さて、前回の記事で、いきなり!ステーキには肉の等級の表示がないと書いたが、プライムやチョイスといった、米国農務省(USDA)の基準を上回る厳しい品質基準を設定し、 その許可のもとにサーティファイド・アンガス・ビーフ・プログラム(Certified Angus Beef Program = CAB)と名付けた認定制度に合格したものを使っており、その旨の表示が記載されているということである。
紛らわしい。…(笑)
さて、そんなわけで、発明といえば、わがエヴァンスだって、メッシュデータをシングルサーフェス化する"RRAP"や、新作に搭載したポリサーフェスをエッジ等の形状を維持したままシングルサーフェス化する機能などどこもやっていないので、発明といってもいいだろう。
細かいところを言えば、もっとたくさんあるかもしれない。
"RRAP"といえば、唯一の"RRAP"ユーザー企業さまに、新バージョンのインストールで先日伺ってきたのだが(チャリンコで飛ばせば10分位の距離なので)、さすがトップブランド、ここでは、ライノ・エヴァンスが二十台近く稼働している。
ざっくり、新機能の説明をさせてもらったのだが、今のエヴァンスは、ほぼできないことはないくらいの完成度になっている。
それでもさらなる新機能のご提案があったので、おいおい開発していこうと考えているのだが、最近、亀甲抜きのエヴァンスのコマンドを使うためのグラスホッパーのボロノイ・コンポーネントを使うために組んだグラスホッパー・ファイルが欲しいという要望が多いので、次期バージョンから、エヴァンスのコマンドで利用するグラスホッパー・ファイルを付録でつけることにしようと思う。
そういうわけで、前々回の記事に書いた「エヴァンスとグラスホッパーは使いよう。・・・(笑)」を動画にしてみた。
カットも早送りもなし、まったくの無編集である。
オペレーションのステージが違いすぎて、いったい何が起こっているのか、見てもわからない人も多いかもしれない。
ツボは、一度ポリサーフェスで作った抜型を、新機能のポリサーフェスをサーフェス化するコマンドで形状を変えないようにシングルサーフェス化しているところである。
これによって、ブーリアンで問題になることの多いエッジを極力少なくできるので、ブーリアンもすんなりいくという次第である。
おまけにデータもかなり、軽くできる。
さすが、異次元のテクニック…。(笑)
プログラムやオペレーション・テクニックはどんどん進化していく。
グラスホッパーも、ライノ6になってから標準装備になったので、少しは使えないと、恥ずかしい。(笑)
いつまでも、同じレヴェルのオペレーションでは、気が付くと、完全に時代遅れになっているかもしない。
えっ、どうせ、みんな似たようなレヴェルの人たちばかりだから、心配ないって?
まあ、一理あるが、お気楽でうらやましい。…
今は、ちょっとアレだが、紛れもない天才だったビートたけしの名言、…
「赤信号みんなで渡れば怖くない。」
日本人の気質を一言で現した、けだし名言である。(笑)
だが今後、海外からの労働力の流入も予想され、ライバルは呑気な日本人ばかりじゃないんだよ。
でもまあ、心配することはない。
新しいエヴァンスを、ちょっと勉強すれば、このくらいすぐできるようになる。
そのためのエヴァンスである。
ジュエリーCADのプログラム開発でいえば、かなり前から日本にはライバルなんか存在しなかったので、海外製のソフトに比べてどうかということをずっと、意識してやってきた。
性能や実用性で劣ったら、存在価値そのものがなくなるので、ご気楽ではいられないので必死である。(笑)