さて、前回の記事で書いた、プログラムの問題点と、ライノ5.0で新しく採用された謎の新オブジェクトだが、すべて解決した。(早っっっ!!!さすが、エヴァンス。・・・(笑))
向かって、左側の黒っぽくて、あまり線が入っていないオブジェクトがボックスコマンドや、平らな線を選択して、押し出しコマンド(ソリッド=はい。に設定)で出来る、新生物?である。
そして、向かって右側のそれが、それをコピペして、一度バラバラにして、また、ジョインコマンドで、元に戻したものである。・・・これは、従来からお馴染みのポリサーフェスになる。
で、従来のプログラムでは、左側のやつは、認識できなかった。
それもそのはずで、ライノ5.0で、新しく定義された、「extrusion_object」というタイプのオブジェクトだったのである。(厳密に云うと、これの正確なクラス名は、「ON_Extrusion」クラスというのである。)
ここでの「クラス」というのは、プログラム言語でいう、まあ、凄く平たく言うと、「型」みたいなものである。(ホントは、関数なども含むことがあるので、もっと複雑なものだが。・・・)
実は、ライノでは通常、サーフェスも、ポリサーフェスも、プログラム上では、「brep_object」という扱いになるのだが、今回のこれは、新しく出来たので、それでは、扱えない。ので、計量の対象にならなかったのだが、そうと解れば、プログラムコードをチョチョイのチョイと弄って、プログラムの欠点?も、改善した。・・・ので、ちゃんとこういう押し出しポリサーフェスも量れる様になりました。・・・めでたし、めでたし。・・・
で、この様に、異次元のテクニック?を誇る「EVANCE-DG」が、再びまた、ジュエリーCADデータの、作成、販売サービスを手掛けることになりました。
ただ漠然と始めるのではなく、少なくとも国内では、従来にない、斬新な手法を用意しているわけなのだが、その第一弾を、水曜日からのIJTで、発表および、プロモーションするので、どんなことになっているのか、興味のある人は、見に来てもいいよ。(笑)
因みに、ブース番号は、「B20-24」、「ディークレア」というブース名で出展するのである。・・・