アプリ事件簿(情緒不安定な男)その3 | 令和に残したい昭和生まれのゲイライフ

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地方都市に住んでいるアラフィフのゲイの生態です。
カミングアウトはしてないけど自由な生活送っています。

ゲイアプリで起こったトラブルの数々。

エキセントリックな人からロマンス詐欺の手段について等。

※1話はこちらから

 

 

ゲイアプリは恐らくブロックされ、ラインも既読が付かない状態だったので、少し前にインスタグラムのアカウントを教えていたのを思い出し、そちらからメッセージを送る事にした。

 

 

ドタキャンされて多少は腹は立ったが、これまでのやり取りを振り返る限りは悪意からの行為では無く、恐らく急に緊張感がマックスになってテンパってしまったのしまったのだろう。

 

 

なのでまずは来れなかった理由の質問をメッセージの最初に入れた後は、そんなに怒ってはいない事を入れて、今後は他の人と約束した際はきちんと守るようにしていく事を入れておいた。

 

 

まぁゲイデビューしたての頃は自分も色々自意識過剰になっていたのも事実なので、彼もひょっとして公共の場で他のゲイと会う事を人に見られるのが急に怖くなったのかもしれないし。

 

 

そんな訳でこの出来事があった事さえ忘れかけてた頃、突然彼から再度ラインにてメッセージが届いていて、「あの時はすみませんでした。会うのが急に怖くなったんです」と返事があったのだ。

 

 

その返事の中では、「実際のゲイの人と会った事が無いから、どう振舞ったらいいか分からなくなって、誰か知った人に見られたらどうしようとも思い始めました」との内容だった。

 

 

そして続いて「でも健人さんみたいに普通のやり取りを出来るゲイの人は初めてで本当に楽しい時間だったので、自分がどんなに間違った対応をしてしまったのか痛感したんです」と続いた。

 

 

彼の切実な後悔は文章を読んでいたら良く伝わってくるのだが、悲しいかな無駄に色んな経験を積んできた自分にとっては、彼が今も一時的な感情で動いているのが手に取って分かるのだ。

 

 

今はきっと自分の起こした行動への反省と、楽しかった頃へ戻りたい希望が入り混じり、自分が招いた状況だけど謝ってなんとかしたいと思っているのであろうが、それはきっと続かないのだ。

 

 

これまでも色んな人の必死な謝罪や言い訳を見てきて許してきたけど、或る特定のタイプの人間は大きな視点で物事を見る事が出来ず、結局小手先の考えで目の前の事を処理していくのだ。

 

 

なので意地悪するつもりはなかったがメッセージの返信として、「君はこちらが開示した情報で顔や職業やどの辺に住んでるかも知っているけど、こっちは君の顔すら見た事無いよ」と返した。

 

 

彼は恐らくテレビの中の人を見る観客の気分でこちらを観察していて、人と人の実際の繋がりを意識しておらず、自己開示をしないで感想だけ送るファンレターの立ち位置で絶えずいたのだ。

 

 

続く

 

 

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