ユダヤ人大富豪の教え 17 | 不毛かも知れない領域

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書評ブログをメインに記事を書いています。世界中で読み継がれている本・あまり知られていない本、数ある中から出会った素敵な本たちから大事なことを教わっています。

何事にもタイミングってものがある
もしこの本を18の時に読んだとしても
いま感じている感覚を味わうことはなかっただろう
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)/本田 健

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所感

自分の中でこのタイミングでこの本を読んだことに驚いている。
お金関連の書籍はいくつも出ているしそれなりに読んできているがここまで
感情移入して読めた本は初めてだと思う。記憶はあいまいなのであくまで「思う」だが。
あとがきに「20歳の時に出会ったゲラー氏との対話は、私の人生を大きく変えた出来事でした。」
とあるように僕にとってこの本は過去を振り返ったときに人生を大きく変えた本のひとつと言えるものかもしれない。

ポイント

君には、こういう感情や思考に慣れておいてもらいたかったのだよ。気づいたかもしれないが、君が感じた感情のすべては、多くの人が人生に対して感じていることなのだよ。あるとき、気がついたら、無人島のようなところにいるのに気づく。そして、どうやって生きていったらいいのかわからず、混乱してしまう。どうして、誰も教えてくれなかったんだと、次に自分の保護者であるべき、両親、会社、社会を責めたくなるものだ。君には、こういう感情への対処の方法を知ってもらいたかったんだ。そうでないと、普通の連中と同じように、混乱したまま生きることになる


前後の文脈を掲載しないのでここだけ読んでもブログの読者様は分からないと思うが、ここは好きなシーンのひとつだ。端的に言うと、日頃偉そうなことは言えてもいざという時に取り乱したりするのが人間だということをゲラー氏が健に気づかせるシーンだ。そしてこの言葉をかける訳だがなんだか自分に言われているような感覚を覚えた。この本の魅力は20歳の健に自分をダブらせて読めるところにある。


人生にいいことも悪いこともない。私のもとにくるものがすべてベストなんだ。だから、すべてを受け止めよう

最近好きなフレーズのひとつ、ベストを尽くす。やっと意味が分かってきたんだよね

お金のことを忘れるのは、サービスをすることに意識を没頭しなさいという意味だ。給料をもらう人間は働いている時間が退屈なので、その時間が早く過ぎないかだけを考えている。普通の人は、「人からもらえるもの」にしか興味がないのだ。だから、金持ちになれない。

バイトをしているときはよく思っていた「早く終わんないかなー」ってさ。
まさに言い当てられて気がしたんだ。

少しだけ紹介しましたー。

このブログでは紹介しませんが(でもするかもw)
最近は
「リアルフリー」
「投資信託は、この8本から選びなさい」
「お金と人生の真実」
「KAGEROU」スペル合ってるかな?
って感じの本や実務的なノウハウ本を読んでます。
ちゃんと生活に反映させないとね(汗)



以上。