結局、再び台風は来ることなく、夏日の素晴らしい毎日を過ごせているここ数日。
久しぶりに波も上がってサーフィンも連日楽しめていて、やっと夏らしい日々。
ただ最近なんとなく、毎日マンネリというか、なんか楽しくないなあ、退屈だなあ、ずっとこんな毎日が続いていくのかなあ、となんだか気分が憂鬱になることが多かった私。
よくわからないけど、なんだか気分が上がらないし、楽しいことがない、と思ってしまう。
田舎で悠々自適なリタイア生活、なんて私達にはまだ早すぎない!?
なんかしなきゃ、みたいな焦りもあったり。
これはもしかしてプレ更年期の症状のひとつかな。。。
何でも更年期のせいにしがち(笑)
そんなときに見つけた、大愚和尚のお言葉。
はいそれねー。
ちょっと大事なところだけ抜粋します。
そんなに長くないので、お時間ある人は上のリンクから全文を読んでみて。
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欲しいものを欲しいときに買えて、食べたいものを食べたいときに食べることができ、雨風をしのぐ住まいもあり、夜は暖かい布団で眠りにつける。何不自由ない生活をしているはずなのに、「なんか毎日がつまらないんだよな」「何か面白いことはないかな」と刺激を求める――。近ごろは、そんな「何をしても満足できない」人が増えたのではないでしょうか。
「何をしても毎日が楽しくない」といった気持ちを抱いている人も、いるかもしれません。
なぜ楽しく生きられないのか。結論から言うと、それは「私たちの生活が豊かになったから」です。私たちの生活が豊かになればなるほど、皮肉なことに「生きる喜びの本質」は感じられなくなっていくのです。
私たちが求めてきた幸せとは、一体なんでしょう。それは、自分の感覚器官である五感に快楽を与えることです。五感を喜ばせるのを幸せだと信じ、追求してきました。
もっとおいしいものを食べたい。もっと美しいものを見たい。もっと美しい音楽を聴きたい。もっとよい香りを嗅ぎたい……。それらはすべて「文化」と呼ばれるものとして発展しました。そして、もっと幸せになると信じて、私たちの生活の中にあふれさせてきたのです。
しかし、私たちの感覚器官が享受する快楽的な幸せというのは、長続きしません。手に入れるまでは気分が高まっているけれど、手に入れた瞬間、喜びは消えてしまいます。
つまり、私たちが感じる喜びは、短期で消費され終わります。それを繰り返していると、あらゆるものに価値を感じられなくなってしまいます。そして、刺激が強ければ強いほど、実は私たちの五感の感覚は鈍くなっていくのです。毎日が楽しくないと感じるのは、メリハリのなさが要因の一つだと考えます。
では、どうしたら私たちが苦悩しながらではなく、明るく充実した毎日を生きることができるか。その答えは「今に生きる」ということです。……おや、「またそれか」という声が聞こえてきそうですね。
今に生きていない人は、どこに生きているのでしょうか。それは、体ではなく「頭(脳)の中」。多すぎる刺激。多すぎる情報。体を一切動かすことなく、自分の部屋にいながら他人の生活をのぞき見ることができる便利なデバイスがあり、思いついたことをすぐ友達と語り合えるチャットツールがある。でもこれが実は、苦しみをつくっていくのです。なぜなら他人に意識が向いてしまっていて、自分自身に意識を向けていない状態だから。
文明が発達した今、不便な生活に戻れと言いたいのではありません。しかし、「幸せとは何か」「喜びとは何か」という本質を、私たちはそろそろ真剣に考える必要があると感じています。
ではどうしたらいいか。それにはやはりスマートフォンやパソコン、そもそもインターネットそのものがない状況をつくることだと考えます。何もない場所で創意工夫をし、与えられた環境や時間をどう楽しむか。鈍ってしまった感性を取り戻し、楽しく毎日を生きるためには、一度これらの便利なものから離れてみるほかありません。
もちろん、スマホやパソコンがなければ仕事にならない人もいるでしょう。であれば、「使うとき」と「使わないとき」を意図的につくってみてはどうでしょう。本来、スマホがなくても「自分」がいれば困らないはずです。
私たちは、快適さを求めれば求めるほど、心は貧しくなっていきます。幸せになりたいと望みながら、最も幸せから遠い生活をしている、地球上で珍しい種族だと思います。きっと、空を飛ぶ鳥たちのほうが幸せを知っているでしょう。
もちろん、日々は楽しいことばかりではありません。けれども、本当の楽しみとは何か、本当の苦しみとは何かを知っていると、自分にとって何が充実した状態なのかが分かるはずです。仕事のある日は難しくても、せめて休日はスマートフォンを置いて出かけてみる。次の休日に試してみませんか。
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私は自然がきれいで人が少なくて、その少ない人々が優しくて、治安が良くて安全なところという
世界でも稀有な場所を見つけて住むことができている。まさに昔からの夢がかなったような生活ができているというのに、毎日、すぐそこにきれいな海があり優しい人達がいると、それが当たり前になってしまって、ありがたみを感じなくなってしまっていたばかりか、日々の生活に刺激がない、退屈だと、そんな風に思ってしまっていました。
確かに美しい自然環境を一番大事に考えて選んだ田舎の生活は、周囲の環境において文化的刺激は都会と比べると格段に少ないです。 美味しいレストランやおしゃれなお店もないし、周囲に友達も少ない。でも、それは私が希望して選んだ生活以外の何物でもない。
自分の考え方次第、行動次第なのはわかっているけど、あらためて大愚和尚さんの言葉に、ハッとしました。このままではいかん。大切な毎日を無駄に過ごしてしまう。
自分の今を大切に過ごすことをせずに、もっとアチコチ行って色々するべきなのに!みたいなことを頭の中で絶えず考えてしまっていたのかも。
特に母国から遠く離れた、しかもすごい田舎で暮らしてる私にはネットやスマホは特に便利なツールではあるけど、最近ちょっと見すぎてたと思う。 スマホの中の世界を観て、自分の世界がすごく退屈に感じてしまってたのかも。
でもそんなことはないはず。
せっかく夏だし、天気いいし、ビーチも緑もあって、そしてかわいい動物達もいて、まああんまり気は利かないけどそこそこイケてるハズバンドもいるんじゃん! しっかりしろ、私!!
ブログを書いたり読んだり、友人の近況をSNSで見たりするのは夜の楽しみにしておいて、
昼間はスマホを手に取らず、今に集中するようにしようと思い、今日から初めています。
自分の今をどう見るか、って本当に自分次第。
今このときは、もう二度と戻ってこないので、どういう状況であれ、大切に過ごさないといけませんよね。反省反省。
自分のマインドをしっかりコントロールすることが
幸せの秘訣ですよね。