今週は、同僚がホリデーを取っているためカバーで週5出勤、お休みは2日だけ。
やっぱり2日じゃ足りない!
夢は週3日労働。
仕事が好きで楽しくて、週5でも苦にならないとか、そういう風ならいいかも。
私は今の仕事、ストレス皆無でありがたすぎる環境ではあるけど、楽しくはない。
私は家で色々するのが好きだから、エアビーとかリモートワークなら週5でもいいかもな。
私がWhitiangaの語学学校で15年近く働いてたときは週5でバリバリ長時間労働してたけど、すごい楽しかった。でもやっぱり休みは週2じゃ足りないから、ちょくちょくホリデー取らせてもらってましたね。
そういうの融通効かせてくれるところだった。キャプテンが島に単身赴任してたときは、私も隔週で島に行ってリモートで仕事させてもらったりしたし。ボスが優しくて、仲間はみんな働き者で楽しい人ばかりで、いい職場だった。
戻りたいとは思わないけど、とてもいい思い出です。
理想的な働き方、暮らし方っていうのを時々考えます。
昨日はお休みで、祝日でキャプテンも家にいたので、二人であれこれ家事をしてました。
窓という窓、ドアというドア、ガレージまで全部開け放って
私はエアビーの掃除・洗濯・セットアップ、キャプテンは庭の手入れやガレージの改修など。
3時に義母とビーチで待ち合わせして一緒に泳いで、そのままジェシーの散歩をみんなでして、
義母を家まで送り届ける。
シャワーを浴びて着替えたらまた義母の家に戻って、一緒に夕飯を食べました。
友人からFlounder (カレイ)をもらったそうで、久しぶりに新鮮な魚のお相伴にあずかる。
カレイの調理は私が担当しました。ママはこのお魚の扱いはよく分からないようだったし、前回ママの家でお魚料理をいただいたとき、中までちゃんと火が通ってなかったからさ 念の為、食いしん坊嫁の出番です💪
塩をしてしばらくおいてから洗い流し臭みを取って、
大きなホットプレートで両面じっくり焼きました。美味しい塩とパセリとレモンかけ、それだけ。
美しい庭を眺めながら気持ちのいいテラスで食事。
庭で採れた野菜でサラダも作ってくれました。
この日の食前酒はテキーラ・サンライズ
カレイのディナーはロゼワインでいただきました。
この日は本当に何をしてても楽しくて、
「あー最高。夏最高。この生活サイコー」
と私は何度も言っていました。
太陽をたくさん浴びてセロトニンがドバドバ出ていたのでしょうか
休みの日に天気がいいと、本当に幸せです。
この2月6日のワイタンギデイの祝日が終わると、世の夏休みは本当の終わりを迎えます。学校も始まり、長い夏休みを取ってた人たちもいよいよ仕事に戻る、そんな時期です。
この地域もバケーションに来ていた人達が次々いなくなり、また静かなご近所に戻りました。
休みが終わってもなお、この美しい夏は続いているわけで、みんなと一緒に都市に戻ってまた次のホリデーまで頑張って働く、そんな日常に戻ることなく引き続き毎日ここにいられるのは幸せだね、と3人で話していました。
でも都市部のバリバリ働くエグゼクティブ達がこの地に別荘を持ちホリデーにやってくるおかげで、この地のインフレや経済は保たれているし、特にここに来る人はおおむね皆さん品がよくリッチでハッピー(ホリデーだしね)、雰囲気がとてもいいです。みんなで仲良く楽しく夏を過ごそうという思いやりに溢れていて、なかなか素敵なのです。
そういう環境がとてもありがたく感じます。
思い返せば、私は若い頃から仕事というかキャリアというものにどうも興味がわかず、漠然とあこがれはあったものの、何をしていいか全然わからなかったし、やりたいこともなくて。
私が熱心にしたいことといえば、とにかく海が綺麗で自然が美しくて人が少ない、そういう場所を世界の何処かに探すことばかりで、仕事をしていても定期的に休みを取ったりやめたりして、バックパックを背負って旅に出てばかりいました。
ニュージーランドのコロマンデル半島に出会ってからは、世界のどこか、という旅欲が面白いように鳴りを潜め、いわゆるItchy feet がなくなり、逆にもうすっかりここから出なくなりました(笑)
それから20年以上が経ちましたが、今でも特に夏が来ると
毎日バケーションみたいなこの暮らしが、幸せだなあと感じるのです。
たしかに、「自然がきれいで人のいない田舎」、には仕事の機会がほとんどありませんし、文化活動もかなり限られます。人も少ないので出会いも少ない。ある程度、あきらめなければならないことがあります。
対して、都会でバリバリ働き、お金をたくさん稼いで、友人達とひんぱんに外食したり文化的な遊びを日常的にする。休みには稼いだお金を使って「自然がきれいで人のいない田舎」だけじゃなく、いろんな場所に旅行に行く、そういう生活もあると思います。
どちらもそれなりに楽しいとは思う。
自分の人生で何を大切にしたいか、
何が最も重要なのか
結局それだけですよね。
私はやっぱり「そこに暮らしたい」という想いが強かったし
長年都会でバリバリ働きたいと思える仕事に巡り合うことがなかった。
そういうことかな。
結果今の生活にはおおむねハッピーで、
若い頃もっと努力できたかもとは思うけど、自分の歩んできた道には八割方満足しています。
向上心は大切だし
いくつになっても機会があればチャレンジもしたいとは思うけど
この歳になると特に感じるのは、
いまある自分、いまある生活に満足するというか、
幸せを感じる瞬間が多くあって、
感謝の気持ちが湧く、
そんなことが大事なのではないかと。
あと私が大事と思うのは
人に依存しない、こと。
期待する、も同じです。
自分の幸せを人に頼ったらそらーいけませんし、
人に期待してたらガッカリすることばかりなんじゃないかな。
知らんけどw
私の今の生活は、キャプテンやママ、
日本の両親の支えによるところが大きいですが
誰か、もしくはその全員がもし明日いなくなっても
きちんと自分の足で立って歩ける、
幸せに暮らせる、
そうありたい思っています。
感謝こそすれ
依存してはいかん
ということで。
あらやだ説教臭い💦
私は今いるこの場所が自分に合ってるんだなと思うのは、
夏暑くても
冬寒くても
割りと常に「いいね~」と思えるんですよね。
雨が降っても風が強くても
気持ちがネガティブに向きにくい。
そんな場所です。
それでも時々、あまりにも人に会わず
文化に触れず、美味しいいものも食べられないから
ぎゃーーーーーー!と爆発しそうになることはあります。
そのためにも時々日本に行って、人に会い、美味しいものを食べまくり
文化や歴史に触れ、
バランスを保っている、という感じです。
ホント、年に1回か2回行く日本にどれだけ救われているか
今年も楽しみにしていますので、
毎回短い滞在で、会いに行ける方々が限られますが
どうぞよろしくお願い致します。
おまけ
毎年ズッキーニを庭に植えてもどうもうまく実がならないんだ、と日本の田舎出身の友人に相談したところ、農業をしているその人のお母さんから良い教えをいただいた。
ズッキーニはひと株に雄花と雌花が混在するが、うまく受粉ができなと実がならない。雌花の下に小さなズッキーニがあるんですが、花が咲いてる間にちゃんと受粉されないと、その赤ちゃんズッキーニは育たないまま消えてしまう。うちのケースがこれでした。一生育たないベイビー達。
だから雌花が開いたら、雄花から雄しべを取って花粉をちょんちょんと雌しべにつけてあげればいい、というのです。 ほーほーほー!!
やってみると、ちゃんと育つんです。これはすごい!!
今朝は雌花がふたつも咲いていたのに、あらやだ、雄花がひとつも見当たらない!
というわけでチャリで義母の家まで行き🚴 彼女のズッキーニ株をチェック。
雄花がありましたので、拝借しました。
義母もこのテクニックを知らなかったので、ついでに義母のズッキーニ雌花にも受粉して見せてあげました。雄しべの花粉をほんのちょっとつければいいそうなので、ひとつの雄しべでいくつもできますから、そのまま持って帰ってうちの雌花ちゃんたちにも受粉しました。ちゃんと育ってくれるかなー。
自然って面白い~