こんにちは。星影です。
7月も今日で終わりですね。海には行けなくても梅雨明けが遅いのはなんとなく夏が短くなる気がしてちょっと損したような気分になるのは私だけでしょうか。。。
私が横須賀に越してきて良かったな〜と感じる瞬間は結構あるんですが、その一つが京都の伏見稲荷の稲荷山を参拝した時に初めて聞いて覚えた『ひぐらし』の鳴き声が朝とか夕暮れに耳にする瞬間です。ここでも聞こえるんですね。好きなんですよ。ミンミンゼミとかツクツクボウシとかも夏の風情があっていいんですが、ひぐらしは何処かこう哀愁があるというか。。。山肌に響いてる感じが好きなんですよね。うちの田舎の方にはいませんでしたから多分まだ目新しい感じがするだけ、っていう噂もありますが。
実は今このブログを書きながらも聞こえてるんですよ。ひぐらしもミンミンゼミも。ちょっとうるさいぐらい。
で、数日前かな、近所歩いてたらこんなん見つけました〜！
生まれたてのアブラゼミです。
色からみるとさなぎからかえってもう少し時間がたった感じですね。少し白から茶色になりかかってます。生まれたてはホントこの世のものとは思えないような青白〜い色してますからね。これがもうしばらくしたらどうしたらそんな色に変わるかね、というくらい色がはっきりして、バタバタと飛び立っていくのですよ。
子供の頃は家の前のみかん畑で夕方土から出てきてみかんの木にえっちらおっちらと登りかけてるさなぎを見つけては、採って帰ってきて廊下のカーテンの下の方にひっかけましてね。家でさなぎからかえしてました。
で、その後夕飯食べて静かになった頃さなぎからかえるんですけど、なんか幻想的なんですよね。暗いところでカーテンの下の方からえっちらおっちら登ってきたさなぎから青白いセミがしわくちゃの羽で出てきて、そのあとピーンと羽が伸びてきてしばらく色が変わるまでじーっとさなぎの殻につかまってるわけですよ。出てきても色が変わるまでは触っちゃダメよと教えられてまして、触ると羽が変形してしまい飛べなくなってしまうらしいのですね。私はわざと触ったことはなかったけれど、やっぱり中にはさなぎから出る時に失敗して落ちちゃったりして羽がしわくちゃのままになってしまったのもいましたし、さなぎから出る時に力尽きてしまうものもいましたね。
で、朝起きた時には家中セミがジージーバタバタと鳴いて飛び回ってましてその後廊下の窓を開けてあげて一生懸命外に出してやっていた。。。という。。。
いやいや思い出して懐かしくなりました。
いや〜土の中で２年ぐらい生きてきて外の世界で過ごすのが7日ぐらいでしたっけ？それを考えるとね、セミってやっぱ「私もがんばろ〜」っていう気持ちにさせてくれるんですね。
。。。最近はホントコロナの感染拡大がいちじるしくて、そのニュースばっかりですしね。
確かにこうも毎日感染者が増えるといろいろ考えさせられますね。
スピリチュアリティーではこれからどんどんいろんな事が隠せなくなってくる時代になる、って言ってますけどそうなんだろうなぁって感じがします。でもだからこそそれまで目がつぶられてた部分などが明るみにでてきたり無視できなくなってきたりとかもする訳ですよね。嘘偽りを故意的にもそうでなくても伴った生活を送っていれば遅かれ早かれ様々な形でそれに自分が直面しなければならない時がやってくる、ってことじゃないでしょうか。。。この“嘘偽り”っていうのが、他人や世間に対してのものであればね、まだわかりやすいですし正しやすいっていうのもあるけど、それだけじゃなくある意味自分が自分に対して正直でなかった。。。とかそういうこともある。。。その“嘘偽り”が既に潜在レベルで自分の中で納得させてしまっている場合など多々あるでしょうからね。。。だから周りをコントロールしようとしたり文句や不平不満の爆発なんてことに繋がってしまうのでは。。。という気がしてしまいます。ほら、人間って誰かのせいに出来ていると自分を保てるってこと多々あるでしょう？
でも結局はね、“自分”なんですね。
自分の中で自分ときちんと向き合って「よし！」って腹をくくれている状態であれば誰のせいにもならない。それよりも自分の生活の中で感謝できることばかりに目が向くようになってくる。。。それを感じるだけでありがたいものなんですよね。最近「逃げてもいいんだよ。」っていう言葉を聞くようになってきましたが、例えば明らかに自分に嫌な思いをさせてくる人が自分の生活の中にいてつらいなら、他人から「逃げた」とか「人付き合いが悪い」だとか「無責任だ」とか言われようが何だろうが離れればいいんですよ。他人がそう思う状態になるだろうということが理解できている、ってことはもちろん大切ですよ。でも離れることによって自分がいろんなことに感謝できる状態になるなら、その方が多分いろんな意味で先々お互いのためになっているはずなんです。
人生の中で人の死を経験していくようになると、人の命がどんなに儚いものか。。。って感じることが増えてきます。でも、だからこそ生きている事はそれだけで素晴らしい。。。
生まれたてのセミを見て、あなたは「あ〜あと7日の命。。。」と見ますか？「さあいよいよ人生を謳歌する時が来たね！」と見ますか？
あと最近ネットニュースで読んだお話をもうひとつ。
アメリカでコロナで仕事をなくしたシングルマザーが拾った１ドルでスクラッチくじを買ったそう。その時の全財産は＄7.50。そしたら100ドル当たって「少し家計の足しにできるな」と思ったら１２歳の娘がその１００ドルを以前お世話になった撃たれて重傷をおい入院している警察官の治療代へ寄付しようと言い出したため寄付することにしたんですね。その警察官は以前その方のお姉さんが殺害されたときに親身になって調べてくれたそうでとても感謝していたんですね。で、そのシングルマザーが寄付をしたことに対して感動した警察の方が身元をしらべ経済的に困っているってことを知り、この話を広めてクラウドファンディングをしたんです。そしたら拡散され7月22日時点で、３万５０００ドル（３８０万ぐらいかな？）になったとのこと。。。
なんかね、このコロナでの富裕層の臨時収入が６０億ぐらいだとかで、どんどん格差が広がっているとかなんとか、っていうような記事も私同日に読んだんですけど、その臨時収入を得てラッキーと思っている人々が、このシングルマザーのような愛のエネルギーを拡散出来るだろうか？って考えたらどうですか？ いやいや世界はまだまだ捨てたもんじゃないですよ。ね。
コロナは人間にとっては大変ですけど、コロナウィルス自体は善も悪もなくただ存在してるもんなんだと私は思います。それがいろいろな状況からさまざまな作用が加わり現在の状況になってる訳で、これをどう捉えてどう行動していくかも私たちそれぞれ個人ひとりひとりにかかってるんじゃないでしょうか。。。ね。
Probably....life is too beautiful to miss even just one blink of the moment!!
たぶん。。。人生は一瞬でも見逃せないほど美しいもの。。。ですよね。
。。。でこんなん作ってみました。
『In the Eyes of the Beholder』です。今回はアブストラクト。
私は神様なんていない、なんて教えられて育ちましたけど、子供の頃からいつも思ってました。「誰も見てなくても、悪いことしたら自分は知ってるしすでにバレてる。」って。自分でない何かにはいつも見られてるような気がしてたんですよ。当たりでしたね。（笑）
日本語話して日本に住んでる私たちはそれだけでもラッキーですよ。頑張りましょ。
許します！ありがとう！感謝します！嬉しい！楽しい！大好き！愛してる！よかった〜！幸せ〜！ついてる〜！
そして私は決断する！！
それではまた〜
星影