Matarangiのショップやレストランなど。 | くうねるあそぶ。ニュージーランド

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南半球の果てで見つけたわたしの楽園

 

私たちが住み始めたMatarangi(マタランギ)というビーチタウンは、

果たしてこの規模で「タウン」と呼んでいいのかどうか、

というくらい小規模な別荘地です。

 

Whitiangaからは車で30分。

ビーチと、ゴルフ場と、家々と

そして店が数件あるだけの

非常にシンプルなビーチコミュニティ。

 

住んでる人は390人ほどで、

それが夏には、別荘利用の人たちで7000人にもなるそうです。

だから立ってる家の数は結構あっても

普段はほとんど空き屋なんですよね。

 

夏のピーク2~3ヶ月を除いては

すごく静かなところです。

 

 

近年、どんどん人口が増えて、住宅地の開発も進み

大型のショップも出来ているWhitianga (フィティアンガ)と比べると

驚くほど何もないです。

 

静かすぎて、

何もなさすぎて、住むのは無理。

という方も多いのではないかと思いますが、

私や夫は静かなのが好きで、

とにかく人のいない自然が何より好きなので、

 

お店は必要最低限あれば

選択肢は少ない方がいいし、

ここはとても落ち着きます。

 

こうやって書くと

何か精神的に問題ある人みたいでしょうか(笑)

 

 

4km続く白砂のビーチを

朝夕、犬の散歩をしたり

ジョギングをしたりするんですけど

 

前も言いましたが、

自分と犬以外、誰もいないことも多くて、

目の前に広がる大きな自然に

ただただ圧倒されます。

 

 

ロングボードでのサーフィンに最高な

メロウな波がたつので、

言うことなしです。

 

 

そりゃあ、欲を言えばいろいろとあります。

 

地産のお野菜やお魚なんかが買えるところがあったらな~、

面白いことしてる若い世代がもう少し住んでたらな~(リタイアした金持ちが多い)、

音楽や芸術に触れられる機会がもっとあったらな~、

 

とかですかね。

 

この地域は

コマーシャルに農業やってる人はいないし

自分の菜園でも売るほど育ててる人はほとんどいないようで

地元産の食料品を買うのは難しくて

皆、野菜はスーパーで買うか、

家庭菜園で自分で育てています。

 

私たちも小さい菜園を作って育て始めました。

家族や友達からも育てたお野菜もらえるのでそれは本当にありがたいし

自分で育てて食べるのはプライスレス!

 

トマトとバジル

 

セロリと長ネギ

 

とうがらし、ケール、きゅうり、チャイブ(わけぎ?)

 

ビートルート(ビーツ)、ラディッシュ

どれもまだ小さいのですが、

唯一食べごろのこのエリア、 レタス、ロケット、コリアンダー。

レタスがあまりにみずみずしく

どんどん育つので

ここのところ週1ペースでサムギョプサルをして

じゃんじゃん食べています。

 

 

フルーツの木は、すでにレモンとフィジョアがありましたが、

さらに、サツマ(みかん)、ライム、ルビーグレープフルーツを植えました。

 

うちとゴルフコース敷地の境ギリギリに植えてやりましたww

 

キャプテンが、みかんの周りにお花畑を作りたいと言って色々植えてました。

乙女か。

 

 

大きくない敷地なので、

小ぢんまりした菜園で管理も楽チンなので

これからもここで色々育ててみたいと思います。

 

 

さて、マタランギに話を戻しましょう。

マタランギの好きなところは、

何もないけれど、

最低限欲しいものはあるところ。

 

小さな食料品スーパーがあります。

ニュージーランドの田舎町によくあるFour Squareです。

 

 

ここ、小さな商店のわりに品揃えが良くて、

お肉は鶏も豚も牛も羊も、すべてフリーレンジのいいものを置いてるし

ブリオッシュとかクロワッサンとか、フレッシベイクのペイストリーや

アーティザンブレッドみたいなお洒落パン?もあるし

取り合えず欲しいものはほとんど手に入る、

万能ショップです。

 

しかも、今年行われた全国Four squareのコンテストで

このマタランギ店がなんと1位になったそうです。

顧客投票で、サービスや品揃えなどを元に決められたそうですが

こんな小さな町で全国1位になったのはすごいことだと、

地元の情報誌に載っていました。

確かに、いつも元気で明るくて優しいスタッフがいるし

オフシーズンに行っても、ちゃんと良いものが置いてある。

 

そういうお店が近くにあることが

本当にありがたいです。

 

何より、私たちはここに来るまで2年間、

ひとつも店のない離島に住んでいて

買い物は2週間に一度、船で本土に行っていましたから

 

欲しいものがほしい時に

すぐそこで買える。

 

もうそのことだけで

大きな喜びデレデレ

 

 

このショップの並びにカフェも一軒あります。 

このカフェ、コーヒーもフードもちゃんと美味しくて

それもうれしいところです。

Pipers

時々ブランチに行きます。

夜も週3-4くらい開いてて、フィッシュアンドチップスやバーガー、ピザなど食べられて

お酒も飲めます。

 

でも夜外で食べたいときは、このカフェより、

ゴルフクラブのレストランThe Dunesか

Kuaotunuの有名ピザ店Luke's Kitchen に行きます。

 

The Dunes

せっかく素敵な場所なんだから、もうちょっとイケてたらいいのになとは思うこのレストラン。

いまいち垢抜けないのが残念なのですが、

フードは美味しいです。

 

私はここのステーキが好きで、時々食べたくなります。

ステーキメニューは2種類あって、私が好きなのは、

300gのステーキに、エビとシーザーサラダと、ポテトフライが乗ってるもの

これが一番のお気に入りで、それを食べるために行きます。

 

毎回、ステーキは大きすぎて半分しか食べられないので

半分お持ち帰りにして、翌日のランチにステーキサンドイッチにして食べます。

お得~。

 

ニュージーランドのレストランでステーキ食べると

だいたいカサカサで味付けもなにもないところが多くないですか?

日本みたいにソースがかかってるところなんて

出会ったことがありません。

 

ここのお店は、ソース、とまではいかないまでも

味のついたオイル的なジューシーな何かが少しかかっていて

しかもちゃんと炭火で焼いているようで香ばしく

焼き加減も良く、

私はこの国の外食としてはなかなか満足できるレベルではないかと

思っています。 

でもあくまでのこの国の、です。

たぶん、びっくりドンキーの方が美味しいです。

 

 

あとは我らがエース、

オークランドからもここを目当てに来る人もいる

Kuaotunuの

Luke's Kitchen

ここは間違いない。

ピザだけじゃなくて、何を食べても、本当に美味しいです。

オーナーのルーク青年が、材料にはめちゃくちゃこだわって、

新鮮でいいものを使っているので、

ここは舌の肥えた日本人のグルメさんにも

自信を持ってお勧めできます。

 

雰囲気もいいし、

Kuaotunuビーチのサンセットを眺めながら

美味しいご飯とお酒を楽しめる

本当に良いお店。

でも人気が出すぎて、夏場はすごい混雑しちゃうのがたまにきず。

 

Luke'sと隣接するカフェ

Kua Kawhe

も訪れる価値ありです。

コーヒーもベイキングも美味しい。

時々、クワトヌの友達とコーヒーを飲むために

私たちもここに行きます。

 

Luke's Kitchen とこのカフェは、

以前クワトヌに住んでいたとき

家の目の前だったので

本当にしょっちゅう行ってました。

私たちにとっては

出会った頃からずっと行き続けてる

大好きな場所です。

 

 

マタランギからも15分くらいで行かれるので、

島から帰ってきてから

もう何度も行きました。

 

お店はたくさんなくても、

こうして美味しいお店、良いお店が

周りに数件あれば、もうそれだけで満足です。

 

マタランギはその点私たちにはとっても住みやすいです。

もう少しフィティアンガのお友達が

こっち方面に引っ越して来てくれたらうれしいですが。

 

 

すっかり長くなってしまいましたが、

マタランギのお店紹介でした。