ー豊かな自然に恵まれた響の空間 

那須・奏身舎で過ごす創造の二日間

2022 オイリュトミー 冬至 合宿 

闇から光へ

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ホールに射し込む冬至の太陽

真夜中に太陽を見よ。

生命(いのち)のない大地に石で築け。

 

日が沈み、死の夜を迎えたなら

創造の新たな始まり、朝の若い力を見いだせ。

 

高みで、神々の永遠の言葉が開示され、

深みで、平和に満ちた

やすらぎの場が守られる。

 

暗闇に生きて 太陽を生み出そう。

物質世界にあって 

精神の歓びを感じとろう!

 

 

シュタイナー【冬至】

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真冬の暗闇を照らす太陽は、

私たちのこころを、力強く輝かせてくれます。

古代より特別神聖なものとされてきた

冬至の太陽。

その光が射し込む奏身舎で、闇から光へと

切り替わる特別なアドヴェントのひとときを 

過ごしませんか?

 

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一年の中で、一番ドラマチックな時期は?

と尋ねられたら、私は

「冬至」

と答えるでしょう。

 

それは、陰が極まり陽に転ずる

ターニングポイントだから!

 

 

古代人は、一年で一番太陽が低く暗くなる

冬至の頃に、

「闇の中に光が生まれる」

ことを感じ、

世界各地で祝祭を開いたのです。

それは、どんな祝祭でしょうか?

 

 

・古代メソポタミア

最も太陽の力が弱まる冬至が一年の始まりとされ、冬至後の12日間は新年の祭りが開催されました。

暗さや寒さが増してくるこの期間は、「太陽神が、混沌から出現する怪物と戦う時期」とされました。

 

・古代中国

冬至が陰が極まり、陽になる時。「運が上向きになり、縁起が良い」=「一陽来復」と捉えられ、新年が始まるお祝いをしたそうです。

 

・日本

一度死んだ太陽が、新たに生まれて来る日が冬至。

柚子湯は、日照時間の一番短い冬至に、太陽の蘇りを祈り、五穀豊穣を願ったことに由来します。

 

・古代ローマ

冬至祭りは、農耕の神を祀り、闇を追い払うための祭りだったとか。

人々は、仮装したり、晩餐会を開いたり、友人とプレゼント交換をしました。

これがのちのクリスマスの贈り物の習慣になったとも言われています。

 

・古代ヨーロッパ

太陽が再び力を取り戻し、光が蘇る日として「ユール」という冬至祭が行われてきました。

伝統的行事に、ユールログ(丸太)を十二夜燃やすという習慣があります。

クリスマスケーキの定番「ブッシュ・ド・ノエル」は、丸太を模したチョコレートケーキのことです。

 

・アイルランド

古代遺跡ニューグレンジでは、冬至の夜明けと共に、日光が遺跡の奥の墓所に射し込むように設計されています。

 

 

那須・奏身舎も、冬至の太陽がホールの中央に射し込むように建てられています!

実は、ホール建築を着工する間際に、

何故かピンと閃いた夫が、建物の角度を設計図より少しだけ、傾けるよう大工さんたちにお願いしたのです。

その結果、冬至の夜明けと共に、真っ直ぐ朝日が差し込むホールとなりました!

 

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神々しい冬至の光

 

2009年秋にホールを建ててから、

これまでいろんなことがありました。

田舎にオイリュトミーホールを建てて「オイリュトミー」「シュタイナー」がちゃんと仕事として成り立つのか?

 

大震災に伴う原発事故の後では、被災地の那須で、

このまま、ここで住めるのか?活動できるのか?とても不安でした。

 

コロナの感染が起こった三年前からは、

参加者が減り、

講座や催しを開けなくなったりしたこともあります。

 

けれど、冬至合宿で、

闇から光へと切り替わる太陽を頭・心・体で体験し、

皆さんと冬至のオイリュトミーをすることで、

私自身が

心から励まされ、

大きな力をもらうことができました!

 

今年も、ご縁のある皆様と共に、このダイナミックな切り替わりを

芸術的に体験したいと思います。

 

 

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力強いエネルギーに溢れる冬至の光

 

◉冬至は、闇から光へ、内から外へと切り替わるとき。

特別大きなエネルギーが働く時です。

この時期の「切り替わるプロセス」を、オイリュトミーを通して

 音、色、カタチで体験します。

 

・音の響きは、聴覚を通して、意識にも無意識に身も働きかけます。

 

・カタチという日本語には、「カタ」に「チ」が流れているという意味があります。

言葉にも、発音するときの形成力という「カタチ」があり、

音も波紋という「カタチ」で表すことができるのです。

 

・目には見えない音のカタチを、身体で象る運動芸術が、オイリュトミーであるといえましょう。

 

象ることで、目には見えない気の流れ=イノチが、感じられ、

目に見えないものも「カタチ」として受けとめることができるようなるのです。

 

その中には、無限大の記号でもある8の字や、渦巻きフォルムも含まれています。

 

冬至の頃につくるアドヴェントガーデンの渦巻きは、大自然、大宇宙の『コトバ』

闇から光へ、内から外へと切り替わるイノチの営みを、

カタチにしたものです。

 

 

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アドベントガーデン/奏身舎ホールにて

 

◉闇から光へ、「新しく蘇る力」の切り替わりを体感! 

 

渦巻きのカタチを、冬至合宿では様々なやり方で実際に動いて体験します。

 

一年のうちで、一番暗く寒い冬至の時期だからこそ、感じられる「新しく蘇る力」「創造する力」を、身体芸術オイリュトミーで体感してみましょう。

 

しぼんでしまった心と体に、生き生きとしたイノチ、取り戻しませんか?

基礎的な内容ですので、初めての方も、大歓迎です!

りんご蝋燭

 

◉闇から光へ、内から外へと切り替わるプロセスを、音、色、カタチで体験します

 

・りんごロウソクの渦巻き 

    一人ずつ針葉樹の渦の中に入り、内なる光を灯す聖なるセレモニー  

 

・言葉

  シュタイナーのマントラ「冬至」「魂の暦」

  「ハレルヤ」

  哲学の巫女、池田晶子「世界を創造するロゴス」

 

・音楽

  バッハ「主よ人の望みの喜びよ」  

  モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

 

バイオダイナミック農法 ダイナミゼーション 

  生命創造のフォルム「渦」を作り、動的な調和を体験します。

※水に調合剤を入れ、渦状に攪拌する。「渦」と「カオス」を交互に繰り返す中、水が天体の言葉を聞き、刻印し、拡散させて行く。

 

◉講義

「癒しへのプロセス」  

 ―言葉と音楽における「内と外」と「病気と健康」の調和あるダイナミズム

   母音や音楽体験を通して、治癒するプロセスを体験し、認識します。

 

「意識の光と冬至の光」

  

 

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シュタイナー「内を観よ」「外を観よ」  ダイナミゼーション の渦

 

 

 

【日時】12月17日(土)11時開始 ~12月18日(日)15時迄

※電車利用の方は10時半、那須塩原駅に集合 

 

【参加費】

♦全7講座参加:2万7千円 (8名限定 宿泊、食事、温泉付き)


・参加費に含まれるもの 

 全講座,宿泊費, 12/17昼、温泉代、12/1朝昼食費,駅への送迎


・含まれないもの 12/17夕食費

♦宿泊と食事なし全参加:2万3千円 

♦部分参加それぞれ3500円(昼食は予約制)

 

【お申込/お問合】

 nasu.sousinsya@gmail.com   渋谷智栄子  

 

 

◉facebook 冬至合宿イベント欄 

オイリュトミー冬至合宿「闇から光へ」12/17〜18

https://fb.me/e/2jyZAmqBL

 

 

 

◉ブログ

 

・親子のためのりんごロウソク

【告知】シュタイナー親子ウィンタースクールりんごロウソクのクリスマス12/3~4

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12767521072.html

イベント欄

https://fb.me/e/2rhx8NQbg

 

渋谷智栄子が教えるクラス予定

 

・【オイリュトミー11月の予定】

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12771479116.html

 

 

・22年度【子ども力を育む芸術クラス】・・小さな美しい時を重ねて

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12734055340.html

 

・22年度【オイリュトミー大人クラス】 ご案内

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12733609773.html

 

・子どものオイリュトミーについて

・ほんものに触れることの大切さ/聴覚と触覚、発音体感の一致

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12701976263.html

 

・体験講座「人生百年時代」感想

https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12770199634.html