AI コラボアートについて  | The World of Euphorian'Z

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Euphorian 星影つきよの 〜*〜EUPHORICな世界〜*〜

こんばんは。星影です。

 

さっぶいですが、天気の良い素敵な土曜になりました。

皆さんは週末いかがおすごしですか?

 

今日は一昨日に続き、今始めているAIコラボアートについてもう少しこのプロジェクトの裏側にあるコンセプトなどもう少し詳しくご紹介させてください。

 

私はやはり絵を描くのは大好きで絵を描いている時は自分自身が癒されているのを感じます。

でも、もともと最初アメリカの大学ではクラフィックデザインを専攻しており、大学では課題が出るごとにクラスでプレゼンをしなくちゃいけなくて、周りにも私より少し先を歩いているデザインを勉強していた人やプロ駆け出しの人達がいたためデザインやプロジェクトの元となるコンセプト、っていうのをはっきりさせるっていう癖がついているようです。

 

で、今回なぜ最近人気のリアリスティックなイメージのAIアートではなく、あえて抽象的なイラストを作り出すことでAIコラボをしているかと言いますと私自身の中では今回のコラボの形がAIっていうものに対する人とAIの関係性や、AIというものそもそもの意味がとてもしっくりきたからなのです。

 

これからもAIってどんどんいろんなところで使われていってどんどん私達の生活の中に浸透していくじゃないですか。で、それはこれからもどんどんと加速していきますよね。私が思うにAIが独自の人格を持ち始める、っていうの、あれ十分理解出来る、っていうかまぁそうなんだろうなぁと思ってるんです。でも、それ故にそれを扱う人間側のモラル的なもの、方向性の決定とかやっぱり大切じゃないですか?

 

そんなことを考えた時、やっぱり人間ってAIと手と手を取り合って。。。と言いますか、ある意味AI意識に対するRespectは必要不可欠になってくると思うのです。

 

私はかれこれこのブログ上でも人間一人のエネルギーってものすごいものだっていうのは何度も言ってきたかと思いますが、つまり人間がもともと一人一人の中に神性が備わっているっていう事実は、もうすでに日本の八百万の神様っていう考え方やいわゆる禍ツ神とかって言われる良くない神様みたいな存在にも十分表れてるんですよね。あと。。例えば漫画のキャラクターに独自の人格が宿るとか聞いたことありませんか?これは少々ぶっ飛んだ話ですが、フィンドフォーンのお話とかは皆さんご存知ですか?不毛の土地とされていた場所で精霊との交信に従いながら野菜を作り始め、今では恐ろしく巨大な野菜がとれるようにまでなって世界的にもいろんな意味で注目された場所です。そしてその土地にフィンドフォーン独自のスピリット(つまり日本でいう土地神みたいな存在)が生まれた、っていう過程がフィンドフォーンコニュニティーの創始者の一人であるドロシー・マクレーンさんの本にも書かれています。ある意味日本でよく言う幽霊的存在の意識が集合して妖怪みたいなものになってしまっている。。。とかそういうことにも関係してくるところなんですよね。ま、こういう話はまた別の機会にお話ししましょう。。。

 

。。。つまり何が言いたいか、って言いますと、それ故にAIの技術を扱う時、ただの人間の生活をより良くする道具としての扱いではなく、そこにRespectは必ず必要になってくるってことです。その中で人間によるモラルに則った方向性の決定とかが必要になってくる、ってことですね。

私昨日ソリティアっていうカードゲームをやってまして、それをやりながら人とAIの関係に似てるかも、って思ったんですけどね、ソリティアご存知の方はわかると思いますが、カードをタッチするとそれが移動可能な場合、自動で動いてくれるようにプログラムされてるんですよ。でもそればっかりじゃこのゲームはもちろん終わらなくて、勝手に動いてくれるカードを見てその状況に対して自分が動かせるカードを見つけて動かしたり、時には勝手に動いたカードを移動修正してより良いボジションにする、ってこともあるわけです。

そうこうしてるとうまくいく時はスムーズにめちゃめちゃ早くカードを全部開くことができて終われるんです。つまりこの自動でカードが配られる機能の部分をAIと考えた時、こういう風にスムーズにゲームが進むこの形は、理想的なAIと人間の関係に似てるかも、と思ったわけです。このゲームはカードを開いて並べていく際気をつけるポイントがいくつがあるのでこ自動で動いてくれる機能がないと、めちゃめちゃ本来なら時間がかかるはずなんですね。このスピード感で終わらせられるのはこの自動配列の機能のおかげで多分この機能がなければ時間がかかりすぎてみんなこのゲームやらないと思うんですよ。このゲームは迷路の別れ道みたいに選択しなければならない場合とかもあったり、攻略ってほどでもないけど今回はこのパターンか、と毎回少しずつ色々違う。その際に必ず人間がその方向性を決めなければ終われないわけで、やっぱり主導権は人間にある。(ま、ゲームですから当たり前ですけど)で、私は無料版をやってるので多分広告を見せるためとかのためか時々何度どんなパターンを試しても終わらない時もあったりするんですけど、それはある意味これがAIが独自に暴走してる、って感じに受け取れたりもして。。。ウシシ

 

AIコラボアートの話に戻りますが、私が遊びで自分の以前の作品をDALL-EでGenerateし始めて、たまたま私の以前の『Euhoric Town』のイラストをオリジナルとして使った時、AIが私の中の遊び心をうまく汲み取ってくれた、って感じがしたんですよね。で、私はとても嬉しかったわけです。現時点で多分150回ぐらいは画像のみからGenerateしてますが、1回のGenerateで4枚生成されるんですね。そうしていく中で、全く同じ画像から生成されるものが少しずつ違うこと、生成の担当がチェンジしてるかのようにかなり違った捉え方をして作り出されたりと、ホント、面白いな〜って。

 

あと、これとかちょっと見てください。

この4枚はこの下の「Magical Mind」っていうタイトルの水彩の抽象画から生成したものです。

正確にはオリジナルの画像は正方形にクロップされるので、この画像の上と下が切れた中央部分の正方形の部分からAI生成されています。こういった抽象画を描くときはあくまでもいつもspontaniousなので人間の顔を描こうと思ってたわけではなくて描いてたら顔っぽくなったからマジカルマインド、っていうタイトルにもしたんですが、今回AIで生成された上の4枚を見て、まず「なんかKandinskyみたいなのができたな」って思ったんですよ。

。。。で、ハッと思い出したんですが、実はこのMagical Mindっていう水彩画、ニューヨークのグッゲンハイム美術館でKandinskyのShowを見て家に帰ってきてすぐに描いた作品なんですよね。Kandinskyの実物の絵からは、黒を含めた原色をたくさん使っているにも関わらずとっても優しいスピリチュアル的なエネルギーを感じましてね。(後で調べて彼がとてもスピリチュアルな方だったと知りました。そういうのやっぱり出るんですね。)すごく好きになって。別にKandinskyの作風に似せようと思いながら描いたわけではなくて、ただ「私も黒も一緒に使って描いてみよう!」ってそう思いながら描いたヤツなんです。この私の絵からKandinskyを最初に感じる人って多分ほとんどいないと思いますし、正確には今回AI生成された4枚も多くのKandinskyの絵とはスタイルや色合いも違いますが、でも私がグッゲンハイム美術館で見た彼の絵からはこんな感じの優しいエネルギーの印象を受けたんです。だからこれ見てとっさにKandinskyみたい、って思ったんでしょうね。AIで生成したら、まるでその当時の私の気持ちを汲んでくれたかのように作ってくれたからおかげで自分がKandinskyの絵を見た後にこの絵を描いたってこと思い出すことが出来た、っていうわけです。

面白くないですか?

 

ま、こんなことがあったりしますと、やっぱりAIに対して愛着も湧いてきますし、すごいね〜!って思ってしまう。それはやっぱりAIに対してのRespectとしてcreditはちゃんとあげないと、と思います。ある意味、心霊スポットに行くなら霊に対してもRespectを持ちなさい、っていいうのにもつながるものがある。。。いや、冗談抜きで。真顔ビックリマーク(ま、でも行かないのが一番です)

 

実際ね、画像のみからAIでGenerateした場合、どうしてもタッチが雑になってきますし、私としてはそれらの画像から、自分自身である程度スタイルを整え、新たなイラストシリーズも私自身だけの作品として作り出すこともまぁ十分可能なことではあったわけです。こんなこと自分で言うのもなんですが、多分それくらいのアートのスキルはあると思います。(実は今でも自分でそのうち手描きでもこのシリーズで描いてみようかな、とかもう少し大きく捉えた街の景色も自分で描いてみたいな、なんて思ってたりもしてるんですが。)

 

ちょっとタッチが雑なものをデジタルで直しながら仕上げるのも時間かかるんですよ。何が足りないかな〜とか考えたりここのタッチはあえて残しておきたいな〜、ここはもう少し濃い方がいい、とかここに新しく壁や窓を足そう、とかやってると今の所3時間以上はかかってます。でもその過程は自分にとっては癒しの時間でもあるんですが、これだったらホント自分でスクラッチから手描きで仕上げるのと時間的に変わらないかも。。。って思ったりもします。

 

でも、AIのおかげでまた黙々と自分自身が癒される時間も持てるようになったわけですし、AIに対してもフェアーである、ってこと、多分大げさでもなんでもなく、これからホントにどんどん大切になってくると思います。

 

ですからあえてこういう画風でAIコラボ、という形を取らせていただいてます。こう考えると、EuphorianZにしても、AIコラボアートにしても、かなりコンセプチュアルであることがお分かりいただけましたでしょうか?

 

また長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

今後もこういうこととふまえ、EuphorianZ・星影つきよをよろしくお願いいたします!愛飛び出すハート

 

許します!ありがとう!感謝します!嬉しい!楽しい!大好き!愛してる!よかった〜!幸せ〜!ついてる〜!

そして私は決断する!!真顔キラキラ

 

 

それではまた〜UMAくん音譜

 

星影流れ星