ご近所散策 鎌倉三十三観音巡り 『光明寺』『千手院』『蓮乗院』 | The World of Euphorian'Z

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今回は光明寺、千手院、蓮乗院をご紹介します。

こんにちは。星影です。

 

数日前のハンターズムーンすっごいきれいでしたね。

皆様いかがおすごしですか?

 

今回は鎌倉三十三観音霊場巡りの続き、光明寺、千手院、蓮乗院をご紹介します。

 

この3つのお寺はめっちゃご近所なんですよ。

光明寺っていうのは浄土宗大本山だけあってとっても大きいお寺なんですが、千手院と蓮乗院はその敷地内と言っていいほど近い両隣にあります。

 

私は前回の向福寺と九品寺をお参りした時、その日は用事を済ませた帰りであんまり元気も残っておらず、とりあえず二つだけお参りして帰ろうと逗子駅行きのバスに乗ろうと思ってたんです。そしたらバスの時間まで少しあったから、もう一つ先のバス停まで歩こうか。。。ともう一つ、もう一つと進んでると光明寺に着いちゃって、あれ、ここも三十三観音霊場の一つやん、とその日にお参りしたんですね。

そしたら、家に帰ってからもう一回見たら、千手院と蓮乗院もすぐそこだったと知り、あららと思った、っていう。。。

 

と、いうことで光明寺には2日に分けてお参り出来たわけですが、映画とかでも同じ映画を2回めに見た時1回目に見えてなかった部分が見えたりして“ほぉ〜!”って思ったりしますよね。お寺や神社の参拝もそれに似てて、2回めは1回目とまた違った側面が見え、2回行けたのはかえってよかったです。

 

それではまず光明寺から。

 

光明寺は浄土宗の大本山ということでとても大きく立派なお寺です。創立は鎌倉時代の寛元元年西暦1243年、浄土宗三祖然阿良忠上人によって創立されました。御本尊は阿弥陀如来様、鎌倉三十三観音霊場18番札所で観音様は如意輪観音様です。

 

お参りする前は一応そのお寺のこと軽くググって行くんですが、ここはその日にお参りする予定ではなかったため調べてなくて、最初見た時その立派さには驚きました。周りはどちらかというとこじんまりとしたお寺が多いので。

 

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全体図です。大きいでしょう?

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こちらが上の赤い印の部分のお寺の入り口の総門。

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その先の山門です。立派ですね。

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あいにく現在、本堂は改修工事中です。

でも、こちらでお祭りされてる仏様はすべてその左手のお堂に現在収められていて、全て参拝できるようになっています。あまり広いとは言えない空間にところぜましく並べられている仏様は少しお気の毒な感じもしないわけではないですが、でも御開帳とかを待たず参拝させていただけるのはラッキーですよね。お堂に入ると素敵な仏様が沢山いらっしゃって圧巻!って感じでテンション爆上がりしました。

 

光明寺は開山より長きに渡って地元の人々と結びつきが強かったお寺。。。というような印象を受けます。お寺としてだけでなく戦後には“鎌倉アカデミア”といってこの本堂を校舎に見立て市民大学が開かれ著名人の方々も卒業生にいらっしゃるとか。

2回めにお参りした日には教徒の方々だけではなく一般の方々っぽい方大勢で大掃除をしていらっしゃいました。

 

こちらがその様子と奥に見えるのが中庭の蓮池です。邪魔にならないようにとこっそり撮ったので見えづらくてすみません。ネットできれいな写真ごらんください。

 

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お寺等が作られる場所にはいろいろと面白い伝説も残ってますよね。光明寺では江ノ島の奥の院に祀ってあったという弁財天様がいらっしゃいますが(京都の竹生島で見た弁才天像(大弁財天ではない)を思い出させるような結構大きくてりっぱな像でした。)それにまつわるお話があるようです。

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江ノ島の弁財天様は光明寺の善導大師の念仏が聞きたかったらしい。。。素敵なお話ですね。。。やっぱ“南無阿弥陀仏”の威力ってすごいんですね。

 

鎌倉といえば鎌倉幕府、鎌倉幕府と言えば源頼朝、その奥さんである北条政子も有名ですよね。頼朝亡き後、尼将軍とも呼ばれた鎌倉幕府の影の実力者。。。ですが、私にとって印象的なのは静御前の子供が処刑される前夜、あまりにも不憫だと二人を一緒に過ごさせてあげるというはからいをした。。。ってことが一番なんですけど、以前他にも北条政子の供養塔。。だったかな。。。も他のお寺でお参りさせていただいたり、この間は寿福寺裏山で北条政子様とその息子実朝のお墓参りをさせていただいたり。。。と何かとご縁は感じてます。鎌倉の街を歩いててやっぱり京都っぽいところが沢山あるんですけど、それって歌詠みにも長けていた息子の実朝の政策のおかげなんだな〜としみじみと考えたりしていて、その二人が同じ場所に眠っているっていうのはちょっとうれしい。。。(でもやっぱり私は義経と静御前側についてしまいますが。)

 

。。。でも時を治めていた方だけあって、やはりこういったお話が残ってたりするんですね。感慨深い。。。北条氏に関してはこういった不思議話をよく聞く気がするのは私だけ。。。?

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こちらは光明寺の境内の右手奥にある稲荷大明神。

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ここでも面白い言い伝えのお話があるようです。素敵なお話だ。。。

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実は私もお狐さまに関するちょっとおもしろいお話があるんですけど、(。。。というかまだ現在進行形かも)これはまた機会があった時、小話としてでもお話ししますかね。

 

光明寺はこの他にも、枯山水の庭園、延命地蔵尊(稲荷社の直ぐ側、第三の目が青く光ってます。)山門の拝観とか、精進料理とか、ピアノ演奏会などイベントとか、裏山からの富士山とか、いろいろ楽しめるものがあるみたいです。改修工事はもう少し先の2030年に終える予定だそうなので、それまではすべての仏様を参拝できるできるようですし、皆様も是非どうぞ。

 

それでは山門の左隣りにある千手院へ行きましょう。

千手院は光明寺の支院なんだそうです。だから山号も天照山と同じ。開山創建は不明、御本尊はそのまんま千手観音様で、もちろん浄土宗です。鎌倉三十三観音霊場第二十番札所になります。

赤い門が素敵で、境内もこじんまりと癒やされる空間でした。

 

山門の右隣には、蓮乗院があります。

鎌倉三十三観音霊場第19番札所で、十一面観音様です。

直ぐ側だから聞いてましたが住宅街に隣接してるので、こっちかな、こっちかな。。。と考えながら進んでたわけですが、そのせいで、な。。なんと。。。写真を撮ってくるのを忘れました。すみません。

ネットに沢山のってるのでどうぞそちらをごらんください。

 

 

こちらもこじんまりとした癒やされる空間でしたよ。御朱印を待っている間、二人女性と男性のカップルがいらして彼らも鎌倉三十三観音霊場巡りしてるみたいで、ちょっとうれしい気分になりましたね。

 

後、まだ行けていない霊場の一つは御朱印は予約制になっているところもあるようですので、もうすぐ終わっちゃうしちょっとまたゆるゆるとやっていこうと思ってます。

 

許します!ありがとう!感謝します!嬉しい!楽しい!大好き!愛してる!よかった〜!幸せ〜!ついてる〜!

そして私は決断する!!真顔キラキラ

 

それではまた〜UMAくん音譜

 

星影流れ星