「呼吸」というと、「腹式呼吸」が大切なんでしょ?といったところに話が行きがちなんですが、そのまえに。

 

呼吸はそもそも肺の動きによって起こる作用です。

ですので、肺が入っている胸も膨らんだり萎んだりして動く必要があります。

 

その胸を形作っているのが肋骨。

あばらと言われる脇腹のあたりをイメージする方が多いですが、肩の内側や鎖骨の内側にも肋骨があるのが下の画像を見るとわかると思います。

 

しっかりと呼吸を深めていく上で、この肋骨全体、胸郭が「動ける」状態であることがまずは大切です。

 

 

 

教科書的には上部胸郭は前後・下部胸郭は左右方向に動くと記載されていることも多いですが、

下の動画を見た通り、息を吸ったときに全体が釣鐘状に大きくなるとイメージした方がわかりやすいと思います。

 

 

 

「呼吸リハビリ」なんて言葉もあり、徒手的に胸郭を動かして・・・なんてイメージを持っている方も多いようですが、

もっとシンプルに、丸々・反る・横に曲げる・ひねる、といった背骨の動きをしっかり行うことで胸郭の動きも自然と広がっていきます。

 

呼吸をあまり特別なものとして捉えずに、「動き」として考えると関わりもシンプルに、わかりやすくなると思います。

 

 

 

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EUREKA

フェルデンクライスというイスラエル生まれのワークを広島で教えています

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