読んで感動した人でも
多くの人にとって自分の時間を本当に大切にすることは難しいのかもしれない
それでも僕らは時間とうまくつき合っていかなければならない。
では、いまから簡単に誰でもできることはなんだろうか
それはひとつしかない意識を変えることだ。
カリスマ「きゃりーぱみゅぱみゅ」も歌の中でこういっている。

心の角度次第だから」



いい言葉だ。
自然とこう考えられるようになれば道は開けるに違いない。


最後に

時間とは生活である。どう生きたいのか読者に問いかけてくれる一冊。
読まずとも少し時間を取って時間について考えてみませんか。もちろん僕もですが。

今日も不毛かも知れない領域に来てくださってありがとうございます。気がつけば3月、桜の開花が楽しみです。
何事にもタイミングってものがある
もしこの本を18の時に読んだとしても
いま感じている感覚を味わうことはなかっただろう
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)/本田 健

¥680
Amazon.co.jp

所感

自分の中でこのタイミングでこの本を読んだことに驚いている。
お金関連の書籍はいくつも出ているしそれなりに読んできているがここまで
感情移入して読めた本は初めてだと思う。記憶はあいまいなのであくまで「思う」だが。
あとがきに「20歳の時に出会ったゲラー氏との対話は、私の人生を大きく変えた出来事でした。」
とあるように僕にとってこの本は過去を振り返ったときに人生を大きく変えた本のひとつと言えるものかもしれない。

ポイント

君には、こういう感情や思考に慣れておいてもらいたかったのだよ。気づいたかもしれないが、君が感じた感情のすべては、多くの人が人生に対して感じていることなのだよ。あるとき、気がついたら、無人島のようなところにいるのに気づく。そして、どうやって生きていったらいいのかわからず、混乱してしまう。どうして、誰も教えてくれなかったんだと、次に自分の保護者であるべき、両親、会社、社会を責めたくなるものだ。君には、こういう感情への対処の方法を知ってもらいたかったんだ。そうでないと、普通の連中と同じように、混乱したまま生きることになる


前後の文脈を掲載しないのでここだけ読んでもブログの読者様は分からないと思うが、ここは好きなシーンのひとつだ。端的に言うと、日頃偉そうなことは言えてもいざという時に取り乱したりするのが人間だということをゲラー氏が健に気づかせるシーンだ。そしてこの言葉をかける訳だがなんだか自分に言われているような感覚を覚えた。この本の魅力は20歳の健に自分をダブらせて読めるところにある。


人生にいいことも悪いこともない。私のもとにくるものがすべてベストなんだ。だから、すべてを受け止めよう

最近好きなフレーズのひとつ、ベストを尽くす。やっと意味が分かってきたんだよね

お金のことを忘れるのは、サービスをすることに意識を没頭しなさいという意味だ。給料をもらう人間は働いている時間が退屈なので、その時間が早く過ぎないかだけを考えている。普通の人は、「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから、金持ちになれない。

バイトをしているときはよく思っていた「早く終わんないかなー」ってさ。
まさに言い当てられて気がしたんだ。

少しだけ紹介しましたー。

このブログでは紹介しませんが(でもするかもw)
最近は
「リアルフリー」
「投資信託は、この8本から選びなさい」
「お金と人生の真実」
「KAGEROU」スペル合ってるかな?
って感じの本や実務的なノウハウ本を読んでます。
ちゃんと生活に反映させないとね(汗)



以上。
神はテーブルクロスに引き続き、須藤元気 著書の愛と革命のルネサンスを読むことにした。

愛と革命のルネサンス/須藤 元気


概要

須藤元気が探し求めている理想主義が近代合理主義、産業主義、金融資本主義といった「物が人を幸せにするという考え」の出発点である中欧に行けば見つかるかもしれないと思い立ち旅に出かけその記録を記したものである

レインボーカラーのベルト
この本の冒頭須藤元気は友人のイトウくんとホテルのフロントでチェックインしたときの事を書かれているんだけれど、制服を着た男性に「ダブルの部屋ですね・・・ベット2台はくっついていたほうがいいですか?」と聞かれる。そしてその原因がイトウくんの虹色のベルトだと気づくという場面がある。
最近僕はフランスに行っていたんだがその時友達の一人はレインボーのベルトを鞄に巻いていたとふと思い出した。もしかしたらそういう目であちらの人に見られていたのかもしれないと思うとなんだか面白い。
いや、もしかしたら友達はあえて分かっていながら買った可能性もある。
次回あったときにその真相を聞いてみるとしようか笑

WEAREAIIONEとは
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「私たちを含めた宇宙の万物が、これまで常識とされていた空間と時間の枠を超え、ほかのものすべてと非局在的につながりあっている」 (アーヴィン•ラズロ著「コスモス」より)
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須藤元気が言うWEAREAIIONEというメッセージはこういった言葉と同じような位置づけらしい。
うーん、わかるようでわからない。

見つけたもの
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より良い未来の解決策は、あくまで自分なのだ。今、自分が楽しめなければ未来も楽しめない。
世界も楽しめない。
本当の理想主義とは、毎瞬毎秒 、自分と自分のみのまわりの人たちのささやかな幸福に全力を尽くすことなのだと、改めて確信した。
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ここにかかれている言葉は例えばD・カーネーギーが「この道は一度しか通らない道。だから、役に立つ事、人のためになる事は今すぐやろうー先へ延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから」という言葉を残した意味と同じだろう。その心は波紋していき新たな幸せを生む。世界の真理は誰もが既に持って生まれてきているといった話は嘘ではないのかもしれない。

私は今、円と国債がバブルの極限で、はじける寸前だと思っています。
と藤巻さんは言っている!
なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか/藤巻 健史


みんな薄々分かっているけどこの国は今結構やばい。
でも日頃の生活もあるし空いた時間にそんな事考えてるのはばかばかしい、面倒だとも思っている。
そしてどっかでなんだかんだ大丈夫じゃね?とか、ヤバいと思っているけどどうしたら自分を守れるわけ!?って感じで思考停止状態。「いやー考えてはいるけどさー」みたいな。
そんなうちに政治家や富裕層は自分の資産を守るべく着々と準備をしている。


僕はうれしい事に金はなくとも時間を持て余している大学生である。
つまり守るべき財産(お金という面で)はない。笑
けれども将来給料が上がらない事やユーロが破綻しそうな事、税金がどんどん上がっている状態を目の当たりにして正直ビビっている。
だから今できうる限り経済的自由の下地を作るつもりだ。
この本を読んだから「大丈夫」なんて言わないけど「資産を守る・増やす」という面で
読んで勉強にはなります。
時間があって良かったです。